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Stage1 自室

……ここはある町。そこにある一軒家の中で一人、目覚めようとする少年が一人いる……

???「……ん、朝か……」


清々しい朝がやってきた。新しい一日が始まる……


……あ、自己紹介が遅れちまった!俺の名前は「出口 探」、14歳の中学二年生だ。趣味は脱出ゲームをやることかな?まあ、とりあえず、俺の部屋から出るか……


ガチャガチャッ


出口「………あ、あれ?開かない;;」


ど、どういうことだ?なぜ開かない?…昨日鍵閉めたっけ?お、思い出せ…昨日を思い出せ!


出口「…そうだ!確か、俺が鍵をかけて、どこかにやったはずだ!今日日曜だし、母さんたちが早朝出かけるって言ったから防犯のために…」


…ん?母さんたちが出てって、もしかして俺……


出口「…この家に一人ぼっち?…」


…/(^o^)\ナンテコッタイ。助けが呼べないとか、どういう状況なんだよ;;いや、窓から出る方法もあるが、ここ二階だし……とにかく!


出口「ここから脱出しないとな!ゲーム感覚でいけるだろ!」


ゲーム感覚ならまずすべきことは……部屋を調べてアイテム入手だな!ん?アイテムって表現は変か?まあいいや。まあ部屋を見渡してまず気になるものは……


出口「……このタンスかな?」


タンスは全部で三つの引き出しがある。まずは上から……


ガラッ


……何も入ってなかった。まあ、脱出ゲームではよくあること。いつも冷静でいくぞ。で、次の引き出しは……


ガタガタッ


出口「……開かないな。」


よく見ると、鍵がありそうな部分に数字が横に四つならんでいるな。そういえばこんなのをタンスに取り付けてたな……0000と並んでいるから初期状態か?下にはボタンがついてるな。多分、押すと上の数字が0~9まで順番に変わる仕掛けだろう……今はヒントはないから後回しだ。最後の引き出しを開けよう。


ガラッ


……俺の衣服が入っているだけか。使えそうな物は見当たらな……


出口「……ん?隅っこに何か……」


……消しゴムだ。何かの役にたちそうだな。持っていこう。さて、タンスは調べられるだけ調べたぞ。次に気になるのは……


出口「俺の勉強机だな。机の上に何か紙が置いてあるぞ?」


なんかこの紙、鉛筆でぐしゃぐしゃに塗り潰したようなものが書かれているな。……さっき拾った消しゴムで消せるか?やってみるか……


ゴシゴシ……


……お、字が書いてある。ボールペンで書いてあるな。どれどれ……



絵画の裏



……絵画の裏?確かに俺の家には絵画があるが、裏に何か?とりあえず調べてみよう……


出口「……これだよな、絵画って……」


絵画に描いてあるのは富士山だ。山梨に旅行した時に買ったやつだ。いや、今は思い出を思い出さなくてもいいか…さて、裏には何があるんだ?


クルッ


……何もないな。でも、留め具があるから多分、中に……


パカッ


……お、紙切れだ!なんか左端に破れた後があるな。そして紙には二つの数字があるな。ふむ、「52」か。これはタンスにあった数字のパスワードか?でも破れているからあと二つがわからんな。それも探さないと……とりあえずこれも持っていこう。


出口「……そういや、机の引き出しには何が入っているんだ?確かめないとな。」


引き出しは二つ。まずは上から……


ガラッ


出口「……何も無しと。じゃあ下は……」


ガラッ


出口「おっ!孫の手発見!これは使える!持っていこう!」


というわけで孫の手ゲット!これは手の届かないところには役に立つな……これが使えそうなのは……


出口「……俺が寝てたベッドの下か?それ以外に隙間はなさそうだ。」


まあやってみるに限るか……


ガサゴソガサゴソ……


出口「……ん!なんか出てきた!……紙切れだ!しかも絵画の裏で見つけたのと似ている!」


そして番号も書いてある!番号は「70」だ。これをさっき拾ったのと繋げると……



7052



よし!7052だな!?これならタンスの引き出しも開ける!んじゃ早速……


カコカコカコカコ……カコカコカコ……カコカコ


……カチッ


……手応えあり!早速開いてみよう!


ガラッ


出口「……やった!鍵だ!これで外に出られる!よし、開けるぞ!」


……カチャ


……開いたぞ!外に出よう!





………よっしゃ!脱出成功!でも朝っぱらからこれってきついな;;……腹減ったな。朝飯食ってないからな。どれ、冷蔵庫でも漁ってみるか……



脱出成功   Next Stage……

……というわけで、始めちゃいましたよ!オリジナル!


主人公が脱出するという話ですが、よければ楽しんで読んでください!


出口「俺、また脱出しなきゃならねぇのか?;;」


そうなるね。まあ頑張ってね。


出口「……まあいいや!脱出好きだし!とことんやってやんよ!」


では、次回もお楽しみに!

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