残酷な現実と決心
僕は、その日も野菜を収穫した後村の中心にある市場に野菜を出荷し家へと帰った。
すると、家の様子が何かおかしい。獣のにおいと血生臭い匂いがする。僕は、不安になり家へと急いで走って行った。入り口は、壊されていて、中には、お母さんの食い漁られた死体があった。入り口からは、何かが引きずられたように、血の跡が家のそばの森へと続いていた。僕は、嫌な予感にかられ急いでそっちへと向かった。今日、兄は、街へと行って家にはいない。ということは…。
ここだ、繫みで血が止まっている。かき分け中に入るとそこには、やはり母の荒らされた死体があった。荒らし方的に、ただの野生動物ではないと確信した。魔物だ。はじめは、腹が減った野生動物かとおもったが違う。快楽のために、殺しを狩りを楽しんだような傷だ。「うぎゃあぁー」ぼくは、叫んだ。
ちょうど、兄が帰ってきていたようだ。泣き叫んでいると、後ろからそっと抱きしめられた。「無事で...、無事でよかった。何を見たかわかってる。無事でいてくれてよかった。」そう慰められた。日がだんだん沈んできた。悔しいし悲しいが今は、今日の夜をどうするかが問題だ。兄は、言った。一番近いサリーの家に泊めてもらおう。家族ぐるみの付き合いだから、事情を話せば大丈夫だろう。何より、あそこの家のおじいさんは、元王国騎士団の一人だし、頼りになる。あの家系は、騎士だからなといった。「わかった」僕たちは、急いで向かった。
コンコン
「はい」出たのは、サリーの兄だった。修行しているらしくがっしりとした体形だ。僕たちは、事情を話した。「そうか。少しの間は、ここで過ごすとよい。今後についても考えろ。」そう言われた。僕たちは、その日は、すぐ寝た。ぼくは、すでにどうするか決めていたので、兄のマークに頼んだ。「敵を取りたい、強くなりたい。だから訓練してくれ。厳しくてもかまわないから、できるだけ早く。」「本気ならいいだろう。実践方式で日が昇ってから、日が沈むまでやるぞ。」と言われた。ぼくは、了承した。
その日の夜、夕食のとき、兄が家を見てきた時のことを話した。すると、サリーの祖父は、顔色を変えて慌ててこんなことを言った。「ピーター、復讐は、あきらめなさい。奴は、この辺りに派遣されてきた魔王軍幹部の部下だ。戦うということは、魔王と戦うことになる。君は、若い命を対越になさい。」しかし僕は、「覚悟はできています。」そう答えた。すると、「なら、マークに勝てるようになったら、マークを連れて行きなさい。」「わかりました。」僕は、そう答えた。兄も僕の決断には、賛同してくれるようだ。
その時、サリーが口を開いた。「3人だけでいかないで。私も連れていって。」おじいさんは、止めようとするがその決心した顔を見ると「一緒に行ってきなさい。」といった。
次の日から、僕と兄は、訓練が始まった。サリーは、ある程度は、武術ができるので、仲間を探しに行った。
僕たちは本当に、魔王を倒せるのだろうか。そんな不安もあるが気にしないようにした。そして、僕は、これからのことを日記に記すことにした。




