情報収集
街道に出た私達は、ゆっくりと街道を歩みサープリノへ向かうのだった。
サープリノの町へ入るには、検問があり、そこを通過しなければ入れないのだ。サープリノの町へ入る道は、西側からは、この道しかなく、この検問が置かれている場所は、一方には、山がありその斜面を切り通して造られたため崖のような急斜面になっており、またもう一方は、とても深い渓谷になっている。そして、その間を王都以来見ることのなかった巨大な石壁の塀と検問部分のみ巨大かつ丈夫そうな門がずっしりと構えているのだった。そして、この町は、夜間の出入りが制限されており、その結果、町の人たちは、略奪などの襲われる心配をせずに暮らせているのだ。
その町に、用のある人や通り抜けたい交易人などで列をなしていた。
私達は、その列の後ろについた。そして、自分達の番がついにやってきた。目的、日程を答え簡単な荷物検査をされると通行することが出来た。
門を通り抜けるとそこには、煉瓦でできた煙突付きの家や木材製の巨大な納屋、柵に囲われた広大な農地に牧草地。そこには、昼間は、放牧されていたであろう牛や羊といった家畜たちが厩舎へと入れられていて牧羊犬が仕事をしているところだった。石材と煉瓦で作られた工房では、武器や防具、罠などが作られており、その金属音が響き渡っていた。中心へ行けば行くほど人通りは増え賑やかになっていった。酒場では、仕事を終えた人たちが酒を飲み合いコミュニケーションを楽しんでいる。
私達は、そんな町の中心付近の宿に入り、二部屋取ると各自自分の部屋に荷物を置き外にある荷車と馬を預かってくれる納屋に預けた。
僕たちは、旅行者で賑わう宿近くの食堂に入った。中には、たくさんの人がいたが空いている席を見つけみんなでそこに座り各自で、好きなものを食べた。
この街には、10日ほど滞在する予定だ。ここでも、情報収集をできる限りしたいとからだ。
私達は、食事をみんなが終えると、宿に戻った。部屋割りは、ピーター兄弟とサリー兄妹の二組が一つの部屋に、もう一つの部屋に、残りの人たちがもう一方の部屋という分け方をした。この分け方は、もともと知り合い同士という理由と、もう一つ、このグループのリーダー的な人たちが話し合いやすくするものだった。
部屋は、広く各部屋の中に、大小合わせ5つの部屋があった。寝室として使えるのが3つ、書斎のような部屋が中央に一つそして、寝室くらいの大きさの物置が一部屋あった。そこに、武器類や衣類などのよく使う荷物を置き、資料や紙などを書斎の机の上に置いた。各部屋2つのベットがあるが2部屋のみ使って、家族ごとで部屋割りを決めた。
その日は、この町での日程を決めるとすることもないので、みんなすぐに、寝てしまった。
次の日になり、みんな目を覚ます。身支度を済ませ、また、近くの食堂に行き朝食を取る。朝食を済ませると、ジョンは、周りの人に、話を聞いて回った。この先の詳しい状況を把握するためだ。サリーとピーターは、話を聞きながら、資料を集めていた。伝承などの載った本やこの辺の歴史地理などを調べ始めた。
たくさんの情報や資料が集まったので、その日は、食べ物を買い宿に戻った。
各自、自室で食事をとった後、僕たちは、一つの部屋に集まり情報交換した。そして、解散し、各自自室に戻りしたいことをした。あるものは、眠りにつきあるものは、日記をつけ、あるものは、資料を読み漁った。
すると、ある事実をとある本から知ることになるのだった。




