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第八話


そして 夜が明けた!


「ふぁーよく寝た」


手を上に伸ばしてボキボキと身体を鳴らす


「うわっ!」


ズルっと落ちそうになる、腰に巻いた蔦のおかげで落ちはしなかったがひやっとした.


「そうだ、木の上で寝てたんだった、びっくりした〜」


腰の蔦を解き下に降りる


「魔物の襲撃とかなくて良かった」


ストレッチしながら今日は何をするか考える


このままサバイバルしていてもしょうがないし、とりあえず他の人に会いたいなぁ


「まぁ、村とか街を目指しますか」


人里を目指し川に沿って山を下っていく


「朝は涼しくていいな」


昨日歩いた時より気温が低く歩きやすい、日の出からそこまで時間は経っていないようだ


「このまま進めるだけ進もう」


気温が上がったり、雨が降ったりしないうちに出来るだけ前へ進むために休憩も最小限で進む


「しかし、川があって良かったなぁ」


水分補給がすぐにできるのはありがたい



そして歩くこと数時間、太陽の位置も高くなり徐々に気温が上がってきた


「ふぅ、結構歩いたけどあんまり景色は変わらないなぁ」


途中に竹林があったけど季節が違うのか筍は無かった、秋なのかもしれない


「食べられそうな木の実とか探しながら歩いてるけど見つからないなぁ」


上を見ながら歩くとあるものが目に入る


「あの赤色は…」


すぐに木に駆け寄り、その木の実を採る


「リンゴだ…けどなんか長細くない?」


手に取ったそのリンゴは色は地球のリンゴと同じようだが形がにんじんのような形だ


「あ、匂いは良い」


匂いを嗅ぐと良い匂いがする、食べられそうな気がする


「食べてみるか」


その長リンゴを川で洗い皮を剥かずにかぶりつく


「味は普通のリンゴだ、ちょっと酸味が強いけど美味しい」


そのまま歩きながらシャクシャクと食べ進める


「固っ」


すぐに芯に当たってしまった、どうやら芯の大きさは普通のリンゴと変わらないようだ


「食べれる部分少なかったな」


残った芯を捨てて歩く



そして、数分後


「お、あれは道じゃないか?」


明らかに人の手が入った横道を見つける


「地面が踏み固められているし、横の枝も切られている」


これは、進んでみるしかないな、もしかしたら人に会えるかも


「よし、行くか」


木々の間の道を進む、地面が固められているおかげか歩きやすい


「こんなにしっかりした道だから獣道ってことはないとは思うけど」


すると木がない開けた場所に出る


「やっと開けた場所だ、あれ?あそこにあるのって…」


そこには怪しい洞窟の入り口があった。



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