表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。

裏ボス魔女の暇つぶし

作者: 小桜ここあ
掲載日:2020/02/03

実は私、戦闘描写苦手です。

なので違和感とか読み辛さがあったらすみません。

 私の名前はドロシー。一応この世界の裏ボス的な存在である。

 裏ボスの名に恥じぬようなチート技はいくつも持っている。

 時間停止だったり魔力無限だったり不老不死なんてものも持っている。裏ボスが不老不死で倒せないって勇者たち可愛そうだな…

 まあ、その勇者はここまで辿りつけないんだけれども。

 この世界には勇者と名乗るものが何千、いや何万といる。しかしその勇者たちは裏ボスの私の元どころかボスの元にすら到達したものはいない。

 私が裏ボスになった時からずっとだから…最低でも2万年くらい前からだ。

 そんなこんなで私は今日も裏ボスとして私専用のステージ「時の狭間」で勇者の到着を待っているのだが…


「暇だ…。」


 そう、時の狭間には私以外誰もいないし何もない。強いていうならば周りの風景が奇妙な感じで動いているくらいだ。しかしこれも2万年見続けたら無いも同然だ。

 もう時の狭間を飛び出してどこかに行こうか…でもここから出るには神に申請しなきゃいけないんだよな…だるい。そもそも暇だから、という理由で申請しても怒られるだけだろうし。

 ああ、暇だ……。

 その瞬間に時の狭間の扉が勢いよく開かれた。

 誰だろう。勇者はボスにすら到達してないけど…。

 そこにいたのは可愛らしい容姿をした女の子だ。見た目的には私と同じくらいの年齢だ。

 ああ、なんだ。


「なんだ、フィネか。」


 フィネはこの世界のボス的存在だ。実際に会ったことはないが私の飛ばした思念体が彼女のことを見たことがある。


「なんだとはなんだ!私は明日から裏ボスになる存在だぞ!」

「ふーん、どういうこと?」


 私は思ったことをそのまま口に出す。

 

「神にお願いしたの、私を裏ボスに昇格させろと。そしたらお前を倒したら裏ボスにしてくれると約束してくれた。だから私は貴方を倒す‼︎」


 この子、私が不老不死って知らないのかな。まあ、私はそれを教えてあげるほど優しくもないけどね。


 「で、私が負けたら裏ボスの座を譲れと。」

「そういうことだ。ついでにボスの代役がいないからそれよろしくって神が言ってたぞ。」

「私が勝ったら?」

「…そうだな、私がお前のためになんでもしてやろう。」

「へぇ。その条件乗ったわ。それじゃあ始めましょうか。」


 それを聞くや否やフィネは私に魔法を躊躇なく放ってきた。普通なら当たった時点で即死レベルの奴をだ。ま、私は死なないけど。

 そんなことを考えながら私は時間を止めた。

 その瞬間フィネはもちろんフィネが放った魔法も何もかもが止まった。動けるのは私だけだ。

 それを確認すると私はゆっくり歩き始めた。

 向かう先はフィネのところだ。

 途中にフィネの魔法があったら触れて魔法を消滅させる。

 どうやら時間停止中に物に触れると時空に歪みができて触られたものは消えてしまうらしい。

 私は魔法を4、5個消したところでようやくフィネの元にたどり着いた。

 さて、どうしましょうか。この子に触れれば私の勝ちだけれどもそれではつまらない。

 私はフィネの後ろに回り込んで時間停止を解いた。


「消えた!?どこにい…」

「動かないでね。」


 私はそう言って後ろから抱きつくような形でフィネを拘束する。

 そしてゆっくりと異次元から取り出したナイフをフィネの首に当てる。


「そんな子供騙しのナイフで…」


 フィネが何やら勘違いしているようなので私はナイフを持った手に軽く力を入れた。

 その瞬間、フィネのHPが一気に減り、危険区域レッドゾーンに突入してしまう。

 魔王がスライムを軽く叩いただけでスライムは瀕死、あるいは死んでしまう。

 それと同じような感じだ。


「…ごめんなさい。」

「ん?別に貴方は何も悪いことしてないでしょ。」

 

 戦意消失しちゃったか。でも初めて圧倒的な力差を経験したんだし当然かな。

 

「ごめんなさい。ごめんなさい。殺さないで…。」

「別に私は貴方を殺すつもりはないよ。」


 その後私は彼女の耳元で


「約束通り言うことを聞いてくれるなら。」


 と付け足した。

 彼女は恐怖が最大値に達したのかその場で気を失ってしまった。






「さて、これからどうしようかな。」

 

 私はそう呟いて気を失ってるフィネの方を見た。

 ずっと暇だった私にとって彼女はとても大切な存在なのだ。彼女がいるだけで私は退屈という地獄から抜け出すことができる。

 だから…


「簡単には放さないよ。」


 彼女の髪をそっと撫でながら私はそう呟いた。

私はこういう曖昧な終わり方も好きなのでこんな感じで完結させました。

この後2人がどうなったのか考えてみてください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ