表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夜もすがら君想ふ  作者: 山田泰汰
2/2

懐かしい街とおにぎりの味

「ん・・・」


目覚めるとそこは畑の多い田舎?だった。


車に揺られいつしか心地よくなり寝ていたみたいだ。


田舎といってもここは東京。神奈川県との県境に位置する『町田市』は元々は神奈川県の街だった。


自由民権運動が活発化すると同時に活発化を抑えるため明治政府は多摩地域を東京都として編入した。今でも自由民権資料館など、活発だったころの残りが多く残っている。


「久しぶりだな。ここに来るのも」


なぜ俺がこの町田に来たのかというと祖母がこの町に住んでいるというのが一番の理由。もっと詳しくいくと祖母に手伝いを頼まれたため父親とともに向かっていた。


「にしても手伝いって何なの?」


運転している父親に後ろから話しかける。


「ん?あぁ。なんかおじいちゃんの遺品を整理してほしいみたいだよ」


祖父は去年亡くなった。急性心不全だと俺は聞いている。


「そっかー。整理...ねえ」


俺は表面上は納得し、詮索は避けた。


 それからしばらく車に揺られていると、ウィンカーを切り交番の近くのコンビニの駐車場に進入する。バックで駐車するとエンジンを切り後ろを振り返る。


「なんか買っていくか」


その言葉を聞くや否や俺はシートベルトを外しながら答える。


「うん!」


 買い物をすまし、また車に乗り込むと手早くビニール袋からおにぎりとお茶を取り出し助手席にビニール袋を置く。そしてシートベルトを付けレッツゴー。


「うん。おいしいな」


いつも食べるおにぎりの味は変わりなく、とてもおいしい。


このころの俺はとても吞気だった。この後の片づけがどのぐらい大変なのかも知らずに・・・

ここまでご覧いただきありがとうございます。

不定期更新になってしまい申し訳ござません。

これからは定期的に更新できるよう頑張ります。

   山田泰汰

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ