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水の聖者~20の柱~  作者: 森川 悠梨
序章 世界の誕生、辺境の街
1/33

冒険者の街ラージ

 この世界に創造神は存在しない。


 ……いや、正確に言えば存在()()()()と表現するのが一番正しい。


 なぜなら、この世界のバランスを保つための柱をすべて揃えると、その創造神は一時的に力を失い、どこかの地に封印されてしまったからだ。


 世界の始まりは、暗闇からだった。何も無かった。


 音も、光も、風も、生物も、空間さえも。


 ただし、創造神が20の柱を作り上げ、どこかの地に封印された後の、その『世界』は美しかった。


 天、地、時、雲、風、森、火、光、影、水、命。


 そういった様々なものが絡み合い、新たな命が生まれ、増え、そして次の世代へ。


 それを何度も何度も繰り返した。


 20の柱――聖族こそが、世界で一番最初に生まれた存在だった。

 そして彼らは不老の存在だった。決して寿命が尽きることはなく、知性溢れた種族。


 20の柱には、父なる存在がいた。


 創造神――暗闇から生まれた世界の父親である。

 そして母親は、その父親が生み出した人間――才を持つ子(シャラスト)――である。


 20人。それが、20の柱とも呼ばれる異母の兄弟姉妹である。


 直接的な血の繋がりはなくても、彼らはとても仲が良かった。それは、互いが互いの性格を理解し合った個性豊かな存在だったからこそであろう。


 そして世界が生まれてから約5億年が経った頃。

 兄弟姉妹の中でも好奇心が旺盛な末っ子が、進化を果たして自分達の文明を築き上げ始めた人類に興味を示すようになった。

 好奇心旺盛なだけあり、兄姉たちにそれぞれ魔法や興味のある武器の扱い方を弟子入りするような形で教えてもらい、様々な知識を得て賢者とも呼べるような存在となった頃に、だ。


 まだまだ知識を追い求めて前進をやめない末っ子は兄姉たちや母親にとっては好ましいことではあった。

 だが問題は、末っ子が人間との交流を始めてから発覚した。


 末っ子は、人を信じやすい性格だったのだ。


 今まで決して仲間を裏切ることなどない聖族と生活をしていたのだから、この問題は末っ子に限らず聖族全員にあった。

 そのため末っ子に釣られるようにして他の聖族たちも正体は隠したまま人との交流を始めた。


 当然の如く文明は聖族より進んでいないが、それでも面白い文化があったためにいくつか導入してみたり、あるいはその交流を経て言語を覚えたりと、有意義な生活を送っていた。


 だがしばらくして人は嘘をつく生き物だと全員が理解した。それ故、人の言動には敏感になり、人との交流も少なくなったのだ。

 しかし末っ子の人を信じやすい性格は変わらず、聖族の中でもトップの1人であるその末っ子を、聖族の仲間はヒヤヒヤしながら見守っていたのだ。


 なぜ止めないのかと言えば、末っ子の好奇心は誰に求められないと皆が理解していたからだ。


 しかし末っ子も馬鹿ではない。

 根拠がなければ人を信じないし、相手が悪意のある嘘をついたならそれ以上関わることはない。


 それに明るくて優しい性格だったが故に周りに好かれやすいのか、末っ子には人の友人が多かった。


 人族、獣人族、小人族、巨人族、エルフ族、ドワーフ族、魔族、妖人族、妖精族。

 少なくともその中の1000人以上は友人……仲間として認識していた。


 だが優しい性格で好かれやすいとは言っても、敵には決して容赦しない。

 人間とは違って聖族は敵に情けをかけないのもある。


 ある程度情が残れば話は別なのだろうが、それでも末っ子は、仲間だと思っていた人間の何人かに裏切られ、商人などに売られそうになったところを容赦なく切り落としたことがある。


 それも一度や二度では無い。これまでに何度も裏切られ、辛い思いをしてきた。それでも人との交流をやめないのは、それだけ人に対する愛着があるからか、あるいは人と関わること自体が楽しいからか。


 その答えは本人にしかわからないというのは、今更であった。





 ―――――――――――――――――――――――





 人々が街や村、更には国を作り始めそれぞれの文化や技術が発展してきた頃。

 西大陸の南東側、世界一の広大さを誇る迷宮区と化した森が存在していた。


 周りとは違う空気を放っており、人は滅多に近づけない。なぜなら、人を寄せ付けないよう高ランクの魔物が放たれているからだ。


 ただし、あくまでこの時代の人の感覚で、である。


 当然と如く、末っ子――アルスレンド――が『シノン』として生きることになる数十億年後の未来よりも人々の戦闘技術は劣っているため、魔物のランクも数段階高い。


 それは、ようやく魔法が世界中に広まった今でもそうだ。例えば、初心者にも優しいはずのゴブリンはFランクとなるのがEランク、中級者でも油断すれば死亡するソルジャーアントやオークもDランクではなくAランク。


 といったように、魔物の数がまだ少ない分人々の脅威というわけではないが、少なくともあまり魔物を相手にはしない。


 そしてこの森――数十億年後で言う警利の森――では、そんな高ランクの魔物が跋扈していた。

 森の周り、浅い所ではBランクの魔物、少し奥に行けばAランク、更に奥に行けばSランク、中心部分にはSSランクの魔物がそこら中にいるのだ。


 それは今も昔も変わらなかった。


 この森にいる魔物は聖族により生み出された生き物なので、森の主である聖族には決して襲いかからない。むしろ魔物にとって聖族は敬うべき存在である。


 そのため、1人の子供が森の中にいようと魔物は襲いかからないわけで……。





水狼エクロス、頼む」

『はいはーい』


 少年の肩に留まっていた、体長20センチほどの白い狼は、背中に生えた白い翼を羽ばたかせて空へと舞って行く。

 そして……。


『主、私も行ってまいります』

「ああ、頼む」


 そう言って、金色の長い毛を揺らしながら9本の尾を持った狐は森の中へと消えていった。

 そして最後に残ったのは少年の右腕に留まる雷鳥サンダーバードのみ。


「極夜、行こうか」

『うむ』


 体長1.5メートルの銀色の鷲は、少年の言葉にうなずき飛び上がる。


 そして少年は、美しい白銀の髪を揺らしながら走り出した。そこには狼の耳、腰には同じ色の狼の尻尾がある。

 腰に取り付けられたベルトには2本の双剣、尻尾の右側にはミスリルでできた短剣が収められており、その他の武器や防具の類は一切ない。


 見た目の年齢は15歳くらいで、幼さの残る顔立ちは整っており、人を引きつけるような透き通る青色の目は、子供とは思えないほどの知性溢れた輝きを持っている。


 彼の名はアルスレンド。

 聖族のトップである聖神――20の柱の末っ子で、水を司る神の眷属の1人だ。


 彼は人では及ばないほどの強さを持っており、空の王者とも呼ばれている鷲の魔物――極夜――に負けないほどの足の速さで森を駆け抜けていく。


 これは後に、“青の獣は水中を駆け抜ける”と語られることになる。




 冒険者の街ラージ。これが、現在魔の森と呼ばれている広大な迷宮区の近くにある街の名前だ。

 冒険者の街と呼ばれるだけあり冒険者の数は多く、質も高い。人口は20万から30万ほど。


 近くには高ランクの迷宮区が広がっており、辺境であるということもあって強い魔物と戦っている冒険者の質は自然と上がる。

 それでも迷宮都市として発展しないのは、魔の森自体が広大すぎて国境を跨いでいるため、街が作れないからである。


 それに、迷宮区の魔物が強力すぎて人の作る結界では魔物の侵入を防ぎきれず、街に被害が及ぶ可能性が高い。

 そのため迷宮都市ではなくあくまで冒険者の街として発展してきたのだ。


 アルスレンドはそんなラージに昔から通っており、今では高ランク冒険者として有名人となっている。

 長命種の才を持つ子(シャラスト)としても有名で、昔からこの街の象徴としてこの国でも名前が広まっていた。


 アルスレンドの右肩には常に極夜が留まっていて、時々餌付けをしようと多くの住民が寄ってきたりする。


 彼は聖族で、見た目の年齢をある程度コントロールできる。つまりは体の調節ができるのだが、アルスレンドの場合は6歳から15歳の範囲が限界で、それ以上は成長できない。


 彼のその見た目からこの街に来たばかりの冒険者などには嘗められ、そして絡まれやすいのだが、言葉で牽制するより体で体験した方が教育になるとばかりにアルスレンド絡みの喧嘩は見物となっている。

 稀に、SSランクの魔物である雷鳥サンダーバードの極夜は、人にある程度懐いているという噂を聞くや執拗にアルスレンドへ極夜を寄越せとまで言ってくることがあった。


 しかし億単位の付き合いがある主から離れるなどという選択肢は皆無らしく、そういった輩はアルスレンドがどうこうする前に極夜がその足で蹴り飛ばすというのもまたこの街では名物――あくまで住民の目線――となっている。


 そしてアルスレンドが街を歩いていると、馴染みの店から様々な声が掛かる。


「よう、アルスレンド。串焼き食べるかい?」


「アルスレンド! 唐揚げ、いかが?」


「はい、毎度ありがとうね。蒸し芋だよ」


「おお、今日も来たか! サンドイッチ食べないか?」


 街に建てられている屋台の食べ物を食べながら、アルスレンドはギルドへとゆっくり向かっていった。

 高ランク冒険者として馴染みの冒険者や人は多い。そのため、彼に対する勧誘は少なくない。とは言っても悪い意味ではなく、アルスレンドも少々面倒だとは思うが悪い気はしない。

 高ランクであるが故に協力をしてほしいというちょっとした要請の一環だ。


 昔からの馴染みがあるこのギルドでは、アルスレンドのことを慕う冒険者は多い。ギルド職員とも馴染みがあり信頼も寄せているのだが、彼は今まで指名依頼を受けたことがない。


 何故なら、自由奔放だからである。


 特に人々に影響がなさそうなら放っておくのだ。

 ギルド側としても、誰よりも長生きをしているアルスレンドに無理を言うわけにもいかず渋々引き下がるのだが、彼が大丈夫と言えば人々に被害が及んだことがないためその辺りは絶大的な信頼があった。


「あ、アルさん。いらっしゃい」

「アルさーん! こんにちはー!」

「ちょ、ちょっとハナ。アルスレンドさんに失礼よ」

「アルさん、今日も依頼ですか?」

「わあ、アルさんだ! お久しぶりです!」


 ギルドの受付嬢というのはそれなりに顔が整っている女性が選ばれているので、当然冒険者たちの人気がある。

 朝は依頼を受けに来る冒険者が多いのでごった返しているのだが、そのピークも過ぎて今は中にいる冒険者の数も少ない。


 だが少ない数の冒険者はいるのだ。

 3分の2はアルスレンドを慕っている冒険者、残りはここ数日でこの街に来たばかりの冒険者。

 数日ぶりに街へ来たアルスレンドを知らないその残りの冒険者たちに、受付嬢から人気がある彼に嫉妬の視線が向けられないはずもなく。


「おい、なんでテメーみたいなガキがラムナちゃん達の人気集めてんだよ」

「おら、ちと顔見せろや」


 3人組の冒険者の男達が、普段から外套の頭巾で覆われている頭に手を伸ばす。しかし。


「グルルッ!」

「いてっ! 何だこの鷲!」


 アルスレンドの肩に乗っている極夜の嘴によって手をつつかれるのだった。

 今はアルスレンドの魔法によって普通の鷲と同じ色になっており、彼らがこの鷲はSランクの魔物である雷鳥サンダーバードだと気づくはずもない。


 しかしこの街では有名な極夜は、ラージ出身の冒険者はそれを知っているため、周りからは嘲笑の声が聞こえる。


「な、何だよ! 何がおかしいんだ! 俺達はDランクパーティ『黄金の刃』なんだぞ!?」


 リーダー格の男がそう叫ぶも、冒険者たちの嘲笑が止まることはない。更には受付嬢たちまでもが苦笑を浮かべ始めた。


「おらおら、何だお前ら? アルスレンドさん! 極夜の正体見せてあげてくださいよ!」

「そうよそうよ。たかがDランクで威張っちゃってさ」

「アルスレンドさんに対して生意気だぞ!」

「謝れー!」


 ブーブーと冒険者の声が響く中、リーダー格の男は怒りか羞恥か、顔を真っ赤に染めて八つ当たりをせんとアルスレンドに殴りかかる。しかし……。


「なっ!?」


 身長200センチほどの筋肉を携えた大柄な男。

 身長160センチほどのほとんど筋肉のない小柄な男。


 見れば誰もが勝敗は明らかな程に圧倒的な体格を持ちながらも、アルスレンドに絡んだ大柄な男の、思い切り力を込めた右手の拳は小柄な男の左手だけで受け止められる。


「ははっ! さすがアルスレンドさん!」

「やっちゃえーい!」

「自業自得だな」


 周囲から子供のような、そんな様々な声が響く中、男達はあまりの驚愕から動けずにいた。


「ふーん……まあ自慢するほどではあるか」


 アルスレンドはそう呟くと、男の右拳を身を翻して力を後ろの方向へと流す。そしてすかさず右腕の肘をその首筋へと叩き込み、男は瞬時に気絶した。


 後ろにいた男も我に返って襲いかかってきたが、同じようにして眉間や鳩尾を殴って地面へと縫いつけてやった。


『おおー!』

「ははあ、やっぱりアルスレンドさんは強いや!」

「勝てるわけないのに馬鹿よねえー」

「けどこの街に来たばっかなんだし仕方ないんじゃない?」

「いやー、見させてもらったー。今日休みにして良かったよ」

「確かにな。寝坊して良かったー」


 この街の名物と言われるだけあり、アルスレンドに絡んだ冒険者が彼に返り討ちにされるというものはこの街の冒険者たちにとって見物でしかない。


 アルスレンドはただ溜息を吐いて依頼掲示板を見て、目に留まった依頼書を剥がして近くのカウンターへと向かう。

 彼が目の前に来ると受付嬢は笑顔になるが、他の受付嬢達には羨望の視線が向けられていた。


「いらっしゃい、アルさん」

「ああ。これで頼む」


 そうしてアルスレンドが渡したのは討伐依頼だ。Aランクの魔物、すなわちバイコーンの討伐である。


 バイコーンというのは一角獣ユニコーンの亜種と言われる馬の魔物だ。体長は2メートルほどで、重さは1匹でも500キロにもなる。


 一角獣が頭に1本の角を生やしているのに対してバイコーンは2本の角を持っている。

 そして一角獣が純潔を司るのに対し、バイコーンは不純を司ると言われ、凶暴で退治するのが難しいとも言われる魔物だ。


 群れで行動しているので、今回のアルスレンドのように単独ソロで討伐しようなどという輩は普通なら馬鹿だと言われるだろう。

 しかしそれを単独ソロで受諾しようとするのは、今はアルスレンドだけなのだろう。


「さすがですね。やっぱりAランクの魔物の討伐はアルさんにしかできないんじゃないですか?」


 言外に、もっと腕を上げてくれと他の冒険者へと伝える受付嬢。しかしそれを理解したアルスレンドは苦笑を浮かべて返事をする。


「それは言い過ぎだろう。まあ、集団だからAランクパーティが3つくらいあればいけると思うんだが」


 嫌味ではなく本心からの言葉で、それを理解した受付嬢は首を横に振る。


「確かにそうですけど、さすがに群れですから苦戦はしますよ」

「ちょっと感覚がわからないな……」


 アルスレンドは人ではないので、人の感覚がよくわからない。それを理解しているからか、受付嬢は薄く笑ってすぐに業務へと戻る。


「あ、すいません。では、バイコーン討伐ですね。頑張ってください!」

「ああ、ありがとう」


 受付嬢としての営業スマイルではなく自然な笑顔を向けられ、アルスレンドも自然と微笑んで頭巾の端を持ち上げ、しっかりと彼女の目を見る。

 それを見た受付嬢達は彼の笑顔に釘付けになり、そして同じように彼を慕っている冒険者やその他の冒険者からは、嫉妬や羨望の視線を向けられるのだった。


 そんないつものようなやり取りをした後、アルスレンドはギルドを後にする。


「さて、極夜。平原に行こうか」

『グルルルゥ』


 極夜は喉を鳴らして主の言葉にうなずく。アルスレンドはそんな極夜の喉を掻いてやりながら、街の門へと向かっていった。


「あ、アルスレンドさん。こんにちは。依頼ですか?」


 今ではもう馴染みとなった門番である警備兵に話しかけられ、アルスレンドはギルドカードを渡しながらうなずく。


「ああ。ちょっとバイコーンの討伐にな」

「へえ、バイコーンですか……そう言えば最近街道に出てくるらしいですね」

「らしいな。商隊も困ってるとか。まあ、Aランクの魔物がいくら集まったところで、特に問題はないんだが」

「いやいや、ありありですよ。アルスレンドさんだからこそ平気なんですからね?」

「……ま、それもそうか」

「そうですよ。はい、通って大丈夫です」

「ああ、ありがとう」


 警備兵からギルドカードを受け取り礼を言うと、アルスレンドは極夜にかけていた魔法を解く。すると極夜の体の色は白銀へと染まり、その立派な姿を晒した。


「やっぱカッコイイですね。羨ましいですよ、雷鳥サンダーバードを従魔にできるなんて」

「……まあ、小さい頃から育ててるしな。従魔と言うよりは友人だ」

「なるほど。では、気をつけてくださいね。……もっとも、アルスレンドさんにいう言葉じゃないと思うんですが」

「はは、まあ俺だって油断すりゃ危ないしな。けど、ありがとう。行ってくる」

「はい、行ってらっしゃい」


 そんなふうに会話をしてから、アルスレンドは門を抜けて街道を歩いていった。

▶ 主な登場人物


○ アルスレンド、男、年齢不詳


才を持つ子(シャラスト)、聖族、白髪に青い目を持つ子リ・ミ・レイヴァ・クラント片目シュイ


好奇心旺盛で基本誰にでも平等に接する。しかし繊細で傷つきやすい。一度仲間として認識されれば、その絆を大事にしてくれる。

聖族――おそらく人類でも――の中では一番知識を持っていて尚且つ頭の回転が早い。


水狼エクロス、雄、年齢不詳


水神の分身


白翼狼のような姿をした獣。白銀の毛並みに同じ色の美しい翼を持っている。アルスレンドと心が通じており、魔力で繋がっている。


白夜びゃくや、雌、年齢不詳


九尾狐


アルスレンドの従魔兼友人の1人……否、1匹。9本の尻尾に金色の毛を持つ狐の魔物。ランクはS。

優れた戦闘能力と知性を持っている。右目が赤色、左目が金色のオッドアイ。


極夜きょくや、雄、年齢不詳


雷鳥サンダーバード


アルスレンドの従魔兼友人の1人……否、1匹。銀色の羽に1.5メートルの体長を持つ鷲の魔物。ランクはS。

優れた戦闘能力と知性を持っている。ある程度人に懐きやすい。

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