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五百禁軍の姫  作者: 白楠 月玻
三章 微笑む蓮と黒い槍
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三章 [16]

「さて、それでは引き続き会議を行いましょうか。最近の軍の様子はどうですか? 僕の隊は、今のところ異常なしです」


「うちもよ。みんな普通に見えるわ」


「オレの歩兵部隊は、二十人前線に送るよう言われて選抜してるとこだな。明日には名簿を作って見せる」


「わかりました。飛露は?」


「最近の若者は、怠け癖があって困る。あと、矢を無駄遣いするのが――」


 飛露はそう言うが、彼が厳しすぎるのだ。


「いつもの事ですね。異常なしでよろしいですか?」


「……うむ」


「では、志閃のところは――?」


「昨夜、俺んところにも人が来た。回復系、補助系の人を前線に回すよう指示されて、今朝十四人前線に送った。メンツは、会議前に王紀に渡した通り。代わりに別軍とか、研究機関から人を借りるように手をまわしてるけど、帝の近くには配置させられないし、少しその辺は弱くなると思って。優秀な後衛仙術師はもうかなりの人数前線に回されちゃってるから、借りれた人の能力もそこそこだし。

 水蓮ちゃん欲しかった。昨日、水蓮ちゃんに治療してもらったけど、鍛えれば秋夕(しゅうゆう)ちゃん並みの回復術が使えると――」


「往生際が悪いですよ」


 王紀が冷たく言った。


「では、次――」


 王紀が次々に議題を上げていき、それを五人の将軍で話し合う。

 志閃は終始はぶてていたが、そのおかげかいつもより話し合うことは多かったにもかかわらず、速やかに案件を片付けられた。

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