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『4』体の骸。 A man who wants to die is like a man who is already dead. (12)
そしてサタンは『創世』する。
アミーがはじける、その直前へ。
「西園寺洋介っ!」
僕は神の拘束を解いて、元の世界へ戻る事が、出来ているようだ。
「アミー!」
彼女は僕に飛びついて、僕の生存を確認する。
「突然ッ…消えちゃったから…私…」
「な、泣くなよ…」
再会を喜ぶ暇もなく。
神はその姿を消した。今、目前にあの男の姿はない。
「さて、まだ『仕事』が残ってる、アミー。『神』という概念は僕こと『サタン』によって『普通』に『破壊』された。だから」
「今度は僕の手で、世界を統べなきゃならないみたいだ」
「行ってくるよ」
そう言って、僕はかの天使の大群に向かって。
全てを前にして。
絶叫する。
「生きとし、生けるもの!皆、聞いてください!」
「『神』なる存在は、地獄の『大悪魔』、こと僕が!」
「『破壊』しました!」
「だから皆さん、これからは、全てを僕が『征服』します」
「抵抗するなら、してください。僕を『殺して』戦ってください!」
「最後に!」
「絶対の約束が、一つ!」
「皆、『普通』に」
「生きてみろぉ!」




