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低気圧の詩
胸が苦しいのは君の事を考えているから。
指先で感じたい噛み癖は、今はもう痕を残さない。
夜明けまで見た映画の続きは、一時停止で待機したまま。
眠気をこらえていつまで耐えられるのか、正直な身体の潜在能力が試される。
匂いと味だけが喉の奥にまだ残っていて、湿度の高い部屋のようだ。
触っても熱くない炎が全体を覆い、まったくもって爽やかではない風を吹かす。
それらが私に押し寄せてくるのは、雨が降っている証拠といえる。
胸が苦しいのは君の事を考えているから。
指先で感じたい噛み癖は、今はもう痕を残さない。
夜明けまで見た映画の続きは、一時停止で待機したまま。
眠気をこらえていつまで耐えられるのか、正直な身体の潜在能力が試される。
匂いと味だけが喉の奥にまだ残っていて、湿度の高い部屋のようだ。
触っても熱くない炎が全体を覆い、まったくもって爽やかではない風を吹かす。
それらが私に押し寄せてくるのは、雨が降っている証拠といえる。
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