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二人の誓い、出発。【後編】

「「…どんな時も、嬉しく涙が溢れ出るその時も、怒り狂い我を見失いそうなその時も、悲しくてひとりで辛く泣くその時も、病で身体が蝕まれるその時も、健やかなるその時も、お金が無く貧しいその時も、共に笑い、怒り、泣き、皆で寄り添い、敬うことをここに誓い、共に死ぬその瞬間まで、全てを守る事をここに宣言する!!」」


そう言うと、2人の内側から淡い光の様なモノが溢れ出す。その光は、澄み渡る青空のような光を放っていた。

やがてその光は、徐々に弱まりそのまま消えてしまう。その光が消えると同時に淡いオーラを纏った短剣がふたつ、2人の前に現れた。その短剣をそれぞれ持つと、次の瞬間ーーーーとてつもない大きな光が2人を包む。


「貴方に誓う。この力で全てを守り、取り返すと。」


葉月がそう言うと、次に零が口を開く。


「貴女に誓う。この力で寄り添い、心の支えになると。」


零がそう言い終わると、大きな光はやがて消え、短剣がサラサラと、砂のように消えていく。この一連の言動や現象は2人の決意の誓いを表したもの。やがて全て消えてしまい、そしてーーー


「…よし、行くぞ、零。」


「…あぁ、俺たちの為に、そして…あの人の為に。」


「…うむ。」


零は葉月の顔を見やる。葉月のその顔は、自信と、決意に満ち溢れていた。葉月が歩き出すと零は、その背中を見つめ、


(…やっぱり、"あの人"の為にも、俺はこの人を守らないとな…)


零は、その思いを胸の内に秘め、葉月のもとへと歩き出した。

お久しぶりです。色々あってやっと更新できました。

ゴールデンウィークという名の10連休がやって来ましたね!皆さんは、どう過ごしますか?私の場合は、この物語の続きを、沢山、紙に書き写して、どんどん更新したいですね〜。


ところで、自分で言うのも何ですが、今回のこの話は、葉月と零の出発前の誓いですが、なんかカッコイイですね〜!!私もやってみたいですが、さすがに恥ずかしいです笑


さて、今回も読んでくださった皆様!いつもながら、誠にありがとうございます!次回、新キャラクターが何人も出ますので、是非、次回も読んで頂けたらなと思います!

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