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プロローグ


少年、少女。君らに問おう。この現代の世の中に妖などと言われる者達が存在する事を君らは信じるかい?


まぁ、殆どの少年、少女は信じないだろう。


実際、妖とされる類いの者達が現れたなんて話はニュースにも新聞にも載っていない。


だがね、君らの中にはごく僅かに信じる者もいる。


…え?妖なんて存在したら、この世の中はどうなるんだ、だって?

ははっ、その疑問はこれから話す物語で解決するだろう。


まぁ、それはさておき、本題に入るとしよう。今から話すこの物語は、とある少年、少女達がある一人の不老不死の少女と妖達に翻弄される物語さ。

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