設定(2)
牙○のパクりとか言わないで
・魔奏戦士
泉の女神によって選ばれたアルデバランの秩序を守る戦士。
古くに魔音を悪用する者の抑止力となる存在として生み出された。
魔奏戦士に選ばれるには純粋な心と確固たる意志を持たなければならない。
魔奏戦士になると特性の魔楽器と奏甲を召喚する権利が得られる。
秩序の番人として、正義の為に戦わなければならないが、ごく稀に闇に堕ちる者もいる。
その場合は泉の女神が奏甲を召喚する権利を取り上げる他の魔奏戦士が討伐しなければならない。
しかし、前者の場合は対象の魔奏戦士がどうしても闇に堕ちざるを得ない事情があると、泉の女神が権利を取り上げないこともある。
魔奏戦士は四つの大陸に十数人はいる。
・泉の女神
魔奏戦士を支援する存在。
姿形は誰も知らない。ただ、魔奏戦士に選ばれる際、泉に呼ばれるのと、声が女性ということで現状、泉の女神の呼ばれている。
泉の女神がいる泉は少なくともアルデバランではないらしい。
魔奏戦士曰く、別次元にあるとのこと。
・奏甲
魔音の込められた鉄を泉の特別な水を使用して作った鎧。
通常の鉄に比べて、魔音の力を生かすことができる。
しかし、奏甲は人智を越えたオーパーツであり、いくら魔奏戦士であれ、短時間の使用でも肉体に過度の負担をかける。さらに、長時間の使用になると、奏甲が装着者の肉体と一体化してしまい、鋼の怪物となってしまう。
そのため、そのままの使用だとまともに戦えない。戦えても僅か20秒が限界。
だが、浄歌が流れているとその負担を軽減することができ、戦闘時間が平均、90秒まで伸びる。さらに奏甲の力を最大限に発揮させることができるようになる。
・浄歌
人間の心を浄化する歌であり、魔奏戦士にとって奏甲の力を最大限に発揮させる為の切り札(Joker)。
清らかな心を持つ者(歌い手)が歌うことでやっと効果を発揮する。
悪しき心を持つ者に聴かせれば改心させることができる。
しかし、歌異人の場合は聞く耳を持たないため、効果が薄い。そのため、浄歌の力を込めた魔奏戦士の攻撃が必要となる。
因みに歌い手は清らかな心を持っていなければならないが、その他にも条件があるらしいが、その条件は未だに判明されていない。
・ファントム
アルデバランを支配しようとしている悪の秘密結社。
悪しき魔奏で人間を歌異人に変身させ、尖兵として操っている以外は謎に包まれており、まさに幻のような存在。
ただ、アルデバランの秩序を乱していることは確かであり、魔奏戦士の討伐対象となっている。
・歌異人
人間に悪しき魔奏を聴かせた結果、怪物に変身した姿。
耳が無く、音を聞くことができない。
声を出す為の声帯はないが何故か叫ぶことはできる。
歌異人の肉体は悪しき魔音で形成されており、強靭な力を発揮することができる。
常人ならその悪しき魔音に耐えきれず、理性を失うが、悪人の場合なら、歌異人の力を制御できることがある。
一応、通常の魔奏と浄歌のない奏甲でも対抗はできるが、その場合は変身者の命は保証できない。
一部の魔奏戦士は歌異人の変身方法と魔奏戦士の装着方法が似ていると囁いているらしい。