表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

顔から産まれた男

作者: カフカ

初投稿ですが、思い付いたので、書きました。お恥ずかしい限りです。どうか読まないでくれると、嬉しいです。

橘邦夫は今日も朝早く起きて、鏡に映る自分を見た。7歳から続けている彼独自の習慣である。非常に美しい顔立ちで、生まれてきた彼は、現代の光源氏だと邦夫の母は彼を溺愛した。

今日は、会社面接で、いつもより引き締めていかねばならないと、ネクタイが言った。

ズボンは俺には微妙なシミがついているから、そいつを履いていけと言った。背広はバッチリ埃も付いていませんぜと自信満々に言った。

衣類から祝福される事から彼の1日は始まるのだ。

面接が始まって、邦夫は礼儀良く応じていると、面接官のおじさんが、厭らしい目を向けてきた。女性の面接官も邦夫にその視線を浴びせる。早速邦夫におの顔に見惚れたのだ。

当然内定を貰えたが、邦夫はそれを破り棄て、首を吊って死んだ。


白紙の遺書が、残っただけだった。


いう事があれば言ってください。所詮、道楽ですから。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ