見えない君へ
初めて「好き」を伝えたとき、
”ありがとう。でも、貴方が大人になったときに答えてもいい?”
なんて泣きそうな顔でいう君。
大人って何時になったらなれるの?
子供って何時になったら終わるの?
その問いに、君は曖昧な返事しかしなかった。
僕はもう「大人」になれたかな?
返事をきいてもいいのかな?
君は今何処にいるの?
会いたい。・・・・会いたいよ。
返事・・・、まだ聞いてない・・・・。
君が見えなくなってもう何年経ったんだろう?
きっと君は今も僕の近くにいるんだろうね。
ずっと、僕を見守ってくれてるんでしょ?
どうして見えなくなったのか分からない。
でも、もしこの声が君に届いてるなら聞いてほしい。
僕は―――――――・・・・・
あえて最後に言います。
「君」は僕の”守護霊”です。