表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/81

話し合い

 殿下の食堂へ行くと、そこにリンデさんの姿は見えなかったが、イーリスさんがドアの前で待機していた。


「リンデはルパート先輩のところ?」


「はい。ルパート先輩の護衛を交替でしております」


 イーリスさんは、殿下の言葉に敬礼をしてから話していた。真面目な性格のためか、私達が食事をしているときも、ドアの前に立っていた。


「イーリスさん、昨日は運んでくださって、ありがとうございました」


「いえ、あの時は急いでましたし――殿下とリンデと3人で慌てていて、何が何だか分からないまま運び出したのですよ」


 ジルの話にイーリスさんは慌てていた。


「それでは鍵はイーリスさんが返してくれたのですか?」


「いえ、それはリンデが――というか、今も持ってるかもしれませんね。返す暇もありませんでしたから」


「そうか……。私が返しに行ければよかったのだが」


「いえ。殿下もかすり傷でしたがケガをされておりましたし、掃除でケガをしたと、校長先生が他の先生へ言ったみたいでしたよ」


「掃除でケガ……」


「俺達、どれだけ間抜けなやつだって思われてるんだろ」


 ジルが首を横に振りながら自嘲していた。


「話が変わるけど、今日は放課後に委員会を開こうかと思うんだ。急だけど、ルパート先輩のこともあるし、学年代表についても早めに話し合っておいたほうがいいと思うんだ」


「そうですね。マルク先輩も色々と気にしていらっしゃるでしょうし――もう一度、二人に話を聞いてみましょう。何か分かるかもしれませんわ」


 アーサー殿下の話に私とジルが賛成すると、話は自然と私が魔術を使えるようになった話へ移った。


「それにしてもアリー、魔術を使えるようになって良かったね」


「ええ、ありがとうござます」


 アーサー殿下がジルに、昨日の話をジルに説明するとジルは混乱していた。


「えっ、大陸全土に魔術陣がしいてあって、それが人体に影響していた?」


 殿下が話をかいつまんで話していたせいか、いまいち意味が分からなかったようである。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ