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ヴァンプスレイヤー・ダンピール  作者: 龍崎操真
EPISODE1 epilogue

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第36話 また明日

 “切り裂きジャック”の事件から三日が経過した火曜日の日。下宿先である夏目写真館の自室で、澪はぼうっと天井を眺めていた。

 路上で倒れていたのを保護された澪は、それ以来どこかぽっかりと何か大事な物が抜け落ちてしまったような気分で学校生活を送っていた。特に、学校で見かける白い髪の男子、朱渡 明嗣を見ると何か言わなきゃならないような気がしてくるような気持ちになってくる。だが何を言えば良いのか分からず、そのまま見送ってしまうといった時が多々あった。その度に澪は何かモヤモヤとした物を心の中に溜め込んでしまっていた。


 あたし、朱渡くんに何を言いたいんだろう……?


 ベッドに寝転がり、澪は天井を見つめる。そして、スマートフォンの画像フォルダを確認し始めた。通学途中に見つけて、その場で撮影した画像をプリントアウトするための選定をするためだ。


 あ、この猫可愛かったな……。こっちはやっぱり綺麗な景色……。


 指で画面を弾いて画像をスクロールしていく。やがて、澪は一枚の画像へたどり着いた。撮影したのはたくさんの人が写っているので動きが活発な時間帯。背景は背景の場所は自分も着ている制服の人が多い校舎なので交魔市高等学校のどこか。だが、そこまではっきり分かるのに、まるで光から嫌われているかのようにそこだけ白くぼやけている。他に写っている人達にもブレはある。だが、この白い場所はその比ではくらいに真っ白。まるでシャッターがそこだけを写す事を拒絶しているようだ。


 あれ? どうしてこんな写真があるの?


 何を思ってこんな写真を撮ったんだろう。そう思い、澪はその写真を消去しようと、画面内のゴミ箱のアイコンをタップしようと指を動かす。しかし、すんでの所で指を止めた澪は、まじまじとその画像を見つめた。


 なんかこれを見てたら、何かを思い出しそうな……。


 そう。これと似たような物をどこかで見たような気がする。でも、どこで? 澪は記憶の海を漂い、既視感の正体を探った。数分ほど考え込んでいると、何か予感に突き動かされるように学習机を漁り、目的のブツを手に取った。


 あった……! スクラップブック……!


 本を開いた澪はその中から一枚の写真を取り出した。それは椅子に座った一人の女性が今が一番幸せだとばかりに微笑む写真だった。だが、椅子は異様に右に設置されているし、抱きかかえているものは……。


 やっぱりこれだ! でも、なんで……。


 こんな特徴的な写真をどうしてすぐに思い出せなかったのか? 何かがおかしい、と澪は首を傾げて考える。それに、この写真を見ていると何か思い出しそうな予感がさらに大きくなっていく。じっと写真を睨む事数秒。突如、澪は頭が割れそうになりそうな頭痛に襲われた。


 な、何……!?


 痛みに悶えていると澪の頭の中へ様々な物が流れ込むように浮かんでは消えていく。そして、痛みが治まると澪は制服のまま、スニーカーを履いて夏目写真館を飛び出した。



  

 連日交魔市を騒がせていた「現代の“切り裂きジャック”事件」の噂や報道は、ぱったりと事件が起こらなくなった事により、収束へと向かいつつあった。同時に、全国ニュースのアナウンサーが話題にしたのを皮切りに、世間は迫り来るゴールデンウィークへと思い馳せていた。

 当然、Hunter's rustplaatsの面々も例に漏れず、ゴールデンウィークはどうするかという話題で持ちきりとなっていた。


「ねぇ、明嗣。ゴールデンウィークなんだけどさぁ……」

「断る。一人で行け」

 

 用件を聞くこともなく返事をした明嗣に対し、鈴音は憤慨の声を上げる。

 

「まだ何も言ってないじゃん!」

「聞かなくても分かるわ。買い物に行きてぇんだろ。んで、たくさん物買うだろ? あー、一人じゃ荷物持ちきれそうにないなぁ……。そうだ! 俺を荷物持ちにしちゃえば解決じゃん!……ってハラだろ。違うか?」


 わざとらしいモノマネを交えつつ、明嗣はじとっ、と冷ややかな視線を鈴音に浴びせる。すると、鈴音はたじろぐように視線を外した。


「え、映画のペアチケット当たったから一緒にどうかな〜、と思って……。ショッピングはそのついで〜……みたいな……?」

「タイトルは?」

「甘利くんは甘くないって奴なんだけど……」

「ネット広告にあったラブコメか。チケット代の代わりにならと思ったが却下」

「ケチ! イジワル! 鬼! えーと、あとは……悪魔!」

「けっ。この程度で俺が悪魔なら、今頃そこら中魔神だらけだぜ」


 明嗣は相手にするのも面倒くさいと言いたげに溜息を吐いた。

 すると、腹の傷も癒えてすっかりと快復したアルバートが厨房から呼びかける。


「最近はバタバタしてたから、付き合ってやっても良いんじゃねぇか? 良い気分転換になるぞ」

「ラブコメとか恋愛をメインにした奴はシュミじゃねぇよ。それに、女の買い物は長いって相場が決まってる」


 明嗣はスマートフォンへ視線を落とし、つまらなそうに返す。すると、鈴音が心外だとばかりに明嗣へ反論した。


「アタシはそんなに長くないよ!」

「長くないってどんくらいだよ」

「えーと……だいたい三時間くらい?」

()()三時間な。オーライ。やっぱパス」


 聞かなきゃ良かった。明嗣はそんな感想を心のなかにこぼし、スマートフォンの画面を指で弾いてスクロールさせる。ちなみに、明嗣が現在覗いているサイトは映画の最新情報が集まるサイトであり、ちょうど何か映画でも観ようかと品定めをしている所であった。しかし、観たいと思えるタイトルが見つからなかったため、明嗣は不満げに舌打ちをしてサイトを閉じる。こういう時は何をどうしても、ダメなものはダメなのだ。


 この分だとゴールデンウィークは、暇になりそうだな……。


 なおも声を上げる鈴音をいなしつつ、部屋に積んである本の山を崩そうか、と明嗣がインドアなゴールデンウィークを過ごす計画を立てた瞬間だった。突如、開店前にも関わらずドアベルの音が店内に響き渡る。

 その場にいる吸血鬼ハンター三人の視線が一斉にやってきた客に注がれた。そして、その来客に対し、全員が緊張を走らせた。なんと、その来客の正体は先日、明嗣が吸血鬼の魔眼で自分も含めて吸血鬼に関しての記憶を消した澪だった。瞬間、明嗣がアイコンタクトで何事もなかったようにしろ、と合図した。すると、言われるまでもない、とばかりに店内は一瞬にして静まり返った。

 澪の静かだが存在感のあるスニーカーの靴音が店内に響く。そして、足音がカウンター席でスマートフォンに集中する明嗣の背中で止まった。


「やっぱり、ここで会えたね……()()くん」


 予想もしていなかった澪の一声に、明嗣は思わず飛び上がるように立ち上がり振り返った。

 

「なっ……彩城、お前なんで……!?」

「写真があたしをここに連れてきたくれたんだよ。お父さんが言った通りに写真がまた引き合わせてくれたの」

「写真!?」

「それより、明嗣くん。あたし、明嗣くんに言いたい事があって来たんだけど」

「な、なんだよ……」


 真っ直ぐに澪に見つめられ、明嗣は(うわ)ずった声で返事をする。すると、澪は視線を外す事なく、優しく語りかけた。


「今までは悪い夢だったんだ、とか言わないでよ。それを決めるのは明嗣くんじゃなくてあたしなんだから」

「いや、でも___」

「話は最後まで聞いて」

「は、はい……」


 澪の有無を言わさぬ声音で、反論しようと口を開いた明嗣は即座に大人しくなった。一方、その様子を見守る鈴音とアルバートは、まるで野球のテレビ中継でも見るように楽しんでいた。


「ほうほう。明嗣は免疫があるようで、ああいう風にまっすぐ来られると人が変わったように大人しくなると……。マスター、明嗣ってもしかしてああ見えて純情なの?」

「さぁな。アイツくらいの年頃なら、皆そんなモンなんじゃねぇのか?」

「まぁ、どうでもいっか! 今度アタシも試してみよっと!」

「そこ、聞こえてんぞ」


 ピシャリと明嗣が言い放つと同時に、固定電話の着信音が鳴り響く。ジトッと絡みつくような明嗣の視線から逃れるように、いそいそとアルバートが固定電話の受話器を取り上げると、鈴音は慌ててスマートフォンを取り出して視線を手元に落とした。

 そして再び、澪が明嗣へ自分の中にある物をぶつける。


「あたし、もう夜は安心して歩けないよ。気をつけようとしてもどうしたら良いのか分かんないし、すれ違う人達の中に吸血鬼がいるかもって考えると、それだけで怖く感じるようになっちゃったんだから」

「それは、その……悪い」


 明嗣は申し訳ないと言った様子で背を小さくした。明嗣は見分ける事ができるし、戦う手段を持っているのでなんて事ないが、澪はその両方を持っていないのだから無理もない。だからこそ、吸血鬼に出会ったらどうしようもない一人の少女である澪はまっすぐに思いを口にした。

 

「だから、約束してよ」

「約束?」

「ちゃんと助けるって。もし吸血鬼に襲われたら、ちゃんと助けに来るって約束して」


 明嗣は困ったように指で頬を掻いた。つまり、もう元の日常には戻れないんだから責任を取れ、澪が言いたいのはこういう事なのだ。どうしたら良いか分からないので、アイコンタクトで鈴音に助けを求めると、鈴音は自分で決めろと言いたげにそっぽを向く。

 澪の方へ視線を戻すと、こっちは返事を待つようにまっすぐに明嗣を見つめていた。その視線に、明嗣はほとほと困り果てたように視線を泳がせる。そういうのはもっと王子様気質とかそういう華のある奴の役回りだろうが、と明嗣は心の中で叫ぶ。だが、そんな事をしても状況は変わらない。現実問題、実際に今迫られているのは明嗣だ。決めるのは明嗣自身なのである。

 やがて、澪を引っ張り込んでしまった負い目もあるので、覚悟を決めた明嗣はまっすぐに澪の目を見据えた。


「分かった。必ずは約束できねぇけど、努力はしてみる。それで良いか?」

「うん! それだけでも十分だよ!」


 照れくさそうな明嗣の答えに澪は満足気な笑みを浮かべて頷いた。すると、話が終わる事を待ってたとばかりに鈴音が澪へ駆け寄った。


「じゃ、改めてよろしくね! アタシ、代々吸血鬼を戦ってきた家の生まれでさ。いつ澪に話そうかなってずっと機会を伺ってたの!」

「うん。あの夜、鈴音ちゃんもなんとなくそうなんだろうなって思った」

「え〜? もうちょっと驚く反応があっても良くない?」

「だって、明嗣くんもアルバートさんもそうなら、鈴音ちゃんも何かなきゃおかしいもん」

「ま、そう考えるのが普通だわな。でなきゃ、鈍いにも程がある」


 明嗣の一言で、一気に緊張が緩み、和やかな空気に包まれた。そこへ電話を終えたアルバートが呼びかけた。


「おい、話が終わったんなら仕事頼んで良いか? ちょうど今依頼が入ったんだが」


 人差し指と中指で挟んだメモ用紙を明嗣の方へ差し出した。吸血鬼のいる場所を示した注文書(オーダー)である。


「外も暗くなって来たし、澪ちゃん送るついでに明嗣がやるのが妥当だわな」

「はぁ? なんで俺なんだよ?」

「女の子送り届けるのは男の務めだろ。分かったらきっちり役目を果たして来い、騎士(ナイト)サマ」

「なっ……!?」


 ニヤニヤとからかうように笑みを浮かべるアルバートに対し、明嗣は何か言い返そうと顔を赤らめながら口をパクパク動かす。だが、何も言葉が出てこないので、明嗣は肩を落とした。その後、澪へ行くぞ、と手で合図して店を出た。




 Hunter's rustplaatsを後にした明嗣と澪は、二人で夜道を歩いていた。肩を並べて歩く二人に言葉はない。なんとも言えない沈黙が二人の間に漂っていた。


 どうしよう……。何か話した方が良いかな……。


 澪はチラッと明嗣の表情を伺った。明嗣はぼうっと何かが考え事をしているように夜空を見上げている。邪魔しては悪いかな、と澪は再び視線を前に戻し、黙って歩く。やがて、明嗣がポツリと口を開いた。


「良い夜だ。星が良く見える」

「え?」


 明嗣の言葉で澪も夜空を見上げた。すると、日が落ちてすっかりと黒くなった空で星たちが燦然と輝いている。まるで、黒い天蓋に様々な宝石を散りばめたかのような夜空だった。


「綺麗……」


 思わず呟くほどに美しい夜空を前に、澪は手ぶらである事を悔やんだ。こんな夜空にはスマートフォンのカメラなんて、チャチな物ではなくちゃんとした機材で撮影に臨みたい。そう思うほどに美しい夜空だった。

 そんな夜空に目を奪われている澪へ、明嗣は静かに語り始めた。


「俺さ、依頼が入った日はこうやって夜空を見上げてんだ。それで帰ったら何するかとか、今テレビ何やってるかとか、益体もねぇ事考えて一人で浸るのが好きなんだよ」

「うん」

「でも、こうして誰かと一緒に歩くのも悪くねぇもんだな」


 ふとこぼされた言葉に、澪は思わず明嗣の顔を見る。すると、明嗣は少し俯いて澪の方を見ないように顔を逸らした。


「やっぱ今のナシで」

「えー!? なんで!?」

「なんか無言がキツイからなんか話そうと思ったけど、急にハズくなった……」


 その返事で澪は、明嗣も同じなんだ、とリラックスして歩く事ができた。そして、今度は自分の番、と澪が口を開いた。


「あのさ、明嗣くん」

「なんだよ」

「あの時の答え、聞かせてもらってもいいかな?」

「あの時?」

「友達になろ、って言ったときの返事をまだもらってなかったなって思い出して」


 歩いて行く内に二人は十字路へと出る。そこで明嗣は立ち止まるとまっすぐに澪と向かい合って話を続ける。


「それ、答えないといけねぇ事か?」

「そうだよ。こういうのは、はっきりと言葉にしないと伝わらないんだから」

「いや、その……答えづれぇなぁ……」


 照れくさそうに視線を外した明嗣は、どう答えた物かと思案する。すると、遥か彼方の方に何かを見つけた明嗣は溜め息を吐いて、肩を落とした。その仕草を見た澪は悲しげな表情で呼びかけた。


「やっぱり、あたしとは友達は無理なの?」

「いや……」


 答えた明嗣は懐に右手を突っ込むと、ホルスターから白銀の大型自動拳銃オートマチック・マグナム、ホワイトディスペルを抜き放った。腕を伸ばし切ると同時に、クルクルと指先で回る白銀の銃の銃把(グリップ)を捉えた手は水平撃ちの姿勢で固定される。そして、先程まで見ていた方向へ狙いを定めた明嗣は躊躇う事なく引き金を引き、銃声を轟かせた。

 あてもなく放たれたかに思われた弾丸は、まっすぐに空気を裂いて飛翔して行く。やがて、対吸血鬼にと開発された10mm水銀式炸裂弾エクスプローシブ・シルバー・ジャケットは一人の男へと着弾し、その頭部を吹き飛ばした。

 頭部を吹き飛ばされた男の身体は糸の切れた操り人形のように崩れると、ボロリと身体の一部が灰となって地面に散らばる。そして、その周囲には驚愕の表情で固まる身体中に張り巡らされた“黒い線”を持つ者がいた。人間が持つのは“赤い線”、つまり吸血鬼達のお出ましという訳だ。


「お喋りの時間はもうおしまいっ事さ。こっから吸血鬼狩り(しごと)の時間。つー事で、一人で帰れるか?」

「うん。大丈夫。頑張ってね」

「ああ……。そうだ、ちょい待ち」

「どうしたの?」


 戦いから逃れようとして駆け出した澪を呼び止めた明嗣は、少し恥ずかしそうに言葉を詰まらせた後、その続きを口をした。


「まぁ、その……さっきの答えの代わりと言っちゃなんだけど……()()()()()


 その言葉で明嗣の気持ちを受け取る事ができた澪は笑顔で頷いて見せた。


「うん! また明日ね!」


 駆け出した澪が完全にいなくなった事を確認した明嗣は左手に黒鉄の大型自動拳銃オートマチック・マグナム、ブラックゴスペルを握ると悠然と歩き出した。


「よぉ、お前ら。そんな訳だから、サクッと終わらせて明日に備えさせてくれよ?」


 挑発するように明嗣は右手に握る白銀の銃をクルクルと弄ぶ。そして、ニヤリと口の端を吊り上げて不敵な笑みを浮かべた。


Now(そんじゃあ、まぁ)……」


 いつも通りに――!


Let's rock(ハデにやろうぜ)!」


 開幕を告げる銃声(パーカッション)と共に、今夜も眠れない夜の幕が上がる。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

これにて、ヴァンプスレイヤー・ダンピール第一章終了となります。

明日と明後日にバレンタインデーとホワイトデーに公開した特別編の単発回を公開して一旦毎日更新を終了します。

一応、ここから先の話はカクヨムなどの他サイトにて公開しています。こちらの方には一段落ついてから投稿して行こうと考えています。

また更新を始めた際にはよろしくお願いします。

それでは、ここまでお読みいただいたお礼を重ねて申し上げます。龍崎操真でした。

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