日溜まりの場所で
ベンチに腰かけては
日溜まりのぬくもりに
この気持ちは助けられた
時間があるのはうれしいけど
時間がありすぎるのも
困ったものだ
弱くなったココロに
キミの笑顔がいくつ必要なんだろう
振り返るたび
キミの笑顔を数えては
空を自由に泳いでいる雲の存在を
うらやましく思った
昨日、
キミの乗ってる電車に乗り遅れる夢をみた
追いかけてみたけど
間に合わなくて
本当にそんなこと、ないと思うけど
キミを追い越せないでいるのは
それだけにしてほしいな
すこし寒くなってきたから
ベンチの淵から立ち上がり
大きく背伸びをしてみた
眠たくはないけど
涙があふれてきた
まだ夕日を迎えるのは早いけど
しばらくはこのままでいよう
時間をゆっくりと感じられる場所だから
次の電車には
乗り遅れないように・・・
そんな空想をしながら