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慰安婦像は憎日感情を体現したヘイトスピーチではないか

作者: 日本のスターリン

世界中に建てられている慰安婦像。これは日本人に対するヘイトスピーチ(憎悪表現)なのではないだろうか。「慰安婦=日本軍性奴隷」と間違った意識を共通認識にしようとするものが慰安婦像である。そもそも慰安婦は朝鮮戦争でもあった事である。


①そもそも慰安婦は強制連行されておらず、朝鮮戦争やベトナム戦争でもあった事


旧日本軍によって韓国人の女性たちが自らの意思に反して売春を強制されたことをはっきりと示す歴史文書は、これまで歴史学者や調査機関によって1つも発見されていない。当時の政府や軍指導者からの戦時の命令を保管しているアジア歴史資料センターでのアーカイブ検索でも、女性を強制的に拉致し慰安婦として働かされたことを示す文書は一つとしてないことが明らかである。旧日本軍は、慰安婦を強制連行するどころか、女性の意思に反して強制的に働かせる事が無いよう民間業者に警告する文書を多数書いている。また、軍の名を不正に利用した募集方法や誘拐に類する募集方法を明確に禁止しており、そのような募集方法を使った業者はこれまでと同じように厳罰にすると警告している。これは1938年3月4日付の「陸軍省通牒第2197号」からも明らかである。慰安婦は性奴隷でなく、合法的な娼婦制度はどの時代にも、朝鮮戦争にも存在したというのが事実だ。また、ベトナム戦争でも朴正熙元大統領が在韓米軍用の「慰安所」の運営を指示している。これは戦後日本に引かれた「赤線」と同様である。


②韓国における日本人に対するヘイト意識


では韓国はなぜ慰安婦を性奴隷と位置付けて日本人を糾弾するのだろうか。その糾弾の裏には日本人に対する差別意識が隠れている。韓国では日本人の事をサルやチョッパリ(豚の足)という蔑称が定着している。実際に2011年1月25日、AFCアジアカップ2011準決勝「日本対韓国戦」においてキ・ソンヨン選手は日本人選手に対してサルの真似をしている。先述の通りサルは韓国人が日本人を侮蔑する単語として定着した動物である。その後、キ・ソンヨン選手はTwitterで「観客席の旭日旗を見て涙が出た。私も選手の前に大韓民国国民です…」と発言しており、そのサルセレモニーが日本人に対するものである事を示唆した。また、2012年8月20日の韓国SBS『ヒーリングキャンプ-嬉しくないのか』にて、「その時、当時の試合で旭日昇天旗があった。日本は見せてはいけないのにそれがあった。それを見て情けなかったし、思わずサルセレモニーが出てきた」とサルセレモニーが日本人に対してやった差別行為である事を認めた。第二次世界大戦で韓国人も日本兵として侵略戦争に行き、大勢が犠牲になったのは疑いようのない事実ではあるが、だからと言って人種差別が擁護・正当化される事はない。

また、2005年8月に放送された韓国SBSの人気バラエティー番組「夜心萬萬」でチャ・スンウォンさんの「悪いことをする時は日本人って言うんだよな(悪い事するときは日本人の振りをするんだよな)」という発言に対し観客からは歓声が沸き拍手に包まれた。韓国で日本人に対するヘイト意識が根付いている証拠である。

また、韓国の日本人対するヘイトは国内にとどまる事を知らない。2011年9月27日に日本国内で行われたACL準々決勝第2戦 C大阪1-6全北、「日本の大地震をお祝います」などと不自由な日本語で死者1万5812人・行方不明者3985人という甚大な被害をもたらした東日本大震災を中傷する内容の横断幕が韓国サポーターから掲げられた。この件について韓国人ブロガーのホンバンジャンさんは横断幕については批難しながらも「韓国人なら誰でも反日感情を持っている」と述べている。また、韓国のある新聞では「観客の姿を隠さずに、そのまま露出させ、ほかの問題を引き起こしている」と東日本大震災を中傷する内容の横断幕について報じた日本側を批判している。

韓国の日本人に対するヘイト感情は探せば山ほど出てくる。北海道新聞の2013年12月15日付の記事では、自称元慰安婦の韓国人イ・オクソンさんが記者に「日本人は憎いですか?」と聞かれ、通訳を介さずに「はい」と即答している。日本人憎しの感情で日本に対素して憎悪表現を行っている何よりの証拠である。そういった憎日感情から造られている慰安婦像もヘイトスピーチ(憎悪表現)だと言えるのではないだろうか。

また、北海道新聞は91年11月27日付の記事で、自社の「吉田証言」の初報が韓国に及ぼした反響について「『民族の魂汚した』―広がる衝撃」と報じている。‘民族の魂’という言葉からも韓国国内のナショナリズムの高揚が伺える。イ・オクソンさんが「日本人が憎い」と答えたようにそうした韓国のナショナリズムの高まりが憎日感情に結びついていると言える。

先述の通り、慰安婦は朝鮮戦争でもあった事である。日本だけを不当にバッシングする目的の慰安婦像は日本人に対するヘイトスピーチでそのものある。


③なぜ慰安婦像というヘイトスピーチが罷り通って来たのか


発端は「吉田証言」と言う名の歴史修正である。朝日新聞がこの「吉田証言」という歴史歪曲の誤報を報じた際、朝日新聞のみならずメディア各社がろくに裏付けも取らずに事実としてこの吉田証言の嘘を報じたのである。朝日新聞だけが槍玉に挙げあられ、朝日新聞だけが悪かったかのようなメディア各社の報道姿勢には呆れるばかりである。朝日新聞を隠れ蓑に批判から逃れているが吉田証言の誤報は日本のメディア全体の問題である。日本のメディアは朝日カラー一色に染まってしまっていた。テレビ各局は朝日新聞の誤報取消しを大々的に取り上げているが、テレビメディア等も吉田証言に疑問を呈するメディアが現れ始めた後も、テレビ系メディアは公平ぶって吉田証言の真偽を追及するのを怠っていたのである。吉田証言は少し調べればすぐに嘘だと分かる事なのに、全く調べて来なかったのはテレビ系メディアも朝日新聞と同罪である。慰安婦像と言う韓国の日本人に対するヘイトスピーチが許されてきたのはこの吉田証言が大きく関係している。

吉田証言という歴史修正に踊らされたメディア各社は韓国のナショナリズムに迎合したのである。そうして日本の多くのメディアは慰安婦像と言う日本人へのヘイトスピーチにも賛同したのだ。吉田証言の真偽を疑う文化人や一部のメディアもあったが、そうした批判を封殺するためにも、韓国の日本人に対するヘイトスピーチに加担したのである。朝日新聞やその他の多くの新聞社が長年の間、吉田証言を嘘だと取り消さなかったのは日本のメディアに自社の報道に相反する事実を言論封殺する風潮があったからに他ならない。日本にジャーナリズムは存在しないのである。自社の報道に反する事実も当然耳に入っていたはずであるが、多くのメディアが黙殺し続けたのである。そうした自社の誤報を認めまいとする報道姿勢が韓国のナショナリズムに同調したのである。こうして、自社の記事を事実と正当化するために韓国のナショナリズムを味方につけたのだ。これが慰安婦像という日本人へのヘイトスピーチを許し続けてきた仕掛けである。

また、日本メディアに日本人を恣意的に貶めようとする報道姿勢があった事も慰安婦像と言う日本人へのヘイトスピーチを肯定・増長させた原因である。


④日本人を貶めようとする日本のメディア―「もはやジャーナリズムではない」


日本のメディアに故意に日本人を貶めようとする報道視線があるのである。例えば先述のキ・ソンヨン選手の日本人を差別したサルセレモニーについて、2011年1月27日に放送されたテレビ朝日の「ワイド!スクランブル」でキ・ソンヨン選手の日本人を差別する猿真似セレモニーを擁護・正当化している。先ほども断ったように、韓国人も日本兵として侵略戦争に行き、大勢が犠牲になったのは疑いようのない事実ではあるが、だからと言って人種差別が擁護・正当化される事は無い。翌日のテレビ朝日の「ワイド!スクランブル」では、猿真似セレモニーの誤報について訂正・謝罪をしたが、飽くまで誤報について訂正・謝罪しただけであり、キ・ソンヨンの人種差別行為を擁護・正当化した事を謝罪した訳ではない。テレビ朝日は日本人差別を肯定するレイシストテレビである。日本人を貶める行為を平然と擁護・正当化してのけるメディアの体質が見て取れる。

メディアの日本人を貶めようとする体質はテレビに限らない。

毎日新聞の通称「毎日デイリーニューズWaiWai問題」が良い例である。それは、毎日新聞社の英語報道メディアが日本の伝統的な祭りを性的な話題に結びつけた記事や海外で日本人が奴隷を買う・現地の子供をハンティングするという違法ツアーに参加しているとする記事を何の裏づけも無く書き続けていた事件である。今挙げたのは、ほんの一例に過ぎず他にも日本人を蔑むような記事を幾度となく書き続けていたのである。

同様の問題は他紙でも見られる。朝日新聞社の通称「朝日新聞珊瑚記事捏造事件」である。朝日新聞社のカメラマンが珊瑚に落書きによる傷をつけ「日本人は、落書きにかけては今や世界に冠たる民族かもしれない。」という記事を書くと言う自作自演を行ったのである。こうした行為からもメディア各社に故意に日本人を貶めようとする体質が露呈している。


⑤日本人を貶めたくて仕方がない日本のメディア―「常に批判する側であり続けたい」


日本のメディアの日本人を貶めようとする体質は戦後の反省が無かったためである。戦争を扇動し、ナショナリズムを植え付けようとする報道姿勢が戦前のメディアにはあった。しかし、戦後、ナショナリズムや戦争を扇動したメディアは何の責任もとらずに、戦時中の日本政府や日本人を批判する側に回ったのである。そうすることで自分達への批判から読者や国民の眼を背けたのである。

「朝日新聞珊瑚記事捏造事件」もそうであるが、環境が破壊されれば破壊される程、環境破壊を非難するのに都合がよい。そして日本人が悪者であればあるほど日本政府を批判するのに都合が良いのだ。また、そうすることで自分達への批判を封殺できる。「こういう悪い事を報道するのが正義であり、我々こそが正義なのだ」と。そうした保身的な報道体質が恣意的な日本人の侮蔑に繋がっている。

朝日新聞の「吉田調書」の虚報もそうした日本人を貶めようとする体質の現れである。「吉田調書」の報道での吉田氏の対応は海外からは日本国の体質・日本人の国民性だと思われる。「吉田調書」の虚報で、日本人は海外から誤解を受け、日本の海外に対する信用を失墜させた。しかし、日本新聞労働組合連合は、この「吉田調書」の虚報に特別賞を授与した。日本のパパラッチには心底呆れさせられる。日本のメディアには自浄作用は無い。


⑥慰安婦像はヘイトスピーチである

自称元慰安婦のイ・オクソンさんが「日本人が憎い」と即答したように慰安婦像にヘイト(憎悪)が含まれているのは紛れもない事実である。そうした日本人に対するヘイトスピーチ(憎悪表現)を日本のメディアが許容するどころか、助長し続けた結果、日本人の多くは日本人に対するヘイトスピーチをヘイトスピーチだと認識できなくなってしまったのである。メディアは慰安婦像を消してヘイトスピーチと呼称しようとしないが、慰安婦像は紛れもなく日本人に向けられたヘイトスピーチである。

日本人は国際社会でヘイトスピーチに反論すべきである。不当なヘイトスピーチに屈してはならない。慰安婦は朝鮮戦争でもあった事である。また、ベトナム戦争でも朴正熙元大統領が在韓米軍用の慰安所の運営を指示している。日本人は日本人に向けられたヘイトスピーチに反論しなくてはならない。不当なバッシングに屈してはならない。

慰安婦像はヘイトスピーチである。

世界に問いたい。

もし、アメリカのメディアが「朝鮮戦争の慰安婦はアメリカ軍に強制連行された性奴隷であった」と嘘を報じたら貴方はどう思いますか?

もし、韓国のメディアが「ベトナム戦争の慰安婦は韓国軍に強制連行された性奴隷であった」と嘘を報じたら貴方はどう思いますか?

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