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こんなものが純愛なのかもしれない

作者: 秋葉竹




そんな純粋な魂をして生きるのは


辛いでしょうと


語りかけるように青い風が吹く


その間抜けな風に


バカめと


言ってやったわ


気色悪いからやめてよねって


あたしのこの


うすら汚れた魂をみてほしくて


みてほしくてこんなふうにゆれているのに


純粋な


とかのたまって青い風の爽やかさを


真顔で呑み込んで


吹きやがる風がうざったくて


うざったくてよ


バカ言ってんじゃないよ


あたしはそんなジュンなタマじゃないからね


しょっぱい心で


生きてるんだからね


嘘ばかり


ついて生きて来たそんな


生きかたしかできなかった


もし優しい顔になれる化粧があるなら


終わりはやっぱりそんな口紅を塗りたい


くらい


くらいぜったいに白鳥になんかなれない


みにくいあひるの子なんだからね




白鳥になんか


なりたくもないッ!


みたいな


みにくいあひるの子なんだからね




わかってんのかなー?














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