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リオンの豆腐天国!?

とことんシルフィーに搾り取られたリオン♡

昨夜、(徹底的に)精を搾り取られた俺は、(腰をフラつかせながら)シルフィーの住む集落へと向かった。

因みにシルフィーは亜人リーダーズの一員なので、集落の村長は別のエルフが務めている。

来訪の目的は、エルフ達に豆腐作りを教える為だ。

元々エルフ達は、野菜や果物が大好きだ。(それ以上に蜂蜜が大好きだが)

だがそれだと栄養が偏るから、パンや肉、魚を食べる訳だが、パンはともかく肉や魚は好物という程ではないらしい。

ならば『畑の肉』と称される大豆由来のまさしくタンパク質の塊、スーパーヘルシー食材の豆腐料理ならば、エルフ達も美味しくタンパク質を取れるんじゃないかと思った訳だ。

勿論作った豆腐で、色々豆腐の変化球を作るつもりだ。

その後は集落を挙げての一大試食会だ!

・・・という話を嫁達にしたら、全員コバンザメの如く付いてきたよ・・・。

早速俺は集落のエルフ達に豆腐の作り方を指導する。

因みにレシピは既にシルフィー達に渡してある。

そしてコレが肝心だが、豆腐というものはすぐに完成する訳では無いという事だ。

なので料理番組で言う所の『差し替え』をする。

つまりエルフ達にはそのまま豆腐作りを続けてもらい、俺達は試食会の為に豆腐の変化球を作る算段だ!

詳しくは試食会(という名目の嫁達にとっての飲み会)にて。

その間も俺はエルフの子供たちに懐かれていた。

やむなく俺は子供たちにお菓子で餌付けした。

ドライフルーツたっぷりのクッキーだ。

「王様〜美味しい〜♡」

「王たま〜♡おいちいでち〜♡」

・・・本当にこいつらウサギみたいだよ。

さて!(1部のエルフ達は豆腐作りを継続中だが)試食会だ!

まずは豆腐作りの副産物とも言えるおからだ。

各種野菜と混ぜて、ダシと醤油みりん砂糖等で味を整えたら完成!

続けてはガンモドキの煮付けだ。

要は具材がガンモドキのみのおでんだな。

そして揚げたての厚揚げのステーキ!醤油ベースのタレで。

主食は薄揚げの中に具材入りの酢飯を詰めた五目稲荷寿司だ。

因みに中身がおからのバージョンも作ったよ。

そしてスープ!

まさしく豆腐料理の真骨頂!それは・・・。

豆腐尽くしの味噌汁だ!

具材はネギ、タマネギに、豆腐、厚揚げ、薄揚げ!

味噌汁に1番合うのは豆腐じゃぁぁぁー!(異論は認める)

では試食会開始〜!

先ずはエルフ達の反応だが・・・?

「王様〜♡このおから美味しい〜♡」

「王たま〜♡いなりずしおいちいでち〜♡」

ウム、子供たちは(以外にも)おからが大好評なのか・・・。

逆にやはりというか、五目稲荷寿司は子供たちに人気の様だな。

大人達はというと・・・。

「リオン神様!ガンモドキの煮付け最高です!」

「リオン神様♡厚揚げのステーキ美味しいです♡」

「リオン神様♡♡この豆腐尽くしの味噌汁はまさしく豆腐の最終兵器です♡このシルフィー♡もう死んでも悔いはありません♡」

やめろ!せめて出産してから死んでくれ!

・・・で、俺の嫁達何だが・・・。

「リオン!厚揚げのステーキ美味いのじゃぁぁ♡松尾純米大吟醸お代わりなのじゃぁぁー♡」

「リオンさん♡ガンモドキ美味しいですぅ♡松尾純米大吟醸お代わりですぅ♡」

「リオン様♡おからとおからの稲荷寿司お代わりです♡松尾純米大吟醸もお代わりです!」

「・・・ガンモドキ美味しい♡・・・おからも美味しい♡・・・松尾純米大吟醸お代わり・・・。」

「素晴らしい!幾ら食べても全くくどくない!コレなら幾らでも食べられるぞぅ!全部お代わりだ!松尾純米大吟醸もお代わりだぁぁー!」

「わぁぁー♡おからだぁ〜地球では私の主食だったよぅ。でもでもぅ、こちらの方が断然美味しいよぅ♡ハグッムグッ稲荷寿司凄く美味しいよぅ♡」

「美味しいの♡やっぱりミオの旦那様なの♡特に味噌汁が秀逸なの!まさに大地の力の塊なの!ミオはリオンちゃんを一生離さないの♡」

かくして、俺はシルフィー達に豆腐の生産を命じて、意気揚々と城に帰還したのであった。

豆腐はヘルシーなのです♡

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