表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/297

死の大地

飲みながら書いてます

俺とダ女神の珍道中は継続中。いや、不本意だからな!


一応目的地は決めている。

この大陸で、「死の大地」と呼ばれている所だ。

言い伝えによると、1000年ほど前に古代種の竜が大暴れして3つの国を滅ぼし、当時の勇者が命と引き換えにこの地に封印したと伝えられている。だが封印が不完全なため、死の大地の外には出られないものの、死の大地に侵入する者には容赦なく死をもたらす存在として知られている。


しかし、女神から知識を得た〇コちゃんこと俺は知っています。

『古代種の竜が〜死の大地から出ないのは〜。 単に引きこもっているから〜〜〜!』



想像の斜め前をいくしょーも無い理由でした><

因みに何故1000年前に3つの国を滅ぼしたのかというと

『リオンさんのいた地球のヒキコモリも、勝手に自分の部屋に入られたらブチ切れますよねぇ。ソレと同じですぅ。』

うん、トンデモなくはた迷惑な引きこもりである。

何でも当時周りの3つの国が死の大地に対して開拓の為に大勢人間を送り込んで来たらしく、そのうちに竜と遭遇して討伐を試みるも返り討ち。その際魔導師達から極大破壊魔法を食らって負傷(人間なら擦り傷相当)ブチ切れた竜は正当な報復をしました。というのが真相だ。


「それなら俺が死の大地に行けば襲われるんじゃないか?」

((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル。

『大丈夫ですぅ。死の大地に入るだけならぁ、ムーちゃんは襲って来ませぇん。』

「?ムーちゃん?」

『あっ本当の名前ってバハムートって言うんですぅ。でもでもソレあんまり可愛く無いから、私がラブリーな名前であるムーちゃんと命名しましたぁ!』

お前が名ずけ親か。

「なら死の大地に入るのは問題無さそうだな。」

楽なのに越した事は無いからね。

『うーんですねーあそこは魔物もバジリスクやマンティコア、ヒュドラ程度なので、リオンさんなら楽勝ピーですよぅ♡』

・・・今非常に不穏な名前が聞こえたんだが。

聞こえなかった事にしよう。




いざ死の大地に到着した。

うむ、名前とは裏腹にごく普通の草原にしか見えないな。

まあ常時展開しているサーチ魔法&鑑定魔法によると、地下の鉱物資源が有り得ないほど豊富に埋蔵されているとわかったけどね。

あと知りたくなかったけど、バハムートが引きこもって居る場所も探知済である。


まずはメシ食って寝るか。





漸く現れた強敵の予感( ˇωˇ )

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ