成人までの駆け足的展開
10代20代の皆様にはイミフかもですが、ご了承くださいm(_ _)m
クロヒメ村の朝は早い。
まあ村全部が農家な訳だし、基本農家ってのは早朝から夕方まで休み無しなのである。
なので俺も只今絶賛親の手伝い中。
「リオンー水汲んで来いー」と父親。マイパパである。
「はーい」と俺。
あれから40年ゲフンゲフン!もとい5年。10歳になりました。
順調に猫を被り続けております\(ˊᗜˋ*)/
因みに家の家族構成は、俺、父、母、兄の4人家族だ。
これは益々理想的。ぐふふ。
家の跡継ぎは兄に任せて15でさっさと村を出て未開の土地で好きなだけスローライフじゃあ〜♡
盗んだバイクで走り出さないよ?
1つだけウザイ事があるとするならば・・・・
『ハロハロ〜!超絶美人女神、創造神マーフちゃん推参ですぅ!!』
コイツだ。
あれから毎日念話で話しかけてくる><地味にウザイ。
「・・・寝ろ!子供は寝る時間だ!」何故神様に諭さなきゃならない?
『え〜だって〇ートたけしの〇ール〇イト〇ッポン始まるまで退屈なんですぅ〜』
やめろ!ソレ放送してたの地球時間で40年以上前だからな。
ってか異世界の女神の癖に地球のラジオ聴いてんのかい。
「10歳児を睡眠不足にするんじゃない!」
『でもでもぅ、リオンさんてステータス的に眠らなくても全然問題ナッシングですよぅ。何しろステータスオール1000は伊達じゃないですぅ。プラス魔力無限大なんですからぁ、イゼルローンにヤン提督が居るくらいにはノープロブレムですよぅ♡』
・・・なんだろうσ( ̄^ ̄)?今非常に危険なワードを聞いた様な気がする。
うん、聞かなかった事にしよう。無視して寝る。
何やらダ女神が喚いてるけど聞こえなーい。
そんなこんなで、ダ女神との日々の掛け合い漫才をやりつつも、時は水洗便所の様に流れたのであった。
そして俺は、15歳になった。いよいよ成人の儀式だ。
私にとってのライフワークなので、生暖かく見守ってください。




