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全員クマのプーさん!?

朝のゆったりとした一時・・・とはならないのだよ。

イチャイチャ飲み会の翌日。


例によって扶養家族五人衆とメシ寄生エルフ達が集結。

何時もの朝食である。

ベーコンエッグと玉子スープ、お好みで醤油かケチャップをつけてもらう。

そして今朝はフレンチトーストの蜂蜜たっぷりバージョンだ。此奴らの胃袋を考慮して大量に用意してある。


「!!!リッリオン神様!こっこれはもしや・・・!?キッキラービーの蜂蜜なのでは!?」一口食べたシルフィーが信じられないという表情をしている。

「あ〜色々あってキラービーの女王蜂から定期的に献上して貰っているんだよ。まだ大量にあるからじゃんじゃん塗って食べてくれ。」

言うが早いかシルフィーと愉快なお付達が俺に殺到してきた!

「リオン神様!!是非ともその蜂蜜を下賜して下さい!!」

「下賜して下さい!」×10。

うん、エルフ達は蜂蜜大好きだからね。

何やら此奴らがエルフでは無くクマのプーさんに見えてきた(^-^)

まぁいいか。エルフ達は皆巨乳だしな!巨乳はジャスティスなり!

「良いぞ。」そう言って俺は例の壺を100個ほどアイテムボックスから出してやる。

エルフ達は超高速土下座を決めて、俺を崇める。

「あ〜りが〜たやありがたやー♡♡♡!!」何故か謎の踊りを踊り出す。そしておもむろにシルフィーが先日渡したマジックバッグに壺を収納していく。

そしてシルフィーはバック転からの土下座を決めて、

「感謝致します!!我々エルフ達にとって、キラービーの蜂蜜はまさしく伝説の食材なのです!とろける甘味とえも言われぬ香り、全てのエルフ達が垂涎して止まない幻の蜂蜜なのです!しかしキラービーは大変獰猛で、しかも一刺しでクマをも殺す猛毒です。流石に命懸けで蜂蜜を入手する様な命知らずな事は出来ませんでした!重ねて感謝致します!」

そういうものか。アイツら結構人懐っこいと思うんだが。

今度キラービーの巣の近くにニセアカシアを植樹して蜂蜜の味を改良してみるかな。ニセアカシアの花は天ぷらのタネにもなるからな。


ふと気がつくと、扶養家族達は既にフレンチトーストと蜂蜜を食べ尽くして、さながらツバメのヒナの様に口をあけてお代わりを欲しそうにこちらを見ている!

・・・・やれやれ。わかったよ(*´д`・)

追加でフレンチトースト山盛りと蜂蜜の壺を出す。

ここに居る全員が既にクマのプーさん状態であるな!

確かにキラービーの蜂蜜美味しいけどね。

しかし此奴ら大酒飲みの癖に蜂蜜も大好物とか、両刀使いかよ!


全く朝から騒がしい。

やはり全て食べられた。やむなく俺の朝食は卵かけご飯><

ぴえん・・・



格言。


巨乳とツバメのヒナには勝てません!

酒を飲まなくても騒がしいプーさん達

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