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貨幣を作ろう

宰相の小者感がハンパない

ルフラン王国宰相視点


私はルフラン王国宰相のゴミ・クズである。

アホのグーズゲス王子を唆して、この国の実権を握ったというのに、その後はというと、躓いてばかりではないか!

アリシア王女を始末し損ねるわ、偵察の為差し向けた一個連隊は全滅。追放した亜人共に紛れ込ませたスパイはあっさり見破られた・・・。

あの三人によれば、魔法で見破られたそうだが、正直信じられん。私の密命である事も見破ったとは如何なる魔法を使ったのであろうか。


「きっ緊急事態であります!」

・・・人が思案している時に無粋なことだな。

「・・何事だ?」苛立ちを隠して問いかける。


「こっ国境線近くに展開していた四個師団、二万の軍勢が、

魔竜のブレスによって全滅の憂き目に逢いました!」

・・・・何だと!?あの魔竜が!?誤報ではないのか?

「・・・間違いないのか?」寧ろ間違いであって欲しい。

「間違い御座いません!」申し訳無さそうに報告する兵士。

・・・なんという事だ・・・

あの兵力は、実に我が国の総兵力の四割に及ぶ兵であったというのに・・・

そもそも魔竜は死の大地からは出て来れないはずでは無かったのか!?

封印はどうなったのだ!?


・・・やむを得ない。

全軍の40%を喪失した以上、嫌でも今後最低10年は軍事行動もままならん。亜人共を見逃すのは業腹ではあるが致し方ない。

代わりに別のアプローチを仕掛けるとするか。

「至急正教会に使者を送れ!」正門からが無理なら、搦手から攻めれば良いのだ・・・クククッ。



リオン視点


亜人問題もようやく一段落したリオンだ。

ここで今更だが、この国の貨幣を鋳造しようと思う。

勿論俺の魔力ゴリ押しですが何か?

ぽよよよよーん!

以上。魔法万能ですな。


作成した貨幣は以下の通り。


小銅貨・・・・・十円


大銅貨・・・・・百円


小銀貨・・・・・千円


大銀貨・・・・・1万円


金貨・・・・・10万円


白金貨・・・・・100万円


ミスリル貨・・・・・1000万円


・・・という具合にした。

まあ他国との交流が皆無なこの国で、貨幣は無くてもあまり困らないんだけど、将来必要になるかもしれないしね。

それに亜人達に食糧を渡すときに、貨幣を使えば経済が廻るって事も考慮したんだ。


閑話休題。


今日も今日とて。

五人の扶養家族達からの圧力によってメシ作り><

本日もまた定番の『海鮮バーベキュー』にした。

先日乱獲した魚や海老蟹貝類をブツ切りにしたり殻を剥いたりして、自家製魔道具の調理器具で加熱。

バターと醤油で味付けして好きに食べて貰う。

酒を用意すれば準備万端だ!


「「「「「「♡♡♡♡♡♡♡」」」」」」


・・・ん!?

・・・・んん!!?

・・・・・・んんん!!!!!!?


一人多くないか!?


えーと、ポンコツ二人と〜。

「「ポンコツじゃない(ですぅ)(のじゃ!)」」

えーと姫とメイドとくっころ騎士と〜。

「誰がくっころ騎士だ!」


・・・・・残る一人は・・・・・

何故かニッコニッコしている巨乳エルフがいる。

「・・・・何故ここに居るんだ?シルフィー。」

ジト目で問いかけると、シルフィーはアワアワして、

「けっ決してリオン神様のお側に居られれば毎日美味しい食事にありつけるとかそういう事じゃ無くて、そっそう!所謂生け贄です!ひっ人身御供なんです!こっこれも五千人のエルフ達の為なのです!」

・・・・お前自分の欲望ダダ漏れだぞ。

まあ一人増えてもどうということは無い!


食わせてやろうホトトギス(*•̀ㅂ•́)و✧

新鮮な魚介類の旨味を知るがいい!


・・・・案の定全て食べられてしまいましたとさ><

(p_q*)シクシク

・・・ついでに酒も全て飲まれました・・・

めでたしめでたし・・・


全て食べられるのはテンプレです。

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