柔らかくていい匂い
調子に乗って連続投稿です。
毎度おなじみの朝のイチャイチャを消化致しました。
朝食をすませた所で。
クイクイッ
袖を引っ張られる。
ん?
見ると、メイが俺の袖を引っ張っている。
「メイ。どうしたんだ?」
「・・・・・・私も欲しい。」
「はあ?何がだ?」訳が分からん。
メイは相変わらずの無表情だけど、顔を真っ赤にして此方を見つめて言った。
「・・・・私にも、武器作って、ください・・・・」
あ〜そういう事か・・・そういえばコイツの職業って、所謂バトルメイドだったっけ。戦闘特化で、その代わり料理とか掃除洗濯等家事全般は壊滅的だっけな。
だから俺が料理担当だったんだよね。
因みに掃除は前世のイメージで作った、○ンバーに良く似た魔道具にお任せしてます。
洗濯は同じく前世の全自動洗濯機をイメージした魔道具にて毎日洗濯しておりますm(_ _)m
さておき。
「メイはどんな武器が欲しいんだ?」
「・・・ダガー・・・とか・・・短剣・・・とか。両手に・・・・」
ふむふむ。するとダガーの二刀流という訳か。
「分かった。今すぐ作るからな。」
まあダガー二つならそんなに手間もかかるまい。
材質はダガーなら頑丈さ重視という事でアダマンタイトで良いだろう。
作成。
ふっふっふ。お待ちかねの魔改造だ!
ついでにアリシア達三人の守りの魔道具も作成しておくか。
まずはメイのダガー×2の付与だ。
『不壊』・・・・決して壊れない
『万物貫通』・・・・この世のありとあらゆる物を貫く
『アポート』・・・・この世の何処からでも念じれば手許に出現する。
『神速』・・・・光の速さで移動出来る
『先読み』・・・・数秒先を読み解く。
『女の心』・・・・愛する人が近くにいると、攻撃力倍増。
付与完了。
「どうだ?」
ヒュン!ズババババーン!
メイは目にも止まらぬ速度でダガーを振り回している。
最早光の速さだ。あっ光の速さを付与したんだな。うん。
「凄い。完全に手に馴染む。」何故か俺の腕に抱き着いているメイ。お胸が柔らかい。
「・・・・感謝する。代わりに私の体をあげる。」
・・・・待て。其れは聞き捨てならん!
「待て待て!それはつまりそーいう事をするということか!?」
「うん。リオン様はイケズ。皆まで言わせるなんていぢわる( ˊᵕˋ*)」相変わらず無表情だけど、よく見ると耳まで真っ赤になっている。うん。可愛い。
・・・さて聞かなかった事にするとして。
三人に魔道具のアクセサリーをプレゼントするとしようかな。
アリシアにはピンクゴールドのネックレス。
メイとロゼッタには腕輪を。
それぞれ、
『強力結界』・・・・対物理、対魔法無効。全状態異常無効。
『マジックバック』・・・・アイテム収納。容量無限。
各々守りの付与をしておいた。
三人とも泣いて喜ばれた。ついでに三人とも俺に抱き着いて密着してきた♡・・・柔らかくていい匂いだった。
久しぶりに酒飲んでない回ですね




