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海エルフ達のフルーツパラダイス

海エルフ達もやっぱりプーさんなのです♡

無事朝食を餌付けしました(*^^*)


だがしかし・・・。

毎朝恒例の創造神によるリサイタルなのだぁ!

「や〜まをと〜び〜たにをこえ〜♪」

この歌は・・・。

「め〜にもとまらぬはやわざで〜♪な〜げるしゅりけんストライク〜♪」

ふーむ、マーフ達は昨夜コレを観ていたのか(´・ω・`)

一応解説すると、現代の少年忍者が、伊賀の里から東京へ武者修行にやって来て、とある家に居候するところから始まるドタバタアニメだ。

王道のアニメらしく、甲賀からやって来た同じく少年忍者とはライバル関係になったり、伊賀から弟と忍犬がやって来たりと、飽きずに観れるのがウリだ。

「リオンよ我は実は忍者だったのじゃあ!喰らえ!手裏剣乱れ撃ちなのじゃあ!」

シュシュシュシュッ!

げ!ムーの奴俺に向けて本物の手裏剣を投擲してきおったぞぅ!

キンキンキンキンッ!

・・・まぁ俺が常時展開している完全無欠の結界魔法で無傷なんだけどね( ˙꒳˙ )

だがしかーし!

大丈夫だとわかっていても無数の手裏剣が飛んで来るのはいやマジで怖いのよ((((;゜Д゜)))

マーフはマーフで、

「リオンさん♡私も忍者になったんですぅ♡忍法ムササビですぅ♡」

それらしく風呂敷を被ってるけどなぁ(´・ω・`)

それただの浮遊魔法だからな!

どうやら昨夜はメイとロゼッタもこのアニメを観たらしく、

「・・・忍者の動き・・・参考になる・・・特に忍法飛影と手裏剣は絶対マスターする・・・。」

「おのれおのれぃ!侍にとって忍者は不倶戴天の敵なりぃー!手裏剣なぞ全て弾き返してくれるわぁぁぁぁ!忍法?しゃらくさいわ!我が秘剣!燕返しによって刀の錆にしてくれようぞぅ!いざゆかん!」

・・・何時から侍になったんだロゼッタ・・・。

あと燕返しって、お前は佐々木小次郎かよ!

最近ますます侍化が進行しているロゼッタ・・・。

そんなこんなで、今日もまた朝のイチャイチャ完了♡

まぁこれも予定調和かな(。・_・。)ノ


さてさて。

やって来ました街角テレビ、司会はおなじみ、大木凡人でございますm(_ _)m

・・・ゲフンゲフンッ!ごめんなさい今のなし。

あまりにもネタが古すぎてもはや腹痛おこすレベルでごわした。

改めて。

(本当に)やって来たのは海岸。

そう!海エルフ達の様子を見に来たんだ。

見に・・・来たんだ・・・けど・・・。

俺が作った海の家(そっくりに作った)海エルフ達の食堂は、現在絶賛阿鼻叫喚の坩堝と化しておりますm(*_ _)m


「シャリッ!うぉー!こんなにジューシーなリンゴ生まれて初めてだぜぇー♡」

「ガブッ!シエラ様〜♡こんなに甘〜いフルーツがこの世に存在していたなんて信じられません♡」

「イチゴ甘いでち〜♡いくらでも食べられるでち〜♡」

・・・以上、現場から東海林がお伝えしました(*^^*)

という冗談はさておいて、今現在ここは海エルフ達による狂乱のフルーツパラダイスなのだぁ!

皆さん一心不乱に様々なフルーツを貪っております。

っと、シエラを発見。直ちに事情聴取に取り掛かるとしよう。

と、どうやらシエラも俺に気付いたらしく、俺に近ずいて来るなり!

シュバーッ!

いきなりハイパー土下座を決めてきおった!?

「リオン様ごめんよ〜!朝飯の後リオン様からのメモ見てさぁ。なんでも好きな物出して食べていいって書いてあったからさ〜。デザートにフルーツでも食おうぜーって事になったんだけどさー。いやもうこのフルーツヤバすぎだぜえ!あまりに美味すぎて食べる手が止まらねえんだよ!何しろすげぇ甘いしすげぇジューシーだし!こんなフルーツ今まで食べた事ねぇよ♡・・・それでそのぅ・・・こんな有様になっちまった訳なんだよぅ・・・。ごめんよぅごめんよぅ・・・。」

うーむ( ¯ᒡ̱¯ )不謹慎だが思わず前世の『ごめんねごめんね〜』というネタの某お笑いコンビを思い出してしまった/(-_-)\

其れはともかく、土下座したまま泣いているシエラを放っておけない。

手を貸してシエラを立たせると、ハンカチを出してシエラに渡した。

「まずはそれで顔を拭け。フルーツの事なら何も問題無いぞ。何しろフォーチュン中で野菜や果物が取れまくっているからな。はっきり言って供給に対して消費が追いついてない状態だ。放っておくと傷むからやむなく俺の時間停止のアイテムボックスに収納している訳だ。だからシエラ達海エルフがバカスカ食べまくってくれると助かる。それにフルーツなら船の上でも食べられるだろうしな。遠慮しないでじゃんじゃん食べてくれ。」

それを聞いたシエラは、既に顔を拭き終えていたんだけど、再びの大号泣となってしまった。

「ビェェェェェェーン!リオン様ありがとうありがとうありがとうーーーー♡」

・・・哀れ俺のハンカチは、シエラの汗と涙と鼻水によって見るも無残な状態に・・・。まぁいいけどね。

そうこうしている内に、流石の海エルフ達も満足した様で、全員寝っ転がってぽっこりお腹状態でごわす( •̀ᴗ•́ )/

そこで俺は海エルフ達に、フルーツは大量にあるから、いつでもどこでもシエラのマジックバッグから出して食べていーよー♡と言ってやった(*^^*)

海エルフ達は(器用にも)寝っ転がったままありがたやー踊りを踊っておりました♡


さてそろそろお昼じゃな。

飛空挺に帰還するとしますか。


リオンは気前がいいのです!

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