ハゲチビデブ
いや相変わらずデストロイ〜♪
さて俺の魔力測定は無事合格だぞぅ!
受付嬢も、
「リオン様お疲れ様でした。ギルドの身分証を受け取ってどうか御帰宅ください。」
やれやれどうにか冒険者ギルドへと登録出来たよ♡
と、帰宅しようとしたんだが!
「おいお前達。ちょっと待って貰おうか。」
いきなりの横槍だぞぅ!
見れば、
・・・。
・・・・・。
・・・・・・・。
うーむ( ¯ᒡ̱¯ )いやはっきり言って、
ハゲチビデブ以外の何物でもないな・・・。
いやあえて表現するならば!
不健康なドワーフとか・・・。
極端な肥満のホビットとでも言うべきか・・・。
いやとにかく言えるのは、とにかくハゲでチビでデブだって事だけなんだ!
その他には表現の仕様がない(;_;)
・・・で、そのハゲチビデブは、
「一体なんの騒ぎだ?・・・おおっ!これはこれは!ルイーゼ殿下と・・・そのおままごとクランの皆様ではありませんか!」
・・・察した(・o・)....
どうやらこのハゲチビデブがルイーゼのクランを貶めてる元凶みたいだな(´-ω-)ウム
ならこのハゲチビデブに対しては遠慮は無用という訳だな(´-ω-)ウム
ならばやる事は一つなのだぁ!
「おい!さっきから偉そうにしているが、お前は何者だ?お前は!ギルドのなんなんだ?」
このおれの詰問に対して、ハゲチビデブは、
「儂を知らんとはとんだモグリだなぁ!聞いて驚け!儂は恐れ多くもセンターギルドから派遣された!ここのギルドマスターである!ブーデビ・チゲーハ様だぁ!」
・・・まんまハゲチビデブの逆読みじゃん・・・。
で、暇つぶしにこのハゲチビデブに対して記憶覗きをしたら!
看過できない事実が判明したんだぞぅ!
「で。ハゲチビデブ。お前はギルドの戦利品を何故センターギルドに横流ししているのかな?」
これを聞いたサブマスは顔色を変えて、
「・・・本当なのですかギルドマスター!?確かに最近、冒険者ギルドの金庫の中身が不正に消えているとの報告が寄せられています!しかしまさかギルドマスターがそのような事を!?」
聞いたギルドマスターはまさしく顔を真っ赤にして、
「ばっ馬鹿な!!儂がそんな事をする筈があるまい!大方ソコのリオンなる者が儂を陥れんとして暗躍したに違いない!今すぐ衛兵を呼べい!犯罪者として捕縛するのだっ!」
命じられて、直ぐにギルド職員は脱兎の如くギルドから走り去った。
やれやれ。
どうやらこのハゲチビデブ・・・ゲフンゲフンッ!ギルドマスターは最悪の選択をしたみたいだなぁ(´-ω-)ウム
しばらくして、衛兵達がやってきた。
「どけどけぃー!我らは衛兵なるぞ!ギルドマスターよ。今回は如何なる事か?」
衛兵の問いにハゲチビデブは揉み手をしながら、
「いえいえ些事ながら私に対して些か妬んでいる者がおりまして・・・そこなるリオンなる平民が私を貶めんと企み、卑劣極まる策謀をしたのでございます!何卒処分の程をお願い致しまする。」
聞いた衛兵達は、
「うむ。お前の告発、一々最も。お前達!この男を捕らえよ!」
という指示によって、衛兵達は俺に対して槍を構えた。
とその時!
「やめい!!!」
まさしく鶴の一声がこの場に轟渡ったのだあ!
例えが悪いが、『この紋所が目に入らぬかぁぁ!!』
みたいな感じだな。
まさしく衛兵達は、、
「うげっ!でっ殿下・・・!?」
ぐうの音も出ない状態です!
だがそれでも衛兵達は食い下がる!
「・・・恐れながら皇女殿下。如何に皇女殿下と言えども、貴方様に法を曲げる事は叶いませぬ。我らが法を執行するのを貴方様がとやかく言う権利はありません。それっ!平民リオンを捕縛せよ!」
という指示が響く前に!
バリバリバリーーッ!
俺の身体から激しい雷が轟いた!
勿論俺が発した雷魔法だ!
いや何しろ衛兵達って全員金属製の全身鎧だから、まぁ所謂歩く避雷針なのよね〜♪
結果・・・。
全員鎧の中は人の形をした消し炭になっておりますm(*_ _)m
まぁ今回はこれでおしまい( ˙▿˙ )
まる。
もう創作活動は辛いのよね




