いよいよ冒険者登録なのです!
ラノベにおいて冒険者ギルドは定番ですね(´-ε-`)
いやはや(半ば無理やりに)全員女性クランに加入する羽目になったぞぅ!
因みにルイーゼ曰く、ルイーゼ以外のクランメンバーは元々ルイーゼの側近の騎士達なんだそうな。
だから実力はまさしく折り紙付き!
・・・なんだけど。
そのクランメンバー達曰く、
「・・・それが話はそう単純ではないのです・・・。やはり風評被害というか、未だに我らのクランを『皇女殿下のおままごとクラン』と揶揄している輩が多数おられます。」
なるほど(´・ω・`)
やはりこの世界の価値観だと、未だに男社会が根強いって事なんだなー。
「・・・で?今現在このクランのメンバーは何名なんだ?」
この質問には(再起動した)ルイーゼが答える。
「はい。現在このクランでは、65名ですね。無論全員女性ですとも!もしリオン様がその気であれば!それこそ毎日取っかえ引っ変え激しい運動しまくりも可能です!」
_(┐「ε:)_ズコー!
ルイーゼお前なんちゅー提案をしやがるんだ〜!
「・・・そうか・・・なら代わりにルイーゼとは当面激しい運動は無理だな。いや考えてみれば俺も身体はひとつだからな〜。」
という俺の発言を聞いたルイーゼは!
ムニュゥゥゥゥ〜!
まさしく光の速さで俺に抱き着き最終兵器のお胸様を顔に押し付けてきやがった♡
ルイーゼは、
「リオン様前言撤回です♡さっきのはホンの軽い冗談です♡皇女ジョークなんです♡も〜本気にしちゃダメです〜♡」
・・・凄まじく速い手の平返し・・・。
やはりルイーゼは欲望の塊でござるな。
さてクランハウスでのイチャイチャを消化したので、いよいよ冒険者ギルドでの登録だ。
ルイーゼの案内で帝都ダンバスの冒険者ギルドへと向かう。
しかしまさか俺がラノベの定番である冒険者ギルドに登録する事になるとはな〜。
もしかしてラノベみたいに他の冒険者達から絡まれるのかなー。
そんなこんなで、冒険者ギルドに到着しました(*^^*)
「リオン様ここが冒険者ギルドです。早速冒険者登録致しましょう。」
ルイーゼに(何故か恋人繋ぎで)手を引かれて、冒険者ギルドのカウンターへと誘われる。
うむうむ。
やはりこの世界も前世のラノベよろしく、ギルドの受付嬢は美人揃いだのう♡
「いらっしゃいませ。あら?ルイーゼ様ではありませんか。ずいぶんお久しぶりです(*^^*)本日は如何なる御用でしょうか?」
「うむ!久しいな。今日来たのはここにいる我が夫であるリオン様の冒険者登録をお願いしたい。直ぐに手続きを頼む。」
それを聞いた受付嬢は目をクワッと見開いて!
「え!?え!?まさか夫!?ルイーゼ様本当なんですか!?それとも皇女ジョークなんですか?」
ルイーゼは顔を真っ赤にしながら、
「・・・ばっ馬鹿者!如何に私と言えどもこのような事で今更ジョークなぞ言う訳がなかろう!!恥ずかしいが真私のフィアンセである!わかったらさっさと手続きを行え!」
恥じらいながらも有無を言わさずルイーゼは受付嬢に指示を出す。
受付嬢は慌てて、
「はっはい!今すぐ手続きを開始します!ではまず!えーと、リッリオン様の魔力測定を致します。リオン様。ではこの魔力測定器に手を当ててください。」
・・・でたよ・・・。
ラノベあるあるの、『冒険者ギルドでの、魔力測定器!』
主人公が冒険者ギルドに登録する際に、魔力測定の魔導具で測定すると、あまりにも酷い規格外な魔力で、ある作品では測定不能だと診断され、また別の作品では魔導具が破損するというパターンもあったなぁ(´・ω・`)
しかも酷い場合には破損したから弁償しろと主人公に要求する作品まであった。
勿論俺の魔力は言うまでもなく『無限の魔力』な訳で。
魔力測定器なんぞで測ったらほぼ確実にぶっ壊れるぞぅ!
だから一応受付嬢に確認しておこうかな。
「一応確認なんだが、この魔導具はどのくらいの魔力まで検知できるんだ?1000くらいか?」
それを聞いた受付嬢は(これ以上ないくらいの)ドヤ顔で、
「ふっふっふ!(池上彰風に)いい質問ですね!この魔導具は我が冒険者ギルドが誇る最新鋭の魔力測定器なんです!計測できる魔力はなんと9999!しかも万が一を想定していざとなったら緊急停止する安全装置も完備!まさしく完全無欠の魔力測定装置です!リオン様も大舟に乗ったつもりで測定してください♡」
・・・なんだかラノベにおいてのフラグを立てた気がしないでもないんだけど・・・。
まぁ一応安全装置(あまり当てにならないが)あるって言うし、言われた様に魔導具に手を当てるかな。
俺の手と魔導具が触れた瞬間!?
ビーーーッ!!
ビーーーーーーッ!!!!
ビーーーーーーーーーーッ!!!!!!
激しい警告音と共に魔力量の数値がぐんぐんと上昇して行った!
魔力量2000オーバー!
魔力量4000オーバー!!
魔力量6000オーバー!!!!!
『警告!警告!このままではレッドゾーン突入の可能性大!!本装置の保全を優先する為、計測を中止!直ちに本機を緊急停止する!!』
プシュゥゥゥゥ〜ン・・・。
「・・・なぁ。これってどんな判定なんだ?」
見ると受付嬢はハニワになっていた。
数分後、漸く再起動した受付嬢は、
「えーと("・...・")一応マニュアルに従えば、測定不能なので、魔力は合格です!」
まぁ結果オーライってやつだな(´-ω-)ウム
では続きは次回って事で!
魔力測定器もまた定番ですよね♡




