表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

26/297

イチャイチャは省略

次の日の朝食。


・・・ん?朝のイチャイチャはどうしたんだって?


そんなの端折るに決まってる。

流石にいい加減に陳腐だろう。


今朝はやはり定番の、肉じゃがだ。


「リオン〜!この、肉じゃがというのも美味すぎるのじゃ!昨日のカレーと味は違うが似ておるのじゃ!」

「昨日のカレーよりも優しい味ですぅ♡」

「これはこれで美味しいです。」

「・・・・・・お代わり。」

「これは幾らでも食べられる!ぐぬぬ、お代わりだ!」


・・・どうやら全員好評のようだ。


例によって全部食べられたのは、言うまでもない><


「そういえばロゼッタ。お前騎士だろう?なのに剣はどうしたんだ?」以前から気になっていたんだ。

途端にロゼッタは顔を真っ赤にする。


「そっ其れはその・・・馬車の護衛は我々に任せよと言われて、護衛に剣を預けてしまいました・・・」

なるほどな。上手く言いくるめられて武器を取り上げられたという訳か。


「護衛が丸腰だと格好がつかないだろう?なら暫くこの武器を身に付けると良い。」俺はアイテムボックスから例の日本刀を取り出して、ロゼッタに渡した。


「!・・・・・・!!!!こっこれは!」

刀を抜いてフリーズしたビキニアーマー騎士。


「剣と違って片刃だから勝手が違うと思うけど。」

当座の武器にしてくれ、という言葉は掻き消された。


ヒュン!ビュンビュン!

ロゼッタが目にも止まらぬ速度で刀を抜刀し、神速の速さで刀を振り回している。


「あっあのーロゼッタ?」すぐ近くで抜身の刀振り回されるのは、凄く怖いから。


気の済む迄振り回したロゼッタは、やりきった笑顔を見せて俺の手を握った。

「素晴らしい!この武器は信じられない程私の手に馴染む!

今まで使ったあらゆる武器よりもしっくり来るぞ!」

「おっおうそうか・・・」喜んでいるようだ。

「なら其れはロゼッタにやるから、有効に使ってくれ。」

あれだけ重い刀を軽々と振り回すとは・・・ロゼッタはとんでもない怪力娘なのか?


・・・まあ俺にとっては、「刀?あんなの飾りです!偉い人には其れがわからんのです!」○オングの足だしね。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ