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朝から引っ付く魔王・・・。

添い寝させられるわ!朝から叩き起されるわ!酷い!

宴の後、やはり魔王は性懲りも無く俺の背中に引っ付いてベッドまで付いてきたよ(*^^*)

「リオンリオーン♡余はリオンとずっと一緒なのだー♡なのでリオーン♡今日も一緒に寝るのだー♡」

ぐぬぬ・・・もはや完全に(俺の)ベッドが魔王によって実効支配されている件・・・。

俺は為す術なくリリスと一晩添い寝する羽目になったのであった・・・。


翌朝。

まだ眠いのにリリスに叩き起された!

「リオンリオーン♡起きるのだー!余はお腹が空いたのだー!早く朝ごはんが食べたいのだー!」

いやね・・・。

『叩き』起こされたとは書いたけど(´・ω・`)

実際は魔王様の豊満なるお胸様攻撃によって無理やり覚醒させられた訳なのよ。

魔王様のお胸様恐るべし!

まぁ(色々な意味で)元気になってしまった俺は早速朝食作りを始めた。

今朝はパイで攻めてみようと思います(*^^*)

酒好きの嫁達には挽き肉たっぷりのミートパイ♡

甘党の嫁達にはアップルパイ。

あとは麻雀牌!・・・ゲフンゲフンッ!

嘘ですごめんなさいm(._.)m

いやリオンジョークです!

いやあとスープにはありきたりだけどコンソメスープですたい!

シンプルだけどこれで朝飯ですたい!


「リオンこのミートパイ美味いのじゃあぁぁ♡これは酒が進むのじゃあぁぁ♡ミートパイとビールお代わりなのじゃあ♡」

「リオンさんリオンさん♡♡ミートパイ美味しいですぅ♡朝から豪華ですぅ♡ビールお代わりですぅ♡」

「リオン様アップルパイお代わりです♡」

「・・・リオン様流石・・・アップルパイもミートパイも美味しい♡・・・どちらもお代わり♡・・・ビールは当然お代わり♡」

「リオン様ミートパイは最高ですぞぅ!私はビールなんぞ頼みませぬぞぅ!松尾純米大吟醸お代わりだぁぁぁぁ!」

・・・朝から松尾純米大吟醸呑むロゼッタ・・・。

「リオン様ぁぁぁぁ♡朝から豪華だよぅ♡ミートパイお代わりですよぅ♡」

「リオンちゃん!朝から騒がしいなの!食べてみたら物凄く美味しいの!許しがたいなの!罰としてミオにミートパイとアップルパイをじゃんじゃん持って来るなの!異論は認めないなの!」

「も〜ミオちゃんに激しく同意なのです!アップルパイもミートパイも美味しいです♡ラニーニャなのです!エルニーニョなのです!東海道五十三次なのです!口直しにコンソメスープ飲みまくるのです!ビールもお代わりなのです!」

「パパ朝から美味しい♡ミートパイもアップルパイも美味しい♡」

「リオンよ朝から豪勢なのじゃ♡このパイという食べ物は非常に美味なのじゃ♡」

「リオンリオーン♡コレは非常に美味いのだー♡朝から腹が膨れるのだー♡後で改めてリオンに引っ付くのだー♡」

・・・せめて引っ付くのはやめて欲しい・・・。

不本意ながら・・・続きは次回!


朝飯で終わるなんて酷い!

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