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屋敷をもらうリオン

せっかくベッドと布団を用意したのに拒否されるリオン・・・。

さてカレー祭りのランチも無事完了しました。

例によって嫁達は何時もの如く午後のお昼寝だ。

そしてアノ魔王はと言うと・・・。

「リオンリオーン!余と一緒に寝るのだー♡」

・・・既にリリスには新しいベッドと布団をあてがってるのに、何故か(俺の)ベッドで(俺愛用の)布団を被って丸まっておりますm(*_ _)m

以前は簀巻きとか、ミノムシに見えたんだけど、改めて見るとヤドカリだな(´-ω-)ウム

勿論俺はすぐさま突っ込むよ。

「・・・リリス。お前にはまっさらなベッドと布団を用意してある筈だ。なんでわざわざ俺の布団で丸まっているんだ?」

俺の当然の疑問にリリスは(ここからでは見えないが恐らく)大きな胸を張って、

「いーやーなーのーだー。あっちのベッドも布団も!リオンの良い匂いがしないのだー。それでは余は安眠出来ないのだー。余は断固としてこのベッドと布団から出ないのだー♡だからリオン!余と一緒に寝るのだー♡」

・・・異世界の魔王・・・またしても匂いフェチであったか・・・。

ぐぬぬ・・・。俺のベッドが不法占拠された上に、実効支配されている件・・・。

まるで前世の竹島かよ!!


・・・結局リリスに押し切られたので、(ちょっとだけ)添い寝してやったら、リリスの奴は秒で熟睡しやがりました!

「むにゃむにゃ( ¯꒳¯ )ᐝやはりリオンの匂いは良い匂いなのだ〜♡♡」

爆睡しながら俺の匂いをクンカクンカする魔王・・・。

魔王が熟睡したので俺は素早くベッドから離脱!

何時もの領内の視察へと赴くのであった。


いやとりあえず離脱したんだけど、気がつけばシルフィーの村に来ていた・・・。

・・・で、お約束の、

ムニュゥゥゥゥゥ〜♡♡

「リオン神様♡とりあえずご挨拶代わりのお胸様です♡」

おのれまたしても不埒なシルフィーのお胸様攻撃かーい!!

・・・そんなこんなでまたまたシルフィーとたっぷりイチャイチャ致しましたm(_ _)m


次に向かったのは鬼より怖い皇妃のところですたい!

何やら大事な話があるとか・・・。

到着すると相変わらずの扇を口元に当てて、

「リオン王ごきげんようですわ。」

嫣然と微笑んでいらっしゃる・・・。

隣りのルイーゼは、

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

と、口パクで謝っておりますm(*_ _)m

さて、一体どのような要件なのか・・・。


「・・・屋敷?」

皇妃の要件とは、曲がりなりにも帝国の貴族に任命された以上は、帝都に屋敷を構えなければならないとの事だ。

見ればルイーゼもしたり顔で、

「リオン様にとっては煩わしい事でしょうけれども、この帝国ではもれなく爵位を持つ貴族は帝都に屋敷を構えるのが決まりなのです。どうか曲げて了承して頂けませんか?」

・・・まぁそこまで言われては受け入れるのに吝かではないけどね。

・・・問題はその後内見で案内された『屋敷』にあったんだ・・・。


・・・。

・・・・・・。

・・・・・・・・・・。

ここかよぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!!

・・・具体的に言うと・・・。

帝国の皇帝の・・・。

アホの弟の・・。

屋敷だぁぁぁぁぁぁー!!!


続くよん。

新たなる屋敷騒動!(笑)

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