表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

232/297

最早手が付けられない嫁達・・。

リオンの嫁達は全員ツバメの雛・・・

さて(無理やり)気を取り直して宴なのだ。

既に我が嫁達は、宛らツバメの雛の如く先程よりピーピーと矢のような宴の催促だ。

お望みどおり餌付けしてやろうぞぅ!

まずは前菜だ。

自然薯を細く切って、上に薄く削った鰹節をふりかけてシンプルに醤油をかけた自然薯の細切り。

松尾純米大吟醸との相性抜群です!

順番が前後するが、先に主食をば。

同じく自然薯の定番、トロロをたっぷりご飯にかけたズバリ!トロロ飯じゃあ!

醤油、酒、みりんをメインにしたリオン特製のタレを混ぜれば最早エクスタシーだぞぅ!

わりとあっさり系の前菜と主食だから、メインはガッツリ系でいこうかな。

先ずはピーマンの肉詰めじゃあ!

ピーマンの仄かな苦味と挽き肉の旨味、刻んだ玉ねぎの甘みが渾然となって味の三重奏を奏でておりまするm(*_ _)m

次に同じくシイタケの肉詰め!

予め軸を取ったカサのみのシイタケに、ピーマンと同じく挽き肉と刻んだ玉ねぎを詰めまくったのだ。

ちなみにシルフィー達エルフ用には、挽き肉の代わりにオカラを詰めたVer.を用意しました(*^^*)

そしてスープは変わり種。

イワシのつみれ汁だ。コレまた松尾純米大吟醸が進むぞぅ!

やはりシルフィー達エルフ用につみれの代わりにがんもどきたっぷりのver.もあるよ(*^^*)

では宴開始します(*^^*)


「リオンよ我はピーマンは苦くて正直苦手だったのじゃが、このピーマンの肉詰めは美味いのじゃぁぁ♡ピーマンの苦味が挽き肉の旨味を引き立てておるのじゃあ!肉詰めと松尾純米大吟醸どんどんお代わりなのじゃあ!」

「リオンさんリオンさん♡ピーマンの肉詰め凄く美味しいですぅ♡私はウスターソース一択ですぅ♡オマケに自然薯の細切りもトロロ飯が絶品ですぅぅ♡松尾純米大吟醸どんどんお代わりですぅぅぅ!!」

「リオン様私に自然薯の細切りとトロロ飯とイワシのつみれ汁と松尾純米大吟醸お代わりです♡」

「・・・ピーマンの肉詰め美味しい♡・・・もちろんお代わり・・・。シイタケの肉詰めもまた美味しい♡・・・当然お代わり・・・。トロロ飯最高♡・・・どんどんお代わり・・・。松尾純米大吟醸はじゃんじゃんお代わり・・・。」

「ぐぬぬ・・・。リオン様!屈辱ですぞぅ!不詳このロゼッタ!!決して野菜を口にせぬと誓いをたてたのに!如何に挽き肉の魅力に絆されたとはいえ!よもやピーマンを口にしてしまうとは・・・。しかもすこぶる美味いですぞぅ!!えーいもうヤケだ〜!!ピーマンの肉詰めとシイタケの肉詰め!更には松尾純米大吟醸どんどんお代わりを持ってまいれ〜!!ヤケ食いじゃ〜!!」

だからお前はどうして毎回毎回めんどくさい誓いを立てるんだ!!!

「リオン神様♡私とお付達に自然薯の細切りとトロロ飯とオカラのピーマンとシイタケとがんもどきたっぷりの味噌汁をお代わりです♡」

「リオン様!?ピーマンの肉詰め美味しいよぅ♡シイタケの肉詰めなんてもう最高だよぅ♡トロロ飯は美味しすぎるよぅ♡松尾純米大吟醸お代わりですよぅ♡」

「リオンちゃん!毎回同じ事言うけどどうして何時もミオに美味しい食べ物を隠しておくの!有り得ないの!やっぱりリオンちゃんてばケチんぼなの!酷いの!罰としてミオに全種類お代わりなの!異論は認めないなの!」

「リオン様横暴なのです!自然薯もピーマンの肉詰めもシイタケの肉詰めも!どれも美味しいのです!イワシのつみれ汁に至っては無間地獄なのです!アクア断固として抗議するのです!団体交渉なのです!ハンガーストライキなのです!産業革命なのです!マグナ・カルタなのです!とにかくピーマンの肉詰めもシイタケの肉詰めもトロロ飯も全てお代わりなのです!」

「相変わらずパパの手料理美味しい♡自然薯の細切りは松尾純米大吟醸が進む。トロロ飯なんてもう最高♡ピーマンの肉詰めとシイタケの肉詰めはどんどんお代わり。イワシのつみれ汁もまたどんどんお代わり。」

「ほーう。相変わらずリオンよそなたは渋いチョイスじゃのぅ。自然薯なんぞ奉納されたのは久方ぶりじゃ。モグモグッ♡懐かしいのぅ。非常に美味じゃ〜。うむうむ。ピーマンの肉詰めもシイタケの肉詰めも美味いぞよ♡イワシのつみれ汁もまた随分と久方ぶりじゃ。美味いのぅ。ぐびぐびっ!やはり御神酒が進むのぅ!妾は幸せじゃ〜!」

・・・やはりというか・・・嫁達に食べ尽くされました(*^^*)


毎度おなじみの・・・ぴえん。

リオンは毎回のぴえん・・・。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ