またしても短い・・・
もう!仕事が忙しいの!
狂乱のソフトクリーム騒動が終了( ̄□ ̄;)
嫁達はそれぞれ自分のベッドに帰還しておやすみモードに。
ユーノは世界樹に、タマモは自分の社へと帰って行った。
さて、では俺もそろそろ寝るとしますか!
・・・皆さんの予想通り・・・またしてもフラグが立った・・・。
ベッドに入って早々に、ユーノから念話がきた。
『パパ。世界樹の周りで妖精達が騒いでる。お陰で五月蝿くて眠れない。安眠妨害。なんとかして。』
おのれフェアリー達めっ!こんな夜更けに何事ぞぅ!
やむを得ず俺は転移門にて世界樹へとGo!
・・・で、到着するなり1000人(流石に1000匹と表記するのは可哀想だからね。一応人型だし)のフェアリー達にまとわりつかれてるリオンです♡
フェアリー達は口々に、
「あのねリオン様〜。さっきタマモ様から甘くて冷たくて美味しいモノを食べたって自慢されたの〜。」
「それでね〜。私達妖精も〜。その美味しい食べ物が食べた〜いって思って〜。フェアリー全員で総決起集会を開いていたんだよ〜。」
「リオン様私達もその食べ物食べたい〜♡」
「リオン様〜♡」
「リオン様〜♡」
「おねが〜い♡」
「おなしゃす〜♡」
・・・俺はフェアリー達にまとわりつかれながらも正直頭を抱えていた。
おのれぃ!まさかのタマモまでも自慢癖があった件・・・。
見ればいつの間にか当のタマモが来ていた。
「リオンよ許してたもれ。妾の長年の夢であったソフトクリームを漸く食する事が叶って妾も些かテンションが爆上がりしてしもうてのぅ。我慢出来ずについついフェアリー達に自慢しまくってしもうたのじゃ♡はっはっはっ♡」
・・・ちっとも申し訳なさそうに見えないんだが・・・。
まぁタマモもフェアリー達も人間では無い訳だから咎める事も出来ない・・・。
致し方ない。やむを得ず急遽タマモの社前の広場にてフェアリー達へのソフトクリームの餌付け開始じゃあ!
何しろ1000人のフェアリー達だからな。
とりあえず直径4m程の大きなタライを十個用意して、それぞれにバニラアイス、ストロベリーアイスを山盛りにした。
・・・因みに三色ソフトクリームは無かった事にした。
だって色々と面倒くさいんだもん。
ではフェアリー達への餌付け開始じゃぁぁ!
・・・いや、開始したんだけど・・・。
今現在この場はまさしく阿鼻叫喚の坩堝と化しておりまする・・・。
まるで蜜に群がる蟻の様にフェアリー達は山盛りのソフトクリームに殺到しているよ・・・。
皆んなそれぞれソフトクリームを手で掬ってぺろぺろ舐めている。
「わぁー♡甘くて冷たくて美味しい〜♪」
「ピンク色のソフトクリームも美味しいよぉ♡」
「ずっと食べていたいよ〜♡」
・・・まぁフェアリー達は人間では無いから食べ過ぎてお腹を壊す事もあるまい。
一応口直しに本来ソフトクリームの下に付いてるコーンをそれぞれソフトクリームの横に添えて置いた。
これまたフェアリー達はソフトクリームを食べる合間に各々バリバリと食べているよ。
「わぁーこのお菓子も美味しいよぉ♡冷たいソフトクリームの後で食べると余計に美味しいよ〜♡」
まぁそんな訳で、フェアリー達への餌付けは無事にミッションコンプリートでごわす。
相済まぬ。




