侵入者!?
そろそろ異変起きるかも
「リオンリオン!今日のお昼は回鍋肉が食べたいのじゃ!」
「リオンさん、私はチャーハンとラーメンでお願いしますぅ」
今日も今日とてポンコツコンビとの何時もの日々。
チート魔法のお陰で毎日大量の野菜と果物が俺の異空間に収穫されているし。
ポンコツコンビには毎日地球召喚で地球の料理を食べさせて餌付けしているし。
フォーチュンの周囲には偵察の魔道具を設置したし。
異常が有れば俺にエマージェンシーコールが来る。
『侵入者有り!侵入者有り!其方からは北西に50km!』
・・・自分でフラグを立てたらしい・・
飛行魔法で行くか。
間もなく目的地だな。
見ると、三人の人影が、30人程の人間に取り囲まれている。
ふむ。どうするべきかな。
身なりを観れば、三人は何れも若い女性のようだ。
一方、30人の方は全身金属鎧が10人、どう見てもゴロツキにしか見えないのが20人て所か。
地球の日本人なら迷わず女の子に加勢するんだがな。
まずはハイパーイヤーで様子見して見よう。
「アイリス殿。大人しく死んで頂きます。」
全身鎧の中で一番偉そうな男が慇懃無礼に発言した。
「あっ貴方は恥ずかしくないのですかっ!?」
三人の内の金髪を背中まで垂らした女性が憎々しげに吐き捨てる。
「コレは心外ですな。貴方を始末するのは全てはこの国の為。貴方も王族ならば潔く死になさい!」
偉そうな(あくまで俺の主観)男が槍を構える。
「死ねぇぇい!あっぶぎゃらぼえぇぇえ!?」
そう。みんなお察しの通り俺が偉そうな男(多分何処ぞの騎士)を魔法でボコボコにしたのである。
同時に残りの29人には風魔法で首と胴を泣き別れにしてやった。まあ要するに首をはねたって事だな。
ここで決めゼリフを。
「ヒャッハー!汚物は消毒だぁぁぁぁ!」
ここで改めて三人の女性を観察すると、
さっきの金髪の女性に、
栗色の髪をショートカットにした、メイド服の女の子。
そして、なんというか・・・・!
ビッ!
ビキニアーマーの金髪美少女だっ!
あっ今の内に偉そう騎士を拘束しておこう。
「えー詳しい事はコチラの拠点にてお伺い致しますが、それで宜しいですか?」
「はい。こちらこそ宜しくお願い致します。」
最初の女性が頭を下げてきた。
「なら早速御案内します。」三人を促す。
ヒロイン大豊作ですな♡




