リオンの屋台見聞日記 その2
こうして見ると様々な料理を餌付けして来たでござるな。
俺の屋台の視察はまだまだ続く。
因みに人間や亜人達の中でも子供たちは各屋台で下働きする以外に、街中で金平糖を配ってもらっている。
手の平大の巾着に数十個程の金平糖が入ったのを子供たちに配らせてる。
いやこれが以外と侮れないのよ。
とりあえず疲れた時には糖分だからね(*^^*)
俺は日当払う以上はたとえ子供たちでも『仕事』をして貰う。
『働かざる者食うべからず』だからね(*^^*)
それにこの世界では甘味は非常に貴重だから、まぁ金平糖も物凄く貴重品なのだよ。
そんなものをいきなりタダで配られたらそりゃ嬉しいよな。
まぁ俺としては善意なんかじゃなくてコレも人気取りの一環なんだけどね♡
何しろ原料の砂糖は俺が幾らでもアイテムボックスから出せるんだからね♡
云わば原価はタダ!
まさしく濡れ手に粟ですたい!
勿論物資を輸送してくる商人達にも気前よく子供たちに配らせてますよ♡
お陰で最近は皇妃から依頼を受けていない商人達も自腹で物資を輸送してくる事例が増えた。
フォーバスで珍しい品物を仕入れて他所で捌けば充分元が取れるという情報が帝国各地に流れたらしい。
まぁ俺としてはタダで配った物を勝手に転売されてもちっとも困らないんでね。
さてそれでは視察を再開〜♡
おやここは唐揚げゾーンじゃな!
予想通りの大盛況でござるな。
鶏、牛、豚の各種唐揚げは大人気!
因みに豚の唐揚げは隣の酢豚の屋台へと流用されております♡
イートインスペースではお皿に山盛りの唐揚げを親子連れがニコニコしながら摘んでおります♡
「わ〜♡唐揚げっていう食べ物美味しいよぉ♡外はカリカリ♡中は凄くジューシーだよぉ♡」
「そうね♡凄く美味しいわ〜♡もう一皿頼もうかしら♡」
やはり自分が好きな食べ物が他人にも喜んでもらえると嬉しいのぅ♡
とここで後ろから、
「リオンなのじゃあ♡我はお腹空かせて戻って来たのじゃあ♡アイハブリターンドなのじゃあ♡」
「リオンさん♡やはり唐揚げゾーンに来ましたね♡唐揚げは永遠に不滅ですぅ♡」
「・・・・唐揚げ不滅・・・リオン様もまた不滅・・・私はリオン様成分を補充する・・・♡」
と言いながら俺の腕に抱きついてくるメイ♡
「メイ!!いきなり抜け駆けするなぁ!私とて今現在リオン様成分が不足しているのだぁぁぁぁ!故に失礼仕る♡」
と言って反対側の腕に抱きついてくるロゼッタ♡ムニュゥゥゥ〜♡
・・・いつの間にかガッツリ系の嫁達が集結してしまった( ̄▽ ̄;)
まぁいいか♡
この後俺達は延々とイチャイチャしまくりました(*^^*)
やはりオチはイチャイチャしまくり♡




