中々砲艦外交が出来ない・・・。
相変わらず嫁達は酒盛りです♡
いやいや漸く飛空艇の出発だよ(*^^*)
因みに嫁達は既に絶賛酒盛り中です(笑)
進路は(気が進まないけど)目標!帝都ダンバス!
「リオンよ酒が足りないのじゃ♡松尾純米大吟醸お代わりなのじゃ♡」
「リオンさん♡ツマミがなくなりましたぁ♡スモークチーズ追加ですぅ♡」
「リオン様松尾純米大吟醸お代わりです♡」
「・・・リオン様・・・・お酒と・・・ツマミがもう無い・・・。」
「リオン様ぁぁぁぁぁー!お腹の子供がもうすぐ死んでしまいまするぞぅ〜〜!一刻も早く酒とツマミが必要でござる!いざ!酒とツマミを持て〜♡」
「リオン神様♡私とお付達に冷奴とがんもどきと高野豆腐と稲荷寿司と松尾純米大吟醸お代わりです♡」
「午前中から豪勢だよぅ!悠里もう死んでもいいよぅ♡は!?嘘嘘だよぅ!リオン様の子供出産する迄は悠里死ねないよぅ♡早く元気な赤ちゃん出産するよぅ♡」
「むぅー!リオンちゃん憎たらしいの!だけど同じくらい愛おしいの♡ミオどうしたらいいの!?ミオ自分を慰めながらリオンちゃんにお胸を押し付けるの♡再びの!ムニュウゥゥゥゥッ!なの♡」
むぅー♡やはり極楽じゃ♡
は!?いかんいかん!
「う〜む・・。良き眺めに美味しいお酒とツマミなのです♡もう何も言う事無いのです♡」
・・・さながらバルバロッサが空飛ぶ居酒屋と化しております♡
うーむ( ¯ᒡ̱¯ )俺も呑みたいのに〜!
この後皇城で皇帝と群衆に対して手を振るという公務がある所為で呑めないでは無いか〜!
そうこうしてるうちに帝都上空に到着〜♡
一応皇帝にアポを取っておくかな。
まずは転移門にてルイーゼの部屋に転移。
そして皇帝の執務室にGo!
・・・相変わらずゲッソリと公務致しておられました。
俺は皇帝に耳打ちする。
「ノワール殿。実は皇妃殿から・・・。かくかくしかじか。」
すると皇帝は机に突っ伏して、
「ああぁぁ!リオン王よすまぬ!相変わらずというかまたしてもというかっ!とにかくすまぬ!昔からエリザベートは暴走すると周りを巻き込んで何時も大惨事を引き起こすのだ・・・。アレが何時も帝国の為を思って行動してくれるのはありがたいのだが、少しは二次被害の事も考えて欲しいものだ・・・。まぁ事ここに至っては既に手遅れだな・・・。リオン王よ!お互いもうヤケだ!飛空艇とやらの上で2人で手を振ろうぞ!」
良くも悪くも皇帝は皇妃の事をよくご存知だ・・・。
その後、俺と皇帝は皇妃の厳命通り、飛空艇の上から手を振った。
その際ご丁寧にも皇帝は、
「よいか!我が帝国にもしも変事あらば、頼もしき同盟国のフォーチュン王国よりすぐさまこれなる巨大飛空艇が駆けつけて、外敵を打ち払うであろう!我が帝国の臣民達よ!フォーチュン有る限り我ら帝国は不滅である!どうか安心して暮らすがよい!」
・・・大風呂敷の広げ方はやはり皇妃にそっくりだ・・・。流石に夫婦だな・・・。
まぁお陰で眼下の群衆達は拍手喝采!さながらお祭り騒ぎだ。
帝国臣民を慰撫するという戦略目的は無事達成出来たと見るべきだろうな。
では、俺達は本来の目的である砲艦外交に(漸く)赴く事ができる訳だ。
まずは現在フォーチュンと交戦状態にある、ルフラン王国に乗り込む!
だがしかし!続く♡
年明けは筆が進まない。




