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今度は海の精霊!?

ダ竜とダ女神の悪ノリコンビ♡♡

朝食後、またしても(俺の部屋で)ダ竜とダ女神の歌が響きわたった。

さてコヤツらが昨夜観たアニメとは・・・。

「リ〜ン〜グ〜に〜♪い〜なずまは〜しり〜♪ほ〜の〜お〜の♪せんしをてら〜す〜♪」

コレか・・・。

コヤツらまたアレを観てやがったのか。余程気に入ったとみえる。

今更説明するのもなんだが、ダメ超人とバカにされていた牛丼好きの主人公が、48の必殺技を授かって仲間の正義超人達と悪い超人に立ち向かってプロレスもどきのバトルをしまくる熱血アニメだな。

「はしる♪すべる♪みごとに♪ころぶ♪ああ〜こころに〜♪あいがな〜ければ〜♪」

うむ、流石だ。サビもバッチリだな。

前世の日本では、このアニメの影響で某大手牛丼チェーン店の売り上げが激増したらしい。

「リオンさんリオンさん♡ベルリンの赤い雨ですぅ!」

ふむ、作中でも人気のあったドイツ軍風の軍服を着ていたアノ超人の必殺技だな。

「リオンよ我の角はロングホーンなのじゃあ!ハリケーンミキサーなのじゃあ!」

ダ竜のは1000万パワー(作中では主人公や仲間達はせいぜい100万パワー)で強敵として登場して、主人公と死闘を繰り広げ、作中でも屈指の名勝負を演じた。

倒した後で主人公の仲間になるという、少年マンガのテンプレ展開の先駆けになったキャラでもある。

しかしまあ2人とも何回も繰り返し観ているとみえるな。


そんなこんなで嫁達とイチャイチャしていると、

「リオンちゃん。話があるの。」

ミオが改まって話かけてきた。

「ん?どうした改まって。」

するとミオは一度(俺の)部屋の外に出て、1人の女性を連れて来た。

「リオンちゃんにミオの友達を紹介するなの。テレフォンショッキングなの!友達の輪!なの。」

それじゃまるで前世の日本で昭和から平成において長らくお昼の顔だった、サングラスがトレードマークの某超有名MCの長寿バラエティー番組みたいじゃないか!

残念ながら俺が転生する少し前に惜しまれながらも番組終了してしまったけどね。

まぁそれはさておき。

ミオの隣の女性を見ると・・・。

目の覚めるような(前世の日本ではコスプレ以外有り得ない)スカイブルーの髪をセミロングに伸ばした(そしてやはり巨大なお胸様♡)美少女がそこにはおりました。

その美少女が、

「はっ初めましてなのです!わっ私はミオちゃんの友達のアクアと言うのです!いっ一応海の精霊なのです!」

・・・はい?

今度は海の精霊だと!?

「先日アクアちゃんにミオがリオンちゃんのところで毎日美味しい料理と美味しいお酒と、何よりとても美味しいデザートや美味しいジャムと蜂蜜を食べてる事を自慢しまくったの。そしたらアクアちゃんたら是非自分もリオンちゃんのところに連れて行けってきかないの!アクアちゃんミオにスッポンみたいにくっついて離れないの!仕方ないからリオンちゃんのところに連れて来たの。ミオ根負けしたの。」

・・・それはお前の自業自得だぞ全く。

シルフィーといいミオといい、どうして俺の嫁達はみんな揃いも揃って自慢癖があるのかな?

やれやれ。

「リッリオン様は創造神マーフ様の旦那様だと聞いたのです!ぜっ是非とも私アクアにも美味しい料理を食べさせて欲しいのです!正直ずっと海を管理し続けていてとても退屈だったのです!」

・・・またしても俺への餌付け希望者が現れたぞぅ!

因みに(俺の部屋にいる)他の嫁達はと言うと、

「おおっアクアよ久しぶりなのじゃあ!」

「アクアちゃんおひさですぅ♡」

「伝承に語られる海の精霊アクア様・・・。お会いできて光栄です!」

「アクア様!お久しぶりです!このシルフィー、恐悦至極でございます♡」

そして例によって悠里はと言うと・・・。

「おおっやはりここはエデンだよぅ!のじゃ娘になの娘に加えて、のです娘まで集うなんてまさしく奇跡だよぅ!」

・・・何やらまたしても謎テンションだ。

まぁ1人増えてもどうと言うことは無いからな。

だがしかし!ランチの話はまた次回だ!

のです娘は出したかったのです!

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