のじゃ娘
学生時代国語3でしたm(*_ _)m
「痛いのじゃあ〜〜〜シクシク」いつの間にか巨大なドラゴンが消え失せて、真紅の髪を腰まで伸ばした美少女が泣いていた。
見ればダ女神が赤毛の美少女になでなでしている。
『リオンさん!ムーちゃん虐めたらダメですぅ。メッですぅ。』俺が悪いのかい。
「それよりもこの女の子誰だ?」素晴らしいダブルメロンだが。
『もう!ムーちゃんに決まってますぅ!プンプン!』
「えぇぇぇぇぇぇぇ!?」人化ってやつかな?相変わらずテンプレだなぁ。
いやそれよりも重要な問題がある。
「まずは服を着ろ!」
言われた赤毛美少女ははっとして、見る見る茹でダコみたいに真っ赤になった。可愛い。
「わっわぁぁぁぁぁぁ!人化したの2000年振りで忘れていたのじゃぁぁぁぁぁ!?コイツはうっかりなのじゃあぁぁ!」
右手でお胸を、左手でアソコを必死に隠している。エロい。
『フッフーン♡こんなことも有ろうかとぅ、あらかじめムーちゃんの服を用意していたんですぅ!!じゃじゃーん!』
言葉でじゃじゃーんなんて言うヤツ初めて見た。
「うぐっひぐっ」涙目、いやマジ泣きしながらムーちゃんらしき女の子は着替える。だがしかし・・・・
「エロい服だなぁ」
いやだって、年末の国際展示場でのコミケのコスプレみたいな服装だよ!?
・・・具体的にどんな衣装かは敢えて言うまい。BANされるわけには行かないから><
「エッエエエエロいとはなんじゃぁぁぁぁぁぁ!!こっこれこそはっ!マーフ曰く至高のさきゅばすとやらの、モルガンと言うこすちゅーむなのじゃぞ!我を愚弄するつもりか!」
・・・お前が原因か・・ダ女神よ。
てかバハムートに何吹き込んでいる?地球の怪しい知識を撒き散らすな〜!
「わかった。服の事はもういい。話を戻すと、お前がバハムートって事でいいのかな?」
話を戻すのにかかった労力を返せ。
「うむ。我はバハムートなのじゃ!お前からはマーフの匂いがするのじゃ!ならお前もマブダチなのじゃ!」
「うっうむ。こちらこそ宜しく。」
「それにしてもお前凄く強いのじゃ!強い者は拳を交えて仲良くなるのじゃ!以前マーフから借りた漫画に書いてあったのじゃ。『強敵』と書いて『とも』と読むのじゃぁぁ!!」
・・・ツッコミその1。バハムートはまさかの、のじゃ娘。
その2。あのダ女神は地球の漫画コレクターなのか・・・
しかもダ女神が貸した漫画が寄りによってあの世紀末の、頭や体が吹っ飛ぶ、「あべし」「ひでぶ」のアノ漫画だと?
「何をボソボソ言うておるのじゃ。お前とは拳を交えてマブダチになったのじゃ!お前はもう、死んでいるのじゃぁ!」
死んで無い死んで無い!
『うふふ。リオンさんとムーちゃんは仲直りしたみたいですねー。』空気読めないダ女神ここにあり。
・・・ん?
ここに俺の頭に〇ュータイプの脳内稲妻がキュイーンと来た!
新たな俺の作戦を思い付いた!
新たな作戦名・・・其れは・・・!
ハイファンタジーなのかエッセイなのかよく分からなくなってますね




