赤い人、無双!
作者無双してますー
ダ女神のヤラセによって戦いを強制された俺リオン。
遂に秘策を発動するべき時が来た。
そう!
誰もが知るあの人物に!なりきるのだ!
観れば地面から巨大なドラゴンが現れて来ている。
『グォォォォォwww!!』想像を絶する咆哮が辺り一帯に響き渡る。向こうは既にヤル気満々の様だな。
『あ〜あ〜。人間よ!此の儘滅びるがよいのじゃ!!』
何かセリフッぽい事を宣う古代竜。
だがしか〜し!既に俺はリオンでは無いのだ!
前世にて赤いカラーリングに身を包み、他人の3倍のスピードを出す伝説のあの!男に(中身だけ)俺はなったのだ!
ドラゴンと対峙した俺は用意していたセリフを吐く。
「見せて貰おうか。古代種のドラゴンの性能とやらを!」
ラノベの知識に拠ればドラゴンは初手で必ずアレをするはず。
するとバハムートの口に膨大な魔力が収束し始める。
来た!
言わずと知れたブレスだ。
初手で最大攻撃食らわすのはラノベでもセオリーだしな。
まあ躱すけどね。ほぃっと。
ついでに用意していたセリフその2だ。
「当たらなければどうという事は無い!」
ズガガガガァァァァァァァン!!!
外れたブレスは地面に激突し巨大なクレーターを形成した。
よし!ここで用意したセリフその3だ。
「なんという事だ。あのブレスは、戦艦並の威力を持っているというのか!?」
『チョコマカとっ鬱陶しいのじゃあ!』
セリフその4!
「見えるぞ!私にも敵が見える!」
ここで赤い人を辞めておく。
そろそろ決着つけるかな。
「日輪の力を借りて、今!必殺の!〇ン!アターーーック!」うん、古過ぎて何処からもクレーム来ないと思う。
さて決めセリフはさておき、俺がしたのは唯の魔力をギューってして投げつけただけだ。
食らったバハムートは目を回している。
トドメと行くかな。
「〇イターン!クラーーッシュ!」
単なる飛び蹴りである。
目出度く?バハムートは白目剥いてしまったので、これでめでたしめでたし?になるのかなあ?
やり過ぎたかな(*´ω`*)




