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オムライス騒動♡

朝から姦しいです♡

『馬産ギルド騒動』から一夜明けて。

朝から俺は嫁達の朝食作りなのだよ。

今朝はオムライスだ。

ご飯に俺特製のニンジン、グリーンピース、パプリカ等の野菜をケチャップで炒めたチキンライスの上に、フワトロのオムレツをのせた逸品だ。

2品目はスクランブルエッグ。

実は前世の友人が一流ホテルでシェフをしていて、そいつからそのホテルのスクランブルエッグを教わったんだけど・・・。

驚いたよ。何しろ『スクランブルエッグ』なのに、『スクランブル禁止』だと言われたんだからね!

作り方は拍子抜けする程簡単だ。

溶いた卵を、予め強火で予熱しておいたフライパンに投入。すぐに火を止めて、後は予熱で30秒くらいで、表面がプリンの様になったら木のヘラで慎重にお皿に移す。

其れだけで、驚くべき美味しさのスクランブルエッグの完成だ。お好みでソース、ケチャップ、醤油等で召し上がれ。

スープは俺特製の野菜スープ。各種野菜を丸一昼夜煮込んで、仕上げにキャベツ、ニンジン、ベーコンを投入して味を整えて更に2時間煮込んで漸く完成した手間のかかる極上スープだ。

朝から呑む気満々の嫁達の為に(軽めの)酒類も用意して、モーニング開始です♡

「リオン!このオムライス美味いのじゃぁぁぁ♡上のオムレツフワフワでトロトロなのじゃぁ♡ビールお代わりなのじゃぁ!」

「リオンさん♡オムライス美味しいですぅ♡上のオムレツもそうですけど、中のチキンライスも美味しいですぅ!ビールお代わりですぅ!」

「リオン様!こっこのスクランブルエッグは!?信じられません!私はこれまでこれほどのスクランブルエッグを食べた事がありません!」

「・・・オムライス美味しい♡・・・野菜スープも美味しい♡・・・ビールお代わり・・・。」

「リオン様♡オムライスと野菜スープどんどんお代わりですぞぅ♡ビールもお代わりだ!」

「リオン神様♡このスクランブルエッグはまさしく至高の味!野菜スープは究極の味です♡私とお付達に全種類とビールお代わりです♡」

「美味しいの♡朝からフルパワーなの!オムライスは朝から幾らでも食べられるの!スクランブルエッグは最早水なの!野菜スープに至っては相変わらずのリオンちゃんのトンデモ野菜なの!力もりもりなの!ポパイのほうれん草なの!早速この後仕事するなの!エイエイオー!なの♡」

・・・ふとルイーゼが静かなので様子を見ようとすると、1枚の紙が・・・

『朝食3人前及び野菜スープ寸胴1つ分を頂きました。愛しのルイーゼより。』

ルパ〜〇!やりおったな〜!

・・・てな感じで、朝のイチャイチャを消化するリオンです♡


さて、(朝からビール飲みまくった)嫁達は午前中のお昼寝タイムだが、俺に休息の文字は無い!

きいろ〜と〜く〜ろはゆ〜きのしるし〜♪24時間〜たたか〜えますか?♪

平成の企業戦士(今や絶滅危惧種)には休息の2文字は無いのだよ!

では仕事だ!

この1ヶ月で、フォーチュン国内では空飛ぶ馬車は急速に普及した。頃合とみた俺は馬車を商う商人達に、馬車の生産を通常に(つまり今までどうりに受注生産に)戻す様指示した。

商人達も一連の空飛ぶ馬車バブルが落ち着いた事は理解していたのか、特に異論もなかった。

需要と供給のバランスは大事だからね( ̄▽ ̄;)

次に俺はフォーチュン北の入江に転移した。

すっかり忘れてたけど、例のトリマ王国の私掠船5隻、俺が持っていてもしょうが無いから、帝国に献上する事にしたんだ。

なので入江の帝国側の港に転移して、桟橋に5隻の船を次々に係留していった。

再びルイーゼの部屋に転移して、朝食中のルイーゼ一家に、

「すっかり忘れてたけど、トリマ王国の私掠船5隻、帝国に献上するから宜しく♡」と一方的に通告して、すぐさま転移してフォーチュンに帰還した♡

そろそろお昼時だな。

だがしかし!事情により、続きは次回だ。


書いてる途中でリアル事情が・・・。ぐぬぬ。

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