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私の独白+α(後書き

作者: 隅の火星人

本文が後書きより短い不思議。

最後だけ流れが変わるので、見ない方がよいのかもしれないしそうじゃないのかもしれない


私は本と私の彼氏が好きです。


私は本を読むときに、集中して自分の世界に入り込んでしまって、


周りが見えなくなってしまいます。


でも彼はそんな私のことが好きみたいで、


私が本を読んでいるときに彼はいつも隣で


ソファに腰掛けて私を見つめながら微笑んでいます。


私が顔を上げて彼と目が合うと、


また優しく微笑んでくれます。


私も彼も美しい顔立ちではないけれど、


暖かい日常で私はすごく満足しています。




私は時々自己嫌悪に苛まれてしまいます。


私がこんな彼のそばにいていいのかな。


私は彼に何もしてあげられてないな。


何か失敗したりするとすぐに


私はやっぱりだめなんだ。と思ってしまいます。


それでも彼はいつもそばにいてくれて


私を解放してくれます。


どれだけ感謝を尽くしても足りません。


本当に、本当に、ありがとう。




本は私たちに多くのことを教えてくれます。


それこそ小説だろうと、絵本だろうと、漫画だろうと、


だけど、私は何度も読んでいると、


どうしても人間の醜さに目を奪われてしまうのです。


そうして生み出された私の考える人間の醜い本質(悲しい現実)に


私を当てはめてしまうのです。


そうやって私は自分の未来や力を制限してしまうのです。


「力足らざるもの中道にして廃す。今汝は画≪かぎ≫れり。」という


孔子の言葉も理解することはできます。


理≪ことわり≫として解することはできます。


だけれども、それに対して納得し、分かることができないのです。


そんなとき、私の彼はカレーを作ってくれます。


なぜカレーかは分かりません。


だけどそんな彼の温かい心遣いに、


私は本を経て学んだはずの人間の本質をすっかり忘れてしまいます。


結局私の考えている人間の本質なんて、ただの悲しい一面でしかなく、


総てのことを表してはいないのです。


そう私の彼氏に分からせられると、なんだか安心してほっとしてしまいます。


嬉しくて楽しくてほんとに仕方がないのです。




ある時、『こゝろ』を読んでいました。


「しかし君、恋は罪悪ですよ」


そう『こゝろ』の中で先生はおっしゃっていました。


ですが私はそうは思えません。


私はその先生が、灰色の瞳で物事を見つめているように感じます。


しかし彼がいる時に私の眼の前には、明るく綺麗な色で満ちた、


美しい世界が広がっているのです。


彼がいなければ私がこの色を目にすることはかなわなかったように思えます。


だから、柔らかな彼を思うと、先生の言葉が嘘であるように感じるのです。


だから、恋は決してただ罪悪なものではないと私は思います。




私は本が好きです。


私は彼が好きです。


あなたは何が好きですか?


あなたは好きのために生きていますか?


あなたにとって幸せになるために最も大切なものは何ですか?


あなたはそれのために何をしていますか?


私は自分の好きのために、


絶対に約束を破らないようにしています。


守れなさそうな約束はしないようにしています。


毎日自分に「大丈夫。」と声をかけています。


あなたは幸せになるために、何をしていますか?


私の一つの考え方


※最初から否定的にものを見ると粗が多く見つかってしますかもしれないので、

 読み流す程度に読んでくれると幸いです。

 また、最初は受け入れるようにして読み、

 その次に、なぜこの考え方が正しいと言っているのか、というように「なぜ」を考えて

 読むことをお勧めします。


必ずどんな状況も変えることができます。

いじめられていたら転校すればいい。家出すればいい。

絶対にしてはいけないことなんてないんです。


盗むのが嫌なのは、周りの人に白い目で見られるのが嫌だから。

犯罪がだめだと思うのは、つかまるのが嫌だから。罪悪感があるから。

どんなものにも、いろいろな理由があると思います。

ですが逆に言えば、それらを我慢したり耐え忍ぶことができるなら、

それらのことはしてもいいことなんです。

あなたの人生を決めるのはあなた自身しかいません。

周りの人の言うことを聞かなくても生きていくことはできます。

もはや生きていく必要もないのかもしれません。

周りの人が言う悪いことというのは、

周りの人にとって不利益を被ることになるから、それらは、悪いことといわれているのです。

でもそれはあなたにとっては真実ではない可能性があります。

それを確かめることができるのもあなた自身しかいないのです。


わたしは哲学というのが、定義づけの学問だと思っています。

本当の好きとは何か。

この世界とは何か。

結局それらは定義づけでしかないのです。

だからあなた自身の哲学で、あなた自身の定義で、

あなたはあなたの人生を歩んでいけばいいのです。

本当にこの世界でただ一つの思想というのは存在しません。

どれだけ異端な者であろうとも、同じ考えを持つ人間はどこかに存在しています。

いま世界には約70億人もの人達がいます。

もしあなたが、生きる意味を見失っているのならば、

同じ考えを持つ人間を70億人の中から探すようにしたらどうでしょうか。

恥を捨てればいつでもその人を見つけることができます。


何かを得るということは何かを捨てるということに相違ありません。

だから失うことを恐れてはもったいないと私は思います。

失うものと得るもの。それらの比較をして、もし得るものの方が貴方にとって大きいものならば

絶対にそれをするべきでしょう。

リスクはどんな状況にも存在します。

とある人?の言葉を用いると、

「リスクとは避けるものではなく、適切に取るもの」だそうです。

本編の最後にあるように、私が最も言いたいことというのは、


あなたにとって一番大切なことは何かをよく考え、そのために行動したらいいと思う。


ということです。

もし行動しないことが大切ならば、行動しない行動をしてもよいと思います。

何をするのかはあなた自身が決めることです。

私にあなたの人生を決める権利はありません。

私ができることは、あなたがよりよい人生を歩めるように助言をすることだけです。


中身のない薄っぺらい言葉だと思うかもしれません。

でも一つの考え方としてここに記しておきたいと思います。


隅の火星人

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