公爵令嬢流離譚~拝啓 私の死を希望するあなたへ~
タイーブ王国公爵令嬢、レジーナ=オレンツィーは頭を抱えていた。
自身が乙女ゲームの世界に転生した元日本人だと思い出したからである。
しかも彼女はコミカライズ版のスピンオフ漫画しか読んだことが無く、原作ゲームの知識に乏しいためどう物語が動いていくのかすら分からない。
「いっそ処刑を待ったほうがいいんじゃないかな」
諦めたように日々を過ごすレジーナだったが、どうも王立学園で出会った『主人公』の様子がおかしくて……?
「あたし、レジーナ推しだったんですよね」
「ねぇ、あなたとの『友情』エンドをあたしにください」
――そして迎えた卒業式、レジーナの前で繰り広げられた光景とは。
自身が乙女ゲームの世界に転生した元日本人だと思い出したからである。
しかも彼女はコミカライズ版のスピンオフ漫画しか読んだことが無く、原作ゲームの知識に乏しいためどう物語が動いていくのかすら分からない。
「いっそ処刑を待ったほうがいいんじゃないかな」
諦めたように日々を過ごすレジーナだったが、どうも王立学園で出会った『主人公』の様子がおかしくて……?
「あたし、レジーナ推しだったんですよね」
「ねぇ、あなたとの『友情』エンドをあたしにください」
――そして迎えた卒業式、レジーナの前で繰り広げられた光景とは。
緩やかに閉じるエピローグ
死んだほうがマシな現実ってあるよね
2021/04/27 22:33
私は処刑待ち令嬢です
2021/04/27 22:48
(改)
終わりに向かって始まるよ
2021/04/28 12:00
You are 『XXX』.
2021/04/29 12:00
(改)
あなたの涙が、SOSを伝えていたから
2021/05/06 18:00
白い蝶々と作戦会議
2021/05/07 18:00
『主役』が出揃いました
2021/05/08 18:00
焦げついた光景
2021/05/14 18:00
唱えた『せいひ』
2021/05/15 18:00
蝶々は羽ばたいた
2021/08/05 18:00