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俺たちは正義だ、  作者: 黒猫
7/8

記憶のかけら

ー9月27日ー

『奏……愛してる…』

はっ、目が覚めた。

何か声がしたような…






心の中で一つだけ、何かの記憶が抜かれてる気がする。それは、あの事件の日から、思い出すと涙が出て、忘れてしまう。文香は俺にとってなんだったんだ?

なぜか思い出せない。なんなんだこの気持ち…






「おはよう、奏くん。」

「おはようございます、え、っと」

なんて呼べばいいのかわからなかったがすぐに。

「結弦くん、でいいよ。」

と言ってくれた。そして、

「今日から俺をお兄ちゃんのように扱ってくれ、少しでも仲良い方が信頼できるパートナーになれるだろ?」

「はい!わかりました!」

自分には兄がいたことがないからとても嬉しかった。

「一つ、昨日から気になったことがある。」

といきなり真剣な顔をしてるのでびっくりした。

「俺とは昨日、初めて出会ったんだよな?」

と意味不明な質問を言ってきた。

「はい、そうですけど…」

俺はこの答え以外に思いつかなかった。

昔どっかで見たとかかな?とも思えるくらい覚えていなかった、というか多分初対面だ。

「そっか、なんでもない。」

と彼は言ったが、顔は少し暗かった。

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