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未来戦記  作者: ソレイユ
1/1

プローグ


203X年、中華人民共和国は日本、アメリカに宣戦を布告した。

中国軍は5個機動艦隊を使いアメリカ・日本連合艦隊を撃破。瞬く間に対馬、九州、中国地方を占領した。

中国軍として破竹の勢いで首都東京を目指したがアメリカ・日本連合軍はどうにか四国、関西で抑えていた。

国連から停戦協定の指示があったが、中国は無視。

超大国となった中華人民共和国はもはや、どの国も止められないレベルに軍事、経済が強大になっていたのであった。


日本は亡国の危機あった。

そこに現代の英雄と言われることななる者が

初めて歴史に現れることはまだ誰も知らない。







202X年、世界不況に陥っていた。アメリカの大企業は軒並み倒産、EU各国は財政が余計にガタガタになったと新聞で見た。

日本はオリンピック以降、株価は急落し人口が激減、人々は絶望していた。


母親しかいない高校3年の彼は、経済的に大学に進学できず、就職できないという現実にいた。


しかし、そんな絶望なかある募集の紙を見つけた。


「求む若者!日本を守ろう〜防衛軍地方本部」

この情勢で、なる人いるのかな?歴史好きな俺しては今後、間違えなく日本戦争しそうだが。不況だし、やはり、これしかないか。国家公務員だし、給与はちゃんと貰えるし受けてみるか。まあ、合格できるからわからないし。そんな軽い感じで受けてみることにした。



11月某日

広報官から電話があり、一般曹候補生に受かっていた。俺は母親を安心さられると思っていた。




こうして、彼の一般人として人生が終わり。

彼の軍隊人生が始まった。



5年後、彼は

第3師団衛生連隊 看護隊に配属されていた。階級衛生伍長。


(はぁー失敗した。自由ないし、普通につらいよ。)

どうした?顔がつらそうだぞ?顔を覗いてきたのは佐々木衛生軍曹だった。


「いえ、たいしたことありません。

それしてもいつまで我々は北の警戒のため

北海道にいるのでしょうか?」


「さあな。」佐々木軍曹はやつれた顔でテントに戻って行った。


そう、我々はロシアの警戒のため派遣れてきた。近年、樺太に戦力を集中していたため、日本は急遽、北海道へ戦力を集中していた。


しかし、不思議でロシアは樺太に戦力を集めるたが演習のみであまり動きはなかった。しかし、戦力としては10万規模の演習で日本として警戒しないわけにはいられなかった。


佐々木軍曹、そもそもなぜロシアはこの時期に活発化したのでしょうか?


「メディアはガスを売りたいため、日本へ交渉してきたが言い値を得られなくて、脅しをやっているとは言ってるがまあ、違うだろうな。」


日本は経済が急激に縮小化を進めた。つまりは省エネを測ったのだ。無駄なサービス、贅沢をなくし、色々な弊害だしながらも人口相応の経済にし、世界不況を乗り切った。日本として無駄なエネルギーはいらないのである。


「やはり、日本の戦力を分散化を図るためでしょうか?」


「それもあるかもな、でもそれは俺たちが考えることではない。衛生である俺たちにはな。」


そう我々は衛生連隊であり、一般兵である。

負傷者がいなければ仕事はないし、ただの駒。

関係はないのである。


「そうですね。」


世界のパワーバランスはここ数年で変わってしまった世界不況からいち早く立ち直った国は、中華人民共和国だった。彼は不況に関わらず成長していたのである。アメリカは不況から立ち直れず、日本は経済を縮小を進めた。


中華人民共和国は、ロシアと経済条約を結び、EUを支援した。


インドも成長を続け、日本を超えた。


わずか数年で世界の政権交代が起こってしまったのである。


北海道に配属され1年、なんとか生きてきた。このまま何もないことを祈るのみだ。


そう思っていたが、それは急に起きた。









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