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The Creation of Witchcraft Online(魔術創造)-最強魔術師への道-  作者: える
第一章 魔術の深淵を覗く時
25/36

禁忌の魔法

感想、ブックマーク感謝です。

「おぉ! なんと、まさか飛竜の卵を持ってきてくださるとは……!!」



 大量に発動される魔法を掻い潜り、純白の髪を振り乱しながらプレイヤーをキルしていく姿は美しかった。

 狂喜乱舞しているディオネを横目に、俺は安全になった竜の巣にて無事に飛竜の卵を入手することができたので、その卵を小人たちの元へと運ぶと、族長のルドルフさんが驚愕の顔を見せた。


「こんなにも貴重なものを頂いたのですから、こちらも相応の物をお渡ししなければ……」


―――――

ミニクエスト【小人族のお願い】

をクリアしました。

MMディスク《エクスハティオ》

を入手しました。


ミニクエスト【小人族のお願い】

最大満足度を達成しました。

特別報酬トレジャーメダル1,000枚を獲得しました。

―――――


 エクスハティオ……?


 なにやら名前からではイメージが湧かない魔法が記録されたMMディスクを手に入れた。

 ミニクエストではMMディスクしか手に入らないと思っていたが、特別な条件を満たしたようでトレジャーメダルも獲得することができた。


《エクスハティオ》

レジェンドディスク

かつて禁忌の魔法を浴びたモノは蒸発して消えた。遺骨を拾うことも許されない。


 なんか怖いんですけど!?


 というか、MMディスクの説明文が説明文の役割を果たしていないことについて……。とりあえず使ってみろということなのか? 「禁忌の魔法」とかいう表現が怖すぎる。使う機会があったらぜひ使ってみたい。でも、レジェンドディスクがみんな《ボルカニックシャークバイト》ほどの規模の魔法だとしたら下手に使えないんだよな……。

そんなことを思いながら再び森の中を進んでゆくのであった。





 結局1日目にディオネと共闘したローカ・ルグラ戦が俺にとっての今回のイベントのハイライトだった。その後、二日目もコツコツとミニクエストを進めて、イベント終了時のトレジャーメダルは8,930枚の獲得となった。


 全4回行われたイベントが全て終わり、公式サイトにて順位が発表された。1~4回のパートごとの順位と、全4回を通しての順位がそれぞれ発表されて、それぞれの順位に応じてのMMディスクの獲得と、トレジャーメダルが配布される。トレジャーメダルはイベント終了後から約1か月の間、景品アイテムと交換できることになっている。


「えーっと、俺の順位は……」


―――――

【イベント第1パートランキング】

1位 ディオネ            獲得トレジャーメダル23,760枚

2位 Dr.蝸牛かたつむり     獲得トレジャーメダル10,460枚

3位 ダニエル            獲得トレジャーメダル8,930枚


以下略……



【イベント総合ランキング】

1位 ペロロンチーノ         獲得トレジャーメダル31,100枚

2位 アシタカ            獲得トレジャーメダル27,520枚

3位 ディオネ            獲得トレジャーメダル23,760枚


21位 ダニエル


以下略……


—————


「おぉ! ランキング入ってる。」


 パート別では3位、総合では21位という結果になった。トップのプレイヤー達は1万2万を軽く越えている。それでも21位に食い込めたのはディオネのおかげだな。総合3位にランクインしたディオネは凄まじい……片っ端からプレイヤーをキルして回っていたらしい。

 後日分かることだが、“Dr.蝸牛”というプレイヤーはディオネがレジェンドディスクを手に入れるきっかけになった「イケメンなおじさん」らしい。ディオネに倒されなかったら順位は変わっていたかもしれない。



 公式ホームページを確認してからログインするとすぐにアナウンスが入った。


―――――

プレイヤ-ダニエル様

このたびはイベントへのご参加ありがとうございました。


パートランキング3位の報酬をお渡し致します。

「レジェンドディスクチケット」×1

トレジャーメダル5,000枚


総合ランキング21位~30位の報酬をお渡し致します。

「ゴールドディスクチケット」×1

トレジャーメダル1,000枚


―――――


 イベント内で獲得したトレジャーメダルはそのまま入手できるため、合計で14,930枚となった。

 「ディスクチケット」はイベント内で自分が入手した該当レアリティディスクの中から1枚選択して獲得できるチケットだ。もし、レジェンドチケットを貰ったが、イベント内でレジェンドディスクを1枚も入手していないという場合などには、イベント内で実装されているレジェンドディスクの中からランダムで1枚入手となる。


 俺は少し悩んでから、レジェンドディスクは2枚のうち《エクスハティオ》を選んだ。ゴールドディスクに関してはイベント2日目に何枚かゲットしたのだが、その中から《パイライトハザード》という魔法を選んだ。


 イベント内ではブロンズ~レジェンドすべての魔法の使用回数が10回になっていたが、それはイベント内限定での話。さすがにレジェンドディスクほどの規模の魔法を何発も発動できるとなるとゲームバランスも壊れかねないと判断したのか、それぞれのディスク魔法に関して1日の使用回数が定められた。


 ブロンズ10回

 シルバー5回

 ゴールド3回

 レジェンド1回


 となり、ゲーム内時間の0:00に回数がリセットされる。


 一度MMディスクをインストールするとディスクは消失し、毎日の回数制限はあるものの、永続的に使える魔法となる。誰かに奪われる、譲渡するというのはイベント限定のルールのようだ。


 あとは……メダルの景品交換かぁ。


 流石にイベント不参加のプレイヤ-もいるためMMディスクは景品に上がっていない。イベント記念の装備やグッズなどが多い。他には……おぉ、これは面白いな。

 いくつか景品と交換した。まだトレジャーメダルは残っているが後々交換することにしよう。





 イベントを挟んだからか、久しぶりにやって来た気がするな。


 俺はゲームにログインした後、【裏山道】にやってきていた。その理由はイベントで入手したディスクの試用と、イベントで色々な魔法を見たことで創作意欲が増したからだ。


 説明文で禁忌の魔法と称されていた《エクスハティオ》というレジェンドディスク。結局イベント内では一度も試す機会が無かったのだ。プレイヤーや強力なモンスターと出くわしたら…と思っていたが運が良かったのか悪かったのかエンカウントすることはなかった。


 モンスターで試すのがいいかなぁ、と思いながら山道を歩いているとロックタートルが3頭ほど、岩場にできた水溜まりで水を飲んでいるのが見えた。そのうちの1頭に狙いを定める。


《エクスハティオ》

 

 ……何も起こらない? 


 そう思った瞬間、岩石を纏った硬いロックタートルの身体が煮立った液体のように泡立ち……爆発した。


 突然の爆発で、ただ咄嗟に身を屈めて爆風を耐え忍んだ。静けさが戻り、ロックタートルがいたはずの場所に視線を戻すと、そこには何も残っておらず、水溜まりすら消えて半球状のクレーターができあがっていた。近くにいた2頭のロックタートルのうち、1頭は姿が見当たらず、もう1頭の半身は地面と同じように半球状に削り取られたようになくなっており、少ししてから光の泡となった。


「いったい……何が起きたんだ?」



イベント二日目の内容もあったのですが、ローカ・ルグラ戦ほどの盛り上がりは無かったので割愛しました。第一回イベントは終了で、ゲーム本編に戻っていきたいと思います。


初期投稿から、トップ1.2のトレジャーメダル獲得数及び、設定を少し変更しています。

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― 新着の感想 ―
[一言] 仮想現実、電脳世界を構築できるほどの技術力があるなら多分ネタバレ禁止で非公式サイトにネタバレ投稿されてたらアカウント特定されて垢BANになると思いますよ?それを見ちゃった人は厳重注意とかにな…
2020/06/07 22:05 退会済み
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