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品子の青春6

前回の続きです。

まだまだ続きますので、どうぞ宜しくお願い致します。

予報ではしばらく雨が続くと言っていたけれど、いつもより幾分早く目覚めた昭三が空気の入れ替えで窓を開けると、山々の間に薄っすら虹がかかっていた。

ガラス玉のような雨粒が家の周りを囲む木や草や花の上でキラキラと光り、見慣れた庭を綺麗に見せてくれていた。

雨どいの下にある大きな石のくぼみに溜まった雨水を飲みに、裏山から様々な鳥が降りてきて賑やかだった。

体調が芳しくない品子に代わって、今朝も昭三が飯を作った。

昨日の残りのご飯は川の傍で暮らしている千田のばあさんがこしらえた自家製味噌と、庭に植えてある大葉を使って焼きおにぎりにした。

昭三の得意な甘い卵焼きと、後は昨日と同じ切干しや沢庵それにいやらしいだけ残った豚汁。

それとまたぎ仲間の山口のとっつあんが山に入って採ってきた「蕗」を、かつおと昆布のあわせ出汁で炊いた煮物が並んだ。

すっかりと下処理されてある蕗を煮ながら、昭三は子供の頃のことを思い出していた。


父、昭三は7人兄弟の末っ子として都会の履物屋の家に生まれた。

だが、戦後間もない時代だった為に、一家は食い物に困るほど大変な生活を強いられていた。

小学校へ上がる前、昭三は母の遠い親戚だという、この山間にある村山家へ養子として出されたのだった。

昭三の上の兄弟数人もまた、それぞれ他の山村や漁村などで子供を亡くした家に跡取りや手伝いとして養子や丁稚に出されていた。

「…しだらなぁ、昭三…今日がらこごの家さ世話になんだど…ここだら、腹いっぺぇ飯さ食わしでもらえっがらなぁ…いがったなぁ、昭三…ちゃんとこぢらのお父さんとお母さんの言うことさ聞いで、いい子で暮らすんだどぉ…」

戦争から戻って間もなかった実の父に手を引かれ、やってきたこの家を見た昭三は、はぁ~と目の前の大きな家を見上げるとしばらくぽかんと口を開けたままだった。

古くてボロボロの風呂敷に兄弟からのお下がりの下着や使っていた歯ブラシを入れ、生みの母が自分の浴衣をほどいて縫ってくれた、他の兄弟とお揃いのお守り袋を首から提げると、幼かった昭三はこの家の子供になった。

村山の家の父は農家で、母は小学校の教師。

3人の息子を戦争で亡くしてしまった為、昭三を跡継ぎとして迎えた。

あどけなさが残る昭三を夫婦は本当の息子として、可愛がり一生懸命育ててくれた。

都会の実家では腹がいっぱいに膨れるほどの飯を食わせてもらえなかったのだが、唯一家族全員沢山食べられたのが蕗の煮物。

それだけはちゃんと皆で分けても充分なほどの量があった。

新しくこの村山の家の子供になって同じ蕗の煮物を何度食べても、昭三の心の中では実の母が炊いた方がいつまでも美味しい思い出の味なのだった。


「おはようさん…父さん、ごめんねぇ、なんか寝坊してまって…いや、それにしでも、父さん、いっぱいこさえたねぇ…これ、全部食べてもいいんだべか?」

寝ぼけ眼でぼっさぼさの髪の品子は、だるそうにしながら立ったまま沢庵を1つ口に入れた。

「こんれっ!まっだく行儀わりぃどぉ…品子、父さんも早く食いたいがら、おめぇもとっとと顔さ洗ってごい…なぁ。」

「は~い。」

力ない返事と共に目を擦りながら品子は洗面所に向かった。

昭三は足元で体をすりすりこすり付けている猫のしーちゃんに、「はいはい、ちょっど待で待で待ってけろよ、しーちゃん。」と言いながら餌の支度に取り掛かった。

昨日と同じく、昭三はかご編みを休んで家のことをした。

品子はやはり昨日と同じく作業場でせっせとかごやざるを編んだ。


お昼前、郵便局の前田がイタリアからの大きな荷物などを届けにやって来た。

「おはようございま~す!村山さ~ん!荷物なんですけんど…」

縁側から前田が声をかけると、丁度シンクの掃除をしていた昭三がゴム手袋を脱ぎながら出てきた。

「あんれぇ、前田君、おはようさん…」

「あのぉ~…ゴミの収集来てますけんども…」

喉が渇いて冷蔵庫の中にある、春子からもらった手作りの林檎ジュースを飲みに作業場から出てきた品子が、急に慌てだした。

「ああ~っ!そんだぁ!今日、ゴミの日だったんだべぇ~…父さん、ごめん…ちょっと出してくるわ…ああ、前田さん、こんにちはぁ~!あの…ちょっと…ちょっとあの…」

バタバタと廊下を走ると、品子はつっかけのまま外に飛び出して行った。

家の下の坂にはゴミ収集車が止まっており、運転席から渡辺が下りてこちらに向かってくる途中だった。

「ああ、渡辺さん!おはようございますぅ…すんませ~ん…ちょっと…あの…ちょっと待っでてもらえるべかぁ…すんませぇ~ん!」

「ああ、品子ちゃん、大丈夫だんよぉ…ああ、俺も手伝うさ…ちょっと待ってけれ!」

品子の高校の1つ上の先輩渡辺は、当時野球部のエースとして女子から絶大な人気を誇っていた。

当時品子は「哲学の彼」が好きだったので、正直、同級生などからきゃーきゃー騒がれている渡辺には興味が無かった。

だが、家で父と仕事をするようになると、それまで同年代の友人達と毎日わいわい楽しく騒いでいたのが妙に懐かしく尊い出来事だったとさえ思うようになっていった。

そんな時ゴミの収集で度々会っていた渡辺の何気ない優しさが品子の心を捉えると、次第に品子の中で彼の存在が大きくなっていったのだった。

ほぼ毎週の水曜日に会っている原田大吾には、渡辺に抱くようなドキドキは何故かまるで沸かなかった。

日に焼けた肌に厚い胸板、たくましい腕、爽やかな坊主頭の背の高い彼は、清掃局員としてこの地区のゴミの収集を任されていた。

この集落では2週間おきに今回は燃えるゴミ、次は燃やせないゴミと変わり順番で収集にやってくる。

その他の缶や瓶、ペットボトルや牛乳パックや新聞、ダンボールなどの資源ゴミは、隣町の小学校の資源回収で3ヶ月に一度ほどの割合で回収に来てくれる。

人数が少ないこの地区ではそのくらいのペースで十分だった。

ちなみに新聞も毎日届く訳ではなく、1週間に一度まとめてやはり隣町の新聞販売店から電車で届いたのを、郵便局員である前田が配達用の四駆の軽自動車で各家々に郵便物や荷物などと一緒に届けてくれるのだった。

外の物置小屋の横にある昭三が作った木の大きなゴミ箱から、品子は慌てて袋いっぱいに入ったゴミ袋を2つ取り出した。

持って行こうと振り向くと、そこには渡辺が待っていてくれた。

「ああ、品子ちゃんはここでいいよ…俺、持ってぐがら…」

「あの、渡辺さん…だって…あの…なんかわりぃねぇ…いっつも…ありがとう…」

「んや…これが俺の仕事だから…なんもさ…」

「あっ!そんだ…渡辺さん…ちょっと…あの…ちょっとだけ待っててける?」

「?」

「あの…すぐだからぁ~!」

渡辺に見つめられドキドキが止まらない品子は、急いで家に戻った。

縁側では父と前田が楽しそうにお茶を飲みながら、数日前に品子が焼いたクッキーをつまんでいた。

「あっ!それ!」

「ああ、品子、なんした?」

「クッキー!」

「ああ、うめぇなぁこれ…」

「父さん!それ…」

「ああ、ん?なんだべ?…まだまだあったどぉ~。」

「そっかぁ…いがったぁ…」

前田にぺこりと頭を下げると、品子は急いでイタリアから送られてきた美しいナプキンに作り置いてたクッキーをいくらか乗せると、それを更にイタリアから送られてきた綺麗なラッピング用の袋に入れた。

そうして再びバタバタと前田と父の傍を通ると、外へ駆け出して行った。


「はぁ?なんだべなぁ?」

「あはははは…いや…青春…ですねぇ…くっくっくっく。」

訳がわからない父、昭三と、訳がすっかりわかった前田はニコニコと話の続きを始めた。


「渡辺さぁ~ん!」

ゴミ収集車の前でペットボトルのスポーツドリンクを飲んでいる渡辺に、品子は嬉しくなって更に駆けて行った。

すると、前日の雨で濡れた土の道路で滑って派手に転んだ。

「きゃっ!あいたたたたたた…」

ぼさぼさの髪で前が見えなくなっていた品子の前に、大きくて厚い渡辺の手が見えた。

「大丈夫がぁ?品子ちゃん…どっか、怪我しでんでねぇ?どら、立でるかぁ?」

ぺたんと座り込んでしまっていた品子は、クッキーを持っていない方の手を渡辺に差し出した。

「どらっ!」

渡辺の掛け声でようやく立ち上がることができると、品子は無事だったクッキーを手渡した。

「あの…渡辺さん、ありがとう…あの…これ…いっつもゴミ出し手伝ってもらってがら…」

「えっ?ああ、そんなの…ここいらの家のほとんどそうだから、そったら気にしねぇでも…」

「あっ…そうだかもしんねぇけんど…でも…やっぱり…その…悪いがらぁ…」

「そうかぁ…そんだば、ありがとうなぁ…なんかかえってわりかっだなぁ…しだら、俺、行ぐわぁ…じゃあなぁ…品子ちゃん、ちゃんと怪我の手当てした方がいいどぉ…後、それ…とっかえた方が…」

それだけ言い残すと、渡辺は運転席の窓から品子に手を振った。

品子もできるだけ元気いっぱい渡辺に手を振り替えした。

「うふふふふ…うふふふふ…えへへへへ…えへへへへぇ~…」

泥だらけの品子はニタニタと照れながら、渡辺に触れた手を見つめた。

「あっ!やんだぁ…渡辺さんさ、泥つけちゃっただぁ…」

そして、少し冷静さを取り戻すと、今度は自分のテキトーすぎる格好とぼさぼさの髪などが恥ずかしいと思った。

渡辺に絶対に逢える日だと知りながら、こんな大失態をしてしまった自分を激しく責めた。

丁度のタイミングで品子の傍にいたカラスがガァーとだみ声で鳴いたかと思うと、すぐさまふわっと川の方に飛んでいってしまった。


「あんれぇ…品子、どしたんだぁ…おめぇ、泥だらけでねぇの…ああ、ちょっと待で…前田さん、ちょっと待っててけれ…品子、今、雑巾さ持ってぐっから…そこで足さまぐって洗っておけぇ、なぁ。」

父に促された品子は縁側の端にある外の蛇口で、ざっと足を洗った。

「やんや…何?転んだのかい?」

前田の問いに品子は黙って頷いた。

「やんや、痛かったべさぁ…可哀想に…」

「おう…品子、持って来たがら、足さ拭いで、そんまま風呂場さ行げ…なっ!」

こくんと力なく頷いた品子はゆらりとよろけながら、風呂場に向かった。

「何やってんだがなぁ…」

「いやぁ…転ぶのはしゃあないがらぁ…それより、怪我さしてねぇばいいんだけんど…」

「まぁ、そんだねぇ…なんがわりぃねぇ、前田君…ところで、千早ちゃんは元気がね?」

「ああ、ええ…やっと、この間からオムツさとる練習ばしてるとごろです。」

「そうかぁ…めんけぇべなぁ…」

「ええ、まぁ…そんですねぇ…えへへへ。」

駅の中にある小さな郵便局員の前田には、幼い娘がいる。

前田の妻は千早を産んですぐ、若い男を作って出て行ってしまった。

ここよりは割りと賑やかな隣町との境とはいえ、田舎暮らしに耐えられなかったのではないかと前田は逃げた妻が出て行く前の様子を思い出すと、そう思わざるを得ないのだった。

それと姑が一緒に暮らしているというのも、気に食わない原因ではないかと今になって考えに至ったところで、残された幼い娘とその世話をしてくれる母親との生活を今更どうこうする訳にもいかないのが現実だった。

「しだら、まだ…昭三さん、ご馳走様でしたぁ…」

「いんや、かえって引き止めちまっで、わりがったねぇ…それに、いっづも家のは重たい荷物だから…」

首を横にぶんぶんと振ると、前田は優しい笑顔で次の家に向かうのだった。


「あら、品子…なんだ、おめ、シャワーさ浴びたんだがよ…」

タオルで髪を拭きながらこちらへ戻って来た品子を見るなり、昭三は率直な感想を述べた。

「ああ、ごめ~ん…しだってぇ…パンツまで泥だらけだったがらぁ…ああ、そんだ、父さん、今ね、洗濯かけてっがら。」

「そうか、そうかぁ…それはそうと、怪我は?大丈夫がぁ?」

「大丈夫、大丈夫、ちょっと尻餅さついただけだがら…下の道、濡れてだもんだがら、ちょっこし滑っちまって…ところで、父さん、荷物…」

「ああ、そんだそんだ…もう少しでおめぇの誕生日だがらってぇ、ダフネんとことローリーのとこがらも何が荷物来てだわぁ…」

「ええ~!兄ちゃんからもぉ~…わぁ~、嬉しいなぁ~…」

父と品子は二人で届いた荷物をほどいた。

イタリアからの大きな木箱には、毎度御馴染みのチーズやハム類、オリーブオイルとワインにドライトマトなどの食材の他、シャンプーや洗濯洗剤などと一緒に、品子への誕生日プレゼントとして綺麗な包みにレースとサテンのリボンが可愛らしいネグリジェと下に履くペチパンツと、「新色」だという淡いピンクの口紅とやっぱりピンクの瓶のデザインが美しい香水とマニキュアのセットが入っていた。

その他にもう1つ品子のプレゼントと同じ綺麗な包みが入っていた。

「…これ…は?」

同封されていた手紙を読むと、その包みはどうやら仲良くなったしろへのプレゼントだった。

「うわぁ、さっすがダフネ姉だねぇ…すんごくセンスいい~…ああ~、嬉しい~~!…、そだ、父さん!後でしろちゃんとこにこれ届けて来るわぁ!ちょっと作業お休みすんけども、いいよねぇ!」

「ああ、いいさぁ…しろちゃんとこさ届けんだば、しだら、ついでに忠助と春子さんにもちょっとこれ持ってってやってけれ…」

品子と父、昭三だけでは消耗しきれないオリーブオイルやチーズなど、ご近所でもある忠助のところにはいつも分けてあげているのだった。

続いて開けた兄、ローリーからの荷物には美味しそうな焼き菓子と可愛らしい動物の形のチョコレート、それに品子へのプレゼントとしてローリーの妻、つまりは品子の兄嫁が選んだ綺麗な細工の髪飾りとブレスレットが入っていた。

「うわぁ~…素敵だぁ~…真紀子さん、あたしの好みちゃんとわかってくれてるぅ~!うふふふふふ。」

毎日汚れてもいいような格好ばかりしている品子の為に、兄弟達は皆、若い娘さんが持っているような流行のものを品子に買って送ってくれるのだった。

昭三はダフネ、ローリーそれぞれからの手紙を読むと、何とも言えない気持ちで縁側から青空を眺めるのだった。

ダフネ、ローリー本人達は元より、そのそれぞれの伴侶や孫達に逢いたい気持ちがいっぱいに膨らむと、何故か勝手に涙が頬を伝ってしまうのだった。


「父さん!ちょっとしろちゃんとこに行ってくっがらぁ~!」

玄関で品子が声をかけると、昭三はハッと我に返り「ああ、気をつけでぇ。」しか言えなかった。


「こんちはぁ~!春子おばちゃん!いるがい~?」

玄関で中に声をかけると、春子達より先に大きな白い犬ジェレミーが出迎えてくれた。

「ああ、品子ちゃん…どしたの?今日は…」

「おばちゃん、こんちはぁ~…あっ!しろちゃん、あのね…これ、ダフネ姉さんから送って来たんだども…」

「こんなとこだらあれだがら、品子ちゃん…中さ入って入って…」

促されるまま部屋に通されると、品子は春子にいつものイタリアからのおすそ分けを渡した。

そして、しろには綺麗な包みを渡したのだった。

「はい、どんぞ…しろちゃん…これね、家のイタリアのダフネ姉さんからなの…良かったら、開けてみて!」

しろは品子が何を言っているのかわからず、首を傾げてきょとんとするばかりだった。

「あんれぇ、しろちゃん、いがったねぇ…どれ、何さもらったの?品子ちゃん、おばさんが開けてもいいべか?」

「あ、うんうん、どんぞ、どんぞ…あだしもね、しろちゃんのは何かわがんねぇのさ。」

「そう。」

春子は包んでいる包装紙が破けないようにそうっと包みを開けてみると、中には品子がもらったネグリジェとペチパンツのセットの小さめのサイズのが入っていた。

「ああ、しろちゃん…あだしとお揃いだぁ~…うふふふ…嬉しい!しろちゃんとお揃いだぁ…あ、でも色はちょっこし違うねぇ…あだしのはねぇ、薄紫っっての?ラベンダーって書いてあったんだぁ…だども、しろちゃんのは薄い黄色だねぇ…可愛いねぇ~…良かったぁ、今度着てみてねぇ…あだしもきっからぁ…」

「あらぁ、いがったねぇ、しろちゃん…おばさんもね、こん間通販で120センチの女の子の服何着か買ったんだよぉ~…そんだ、さっき前田君来て届けてけれたんだわぁ…ちょっと品子ちゃんも見てける?」

年齢を問わず、女同士はしばらく盛り上がった。


その夜、品子は自分の部屋のドレッサーの前で、ダフネから送ってもらった淡いピンクの口紅を少しだけつけてみた。

「うふふふふ…今度…今度、渡辺さん来る時…どんだべか…ふふふふふ。」

薄っすら口紅を引いた自分の顔を覗き込むと、不意に昼間の出来事を思い出しニヤニヤが止まらなくなった。

女の子週間中の体の重だるさなど吹き飛ばすほど、品子に元気が戻っていた。


最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

お話はまだ続きますので、これからもどうぞ宜しくお願い致します。

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