表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おまけ勇者の奮闘記  作者: 緑光
序章 あなたの役割はおまけです
2/64

第二話 状況の確認

謎の場所にトリップした僕と真衣は謎の人たちから一目散に逃げ出した。


……………………捕まった。三十秒ぐらいで。


「ハア~ケイの足がこんなに遅いなんて」


「いや、僕のせいだけじゃないよね!」


僕と真衣のコント(?)にも目をくれずただ話し込んでいる謎の人たち。どうしようかな。


「おい、君たちはどこから来た?」


あ、質問だ。どう答えようか……


「気づいたらここに来ました」


真衣!?


「なんか突然穴みたいなのに吸い込まれたんです」


正直に答えすぎだよ。ほら、なんか困ってるよ。


「そんなことよりあなたたちは誰ですか?」


ちょ、突っ込みすぎだよ。というかそんなことじゃないよ。ぜんぜん。


「これは失礼しました」


なんか謝ってるし


「我々はこの神殿で召還の魔法陣を作っていた者です」


微妙に答えてないな。


「なんの召還魔法?」


呑み込みはやいね。真衣。


「勇者の召還魔法です」


なんかどや顔で言ってるし。


「んで、それで呼ばれたとか?」


かまかけてませんか?真衣。


「いえ、それは違います」


「どうして?」


なんかさっきからこの2人しか話してない気がする。僕も関係者なのに。


「勇者の召還は今日ではなく、明日行う予定だったのですから」


……………はい?


「それって、つまり……」


これは僕


「誤作動とか?」


こっちは真衣


「はい、おそらくは」


…………そこ、決め顔でいうとこじゃない。絶対。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ