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おはようございヤス。



さて、昨晩は宿屋についたらすぐに寝てしまった僕。エッちゃんも適当に食事をとって、さっさと寝床に着いたそうです。


え、エッちゃんも食事とったり寝たりするのかって?するよー。ご飯は食べなくてもいいらしいけど、人間のふりしてるから食べるんだって。あと情報収集も兼ねてるとか何とか?

睡眠は、寝てる間に分体としてなんちゃらをやってるとか何とか。

前にちらっと聞いたことあるけと、よくわかんないし難しかったから覚えてません。



で、一晩あけて今日。

冒険者の説明を簡単に聞いて、それが終われば早速魔力操作の授業をするのだ!

ん?僕なんで魔力操作しなくちゃいけないんだっけ?


あー、あれだ、エッちゃんと念話するためか。いやつい忘れちゃう。

魔法使いたいよね!ロマン!

ん?魔法?魔術?どっちだ?



という訳で、起きますよ、ハイ。


「いて」


目の前にあるエッちゃんの顔の中心を、右足で踏みっ。

近いよ。





はい、ということでやって来ました町の外。

昨日、薬草採取というお約束の依頼を受注してきたエッちゃん。それを探しに行くという理由で、検問を通過し森へ。ずんずん進んで行きまーす。

今日は歩く気分なので、エッちゃんの後ろについて進んでいく。高い木の枝に飛び乗ったり、なんかの鳥にそっと近づいたり、蛇っぽいのを驚かせたりしつつ、どんどん森の奥へ入っていく。


気配に敏感な生き物は逃げちゃうけど、そうじゃなければこんな風に触れあう(?)事も可能。ま、ちょいと意識して気配を消せばどんな生き物にも気付かれないけどね!エヘン!




「さて。そろそろいいですかね」


周りに人の気配がないことを確認して、エッちゃんが立ち止まった。近くにある適当な岩の上に腰掛けて、おいでおいでされるがままに足の上にお邪魔します。

あーそこそこ。ううん、エッちゃんゴッドハンドや~くるくるぐるぐる。



「まずは冒険者の説明を軽くしておきますね。前にも言いましたが、要は何でも屋です」



冒険者とは。

依頼を受注し、その依頼をこなし、完了させるのがお仕事。

だから草むしりとか買い物代行とか、そんなこともお仕事になる。だからこそ、冒険者はだれにでもなれる。お小遣い稼ぎしたい子どもだって、冒険者登録するのだそうだ。

そういや孤児院の子どもたちは大抵冒険者登録するらしい。


まあそんな子どものお使いレベルから、危険な魔獣討伐まで幅広い依頼がある。依頼はランク付けされ、基準を満たした冒険者しか受注が出来ない。基準は依頼毎に冒険者組合によって定められるそうだ。

組合から許可がおりないと受注も出来ないとな。

冒険者毎に担当者決めてあるほうが適切な依頼の振り分けが出来そうよね。冒険者と組合員の癒着が心配ねー。



さて、そんな冒険者ですが、とりあえず基本的なランク付けがされているらしい。僕的に分かりやすくいうならS級~G級。この世界では1級~8級と数字で表すそうです。登録したては子どもでも大人でも8級。

さっき言った草むしりとかはこの8級で受注できるから、冒険者メインでお金稼ぎしない人は8級~7級止まりが多いそうだ。

7級になると冒険者票に名前と出身地(発行した冒険者組合の土地)が載るから、身分証として使えるらしい。


僕たち、というかエッちゃんはとりあえず7級を目指すそうだ。


「7級昇級は簡単な試験がありますからね。それが終わるまではこの港町に滞在しましょう」


はーい。





よっしそれではお待ちかねの魔力操作についてのお勉強だー!

はい先生!質問!魔力操作ってなんですか?


「魔力操作とは、世界に存在する魔素に干渉する技術のことです」


ほう、技術。


「魔素を魔力として変換し、さらにその魔力を変換して世界に働きかけるのが魔法です」


ほほう、魔素を魔力に変換して、さらに魔法へと変化させるのですね。


「あなたがあの子と呼んでいたエニシ、あの子が杖で使っていたものは魔術ですね、魔法とはまた少し違います」


ほえー。

魔法と魔術、両方あるんだ。


「魔法を使うには才能が必要です。素質、相性といってもいいでしょう。ただし、それはこの世界の人間の場合です」


ほう?ということは?


「つまり、あなたと私については、才能なんて必要ないんですよ。言うなればすべて相性100パーセントです」


おお!つまりどんな魔法でもつかえるとな?!


「理論上は、ですけどね。」


んもう、上げて落とすのやめてー。




さらに詳しく聞くところによると。

エッちゃんと僕は魔法と魔術どっちも使えるらしい。

魔術は、魔法の才能がなくとも魔法を使うために発達してきたものとのこと。この世界では、魔法にはない、魔術でしか出来ないこともあるらしい。当然、逆もまたしかり。

細分化して色々違うところはあるが、一番の違いは発動速度とのこと。


魔術は働きかけるためのプロセスが結構長いんだって。

魔法はほぼ一瞬で発動するんだそうだ。




ほえー。

あの、せんせーい。


「はい、なんですかサブさん」


先生だからさん付けですか?

いやそうじゃなくて。




休憩を要求します!


だれか動物嫌いの家族を説得する方法を教えて下さい

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