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愛しているから

作者: 神林 醍醐郎



愛している


本当に愛している


君は信じちゃくれないだろう


それでも 君を愛している


最期の時まで変わらないまま



別れを切り出したのは


僕の方から


君は泣いていたけれど


そうするよりほか なかったんだ


僕の心は壊れてしまって


歩くことさえ 出来なくなった


そんな僕を 背負わせたくなかったんだ


君は泣いていたけれど


こうするよりほか なかったんだ


愛しているから


こうするよりほか なかったんだ



ひとつの夏が過ぎ去って


偶然 街で 君を見かけたよ


腕を組むのは 優しげな人


スーツが似合う 立派な青年


君の顔には 幸せの笑み



僕は路地に隠れて 泣いたんだ


嬉しくて泣いたんだ


僕では 幸せに出来なかった君が


幸せそうに笑っている


それが嬉しくて泣いたんだ



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― 新着の感想 ―
[一言] 不倫? わたしが幸せにできなかった あなたが、笑ってて 嬉しいことなんか無いけど 逆なら 自分に嘘を言って 無理に別れを切り出すって、死んじゃうか不倫だよね… …
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